2016年5月 6日 (金)

熱狂終わる

 東京国際フォーラムを中心に5月3日から開催されていたクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 熱狂の日音楽祭2016」(以下LFJ)は5月5日、終幕しました。私はといえば今年も会期中の3日間毎日通い、有料公演は合わせて10公演聴き、たっぷり楽しませていただきました。今年は4日の朝方に雨があったものの開場時間には晴れ上がり、久々に会期中3日間とも天気に恵まれ気温も上昇、まさにLFJ日和でした。地上広場で飲むビールが美味しかったです(^^) そこかよ!と言われそうですが、これ重要です、ハイ(^^) このお祭り気分こそがLFJなのです。

 今年のテーマ「la nature ナチュール 自然と音楽」は良かったと思います。かなり私好みでした。ホルスト「組曲・惑星」、ベートーベン「月光」など前から聴いてみたかった演奏が聴けて満足。プログラムガイドを見て、曲は分からないけど面白そうだなと思って取った公演も楽しめました。
 今年は新機軸として、日比谷野外音楽堂が公演会場に追加されました。(代わりによみうりホールが無くなりましたが) 自然のテーマに合わせたようですが、晴れていたこともあってなかなか良かったです。公園の鳥のさえずりとのコラボなんてそうそう無いですものね。
 公演の細かい感想は追々、また書くかもしれません。

 会場も大いに賑わいましたが、「熱狂」という観点でいうと今年はやや大人しめだったかもです。テーマが自然だったからかな(^^; 5日の最終公演は、和太鼓協奏曲「飛天遊」とストラビンスキーの「春の祭典」だったのですが、カーテンコールも程々に案外あっさりと終わってしまったのがちょっと物足りなかったかも。。いや演奏は熱演で大迫力だったのですけどね。

 終わって寂しいLFJ。でもお祭りには始まりもあれば終わりもあるわけで。そして来年もあります。来年のテーマが既に発表されていて「ダンス」だそうです。オペラやバレエなどの舞踊曲が多数出てくるんだろうなあ・・・盛り上がり系の曲が多くなりそうな予感で、早くも楽しみです。

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2016年5月 3日 (火)

今年も今日から熱狂

 大型連休の風物詩、日本最大級のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 熱狂の日音楽祭2016」(以下LFJ)はきょう3日からスタートです。今年は東京国際フォーラムと日比谷野外音楽堂を会場に3日間、丸の内がクラシックを中心とした音楽に染まります。
 今年のテーマは「la nature ナチュール」。フランス生まれの音楽祭ゆえ、万事フランス流ですが、要するに英語のnature=自然です。月、星、大地、鳥、動物・・・演奏曲にはそういったものを主題にしたような曲がずらりと並んでいます。個人的にはこれまでLFJで取り上げられなかったイギリスの作曲家ホルストの組曲「惑星」が聞けるのが楽しみ♪

 さて、昨2日はさっそく前夜祭に参加してきました。LFJの前夜祭と言えば、ここ数年は一般参加企画「みんなで○○」が定番です。あらかじめ決めた曲をみんなで楽器を持ち寄って演奏して、歌の人も合唱で参加して・・・という、一夜限りの大セッション。これまでいち観客として観ていましたが、今年は初めてパーカッションのプレイヤーとして参加しました。お題はジュピター。つまり聴きたかった組曲「惑星」の中から木星をやるということで、願ったり叶ったり。譜面は読めないので、公開されていた構成確認用デモ音源を市販音源と聞き比べて耳コピで準備し、いざ本番!少しやらかしたりもしましたが、人生初のクラシック演奏はとっても楽しかったです!しかしクラシックは難しいですねえ、ポップスのように拍がわかりやすく数えられないので、打つタイミングがなかなか(^^;
 でも、私みたいなポップスですら初心者のような人でも気楽に参加できてしまうのがLFJの良いところで、お祭りならではです。

 今日から5日までの本公演は、例によって完売公演も多数あるものの、収容力の大きなホールA・Cを中心にまだまだ買える公演はありますので、少しでも興味のある方はぜひ、お祭りやテーマパークへ行く気分で来てみては如何でしょう。地上広場の無料生演奏を聴きながら屋台料理で一杯、というだけでもかなり楽しいです。
 LFJの総合案内は公式ページにて。

 行ってみたいけど行けないという方は、ネットやラジオで雰囲気だけでもどうぞ。
公式レポート
  会場のレポを随時アップ 
・インターネットラジオ OTTAVA
  連日14時から18時までガラス棟地下の特設スタジオから生放送
・NHK-FM まるっとラ・フォル・ジュルネ2016
  5月4日 12:15~22:00 ホールE(旧:展示ホール)の特設スタジオから生放送(収録公演の放送もあり)


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2015年5月16日 (土)

熱狂の日を振り返る(2)

 前記事の続きで、大型連休のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」(以下LFJ)で特に印象が強かった公演を振り返りかえります。

■公演215(5月3日)
 ショパンのピアノ協奏曲第1番がメインのプログラム。ピアノのソリストは弱冠⒛歳という小林愛実さん。袖から出てきたとき、あれ子供が出てきた(笑)みたいな様相で挨拶の笑顔もかわいらしかったのですが、演奏が始まって会場の大型ビジョンに映し出された顔は別人のように大人びてかつ真剣そのもののまなざし。そして出音も繊細。そのコントラストにびっくりしました。

■公演351(5月4日)
 一噌幸弘さん率いる能管またはリコーダー、鼓、津軽三味線、ヴァイオリン、パーカッションという編成の邦楽バンドの演奏。リコーダーでバッハの無伴奏チェロ組曲2番をやったり、能管で能楽の古典をやったり、オリジナル曲をやったり。なぜクラシックフェスに能楽なのかというと、今年はバロックが多いのですが、その時期が日本ではちょうど室町時代ということで、その頃の流行である能楽とのコラボということだそうです。それしにても一噌さんのオリジナル曲の演奏はアグレッシブで熱かった!一人で笛5本操ったりとかね。邦楽でこんなに弾けた演奏するんだとびっくり。とっても楽しめました。

■公演316(5月4日)
 ラ・フォル・ジュルネのファイナルコンサート。これがもう大変な盛り上がりで。
 はじめにアマンダ・パビアンさん(ソプラノ)とアレッサンドロ・ベラトーレさん(テノール)でオペラの「私のお父さん」とか「乾杯の歌」とか。5000人収容のホールAをマイク無しで響かせて拍手喝采。
 続いてグリーグのピアノ協奏曲。ピアノのソリストはアルゲリッチの再来とも言われるユリアンナ・アヴデーエワさんでしたが、これがド迫力の大熱演で、第1楽章の終わりで拍手が。曲が終わっても拍手で何度もステージに呼び戻され、まだプログラムが続くのにここでピアノだけのアンコールが!(ショパンのワルツ第5番)
 そしてラストはオケのみでマルケスのダンソン第2番。初めて聴いた曲ですがこれがもうラテンのノリでテンション急上昇。演奏したシンフォニア・ヴァルソヴィアはLFJの実質的なホストオーケストラで、これまでの私の印象は優等生的演奏、だったのですが、この曲はノリノリで演奏していて印象変わりました。終演後はもちろん拍手喝采。
 拍手で指揮者が何度も呼び戻され、なんとアマンダ・パビアンさんとアレッサンドロ・ベラトーレさんを連れてきてアンコールでもう一度「乾杯の歌」をやってさらに盛り上がり、さらにダブルアンコールでオケのみでブラームスのハンガリー舞曲第5番を。拍手は鳴り止まず、最後は指揮者がコンマスを強制連行してお開き。60分予定の公演でしたが、すべてが終わったときには90分が経過していました。


 パシオンという抽象的なテーマで、ちょっと地味かなと思った今年のLFJも、やっぱり最後は熱狂して終わったところがLFJらしかったです。良い形の終わり方だったと思います。

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2015年5月11日 (月)

熱狂の日を振り返る(1)

 大型連休のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」(以下LFJ)も終わってもう1週間ですが、未だ余韻が残っていたりします。今年は有料プログラムを10公演聴きましたが、特に印象が強かったものを振り返ってみます。

■前夜祭「みんなでハレルヤ」(5月1日)
 有料公演ではないので番外編になりますが、やっぱりこれは外せない(^^)
 2013年から始まったフラッシュモブのような参加型プログラムで、事前に公開された譜面を元にみんなで集まって一夜限りのセッション演奏をしてしまおうという企画。今年はタイトルのとおりヘンデルの「ハレルヤ」。演奏と合唱ですね。
 東京国際フォーラム地上広場の集合場所は楽器や譜面を手にした人で埋め尽くされました。そして練習演奏からかなりの完成度。そこに指揮の曽我大介さんがワンポイントアドバイスを加え、本番はさらに完成度の高いものに。アンコールもあり都合3回の演奏でしたが、大変な盛り上がりでした。私は楽器はできないし合唱譜の譜面も読めないのでリスナーで参加しましたが、それでも楽しかったです。歌えたらもっと楽しかったんだろうな。。。
 民間撮影の映像が動画サイトに出ていますのでご参考に。(練習演奏はカットされています)

■公演121(5月2日)
 御喜美江さんのアコーディオン1本によるコンサート。バロック音楽からアコーディオンの定番であるフランスのミュゼット?や映画音楽、ピアソラのタンゴまで幅広い演奏でした。初日の朝イチの公演でしたが、とってもおしゃれなスタートになりました。アコーディオンは体と一体になって演奏する楽器であり、奏者の体調が演奏に現れるとおっしゃっていたのが印象的でしたね。最後はロード・ランナーという曲をやりましたが、これはアコーディオンをパーカッションにもして様々な効果音や動物の鳴き真似を入れた実に賑やかで愉快な演奏でした。

■公演116(5月2日)
 ベルリオーズが女優に恋をして、そこから妄想を膨らませて?作ったという「幻想交響曲」。演奏はデュッセルドルフ交響楽団で、今年のLFJの目玉アーティストの中の一団体でありました。曲もオケも私にとって初めてでしたが、実に情景の良く浮かぶ演奏でした。曲の設定では主人公は夢の中で恋人を殺してしまい断頭台に送られるのですが、首がスパッと落ちるところが実にリアル(^^; ちなみに、改札で配られるプログラムにはアーティストや曲の解説が載っているので、私のように曲を知らなくてもこうやって楽しめます。


長くなるのでとりあえず1日目までで終わり。2日目以降はまた次の記事で(^^;

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2015年5月 5日 (火)

祭りを終えて

 大型連休の風物詩・クラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭2015」は4日、全プログラムを終えて開幕しました。

 今年も3日間、楽しかったです。特に4日の最終公演が大いに盛り上がり、とても気分が高揚した状態で幕が下りたので、今もその余韻が残っています。この高揚感がやっぱりラ・フォル・ジュルネらしさかなあと。ただ、今年の公演は宗教曲がかなり多かったので、全般的には「静かな盛り上がり」といった印象も受けました。まあ私は宗教曲はすべてパスしたので実際の雰囲気は体感してませんが、ネットでの感想を拾うと感動したというコメントが多数でしたので。。。個別の公演の感想はまた別の機会に。。
 そして会期中、天気に恵まれ雨に降られることが無かったのが良かったです。例年、会期中の1日ぐらいは雨だったりするのですが。。。初夏を思わせる陽ざしの中、東京国際フォーラムの地上広場で飲むビールは美味しかったです。はい、やっぱり祭りにはビールですから(笑)

 地上広場や地下展示ホールの混雑は昨年、一昨年に比べると少し緩和されたように感じました。決して賑わってないわけではなくて、あくまで相対比較です。コンサートの合間の休憩など考えると空いていた方が良いのですが、お祭り気分を高めるには人出が多い方が良い・・・という相反する要素があるわけですが、ネット上では「ほどよい混雑」という表現もありました。肝心の公演も完売が多かったですからね。

 来年のテーマはナチューレ(自然)だそうです。これまた抽象的ですが、仕掛け人のルネ・マルタン氏は動物の出てくる曲を集めるとか色々考えているそう。来年も楽しみです。

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2015年5月 3日 (日)

熱狂始まる

 ということで、世界最大級のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭2015」が2日、開幕しました。
 初日は好天に恵まれ、ラ・フォル・ジュルネ日和。やっぱり晴れていると東京国際フォーラム地上広場で飲むビールのおいしさが違います(←そこかよ。でもお祭りにはこれが重要!)

 気になる混雑状況ですが、昼過ぎまでは割りと落ち着いた感じで、混雑しているけど昨年ほどでは・・・という印象。しかし午後に入ってぐっと人出が増えた感じです。地下広場のチケットオフィスも時間帯によっては推定30分待ち程度の行列が出来ていました。そこでこれからチケットを買う方にオススメしたいのが「すいすいチケット」。ネットで予約して会場の自動発券機で発券するサービスです。クレジットカード決済のみとなること、発売対象ホールが限られること、携帯電話・スマートフォンの場合は座席選択が出来ない、という条件がありますが、嬉しいことに発券手数料が不要でチケットが額面で買えます。

 今日3日は午後にNHK-FMで会場からの公開放送があります(今日は一日ラ・フォル・ジュルネ三昧)。きっと会場の雰囲気を感じていただけると思いますのでよろしければ是非。ゲストもたくさん来ますので、現地で放送ブースを見るのも良いですね。会場には既に進行予定とゲスト予定が発表されてました。
Zanmai

 なお例年放送ブースはガラス棟1Fに設置されていましたが、今年は地下展示ホールに設置されています。つまりチケットまたは半券がないと入場できないエリアですのでご注意のほどを。

 パシオンという抽象的なテーマでの開催ですが、会場は盛り上がっています。お近くまでいらっしゃる機会があるなら、ぜひ立ち寄っていただいて、クラシックらしからぬ盛り上がりを肌で感じていただければと思います。楽しいですよ。

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2015年5月 1日 (金)

今年もあります「熱狂の日」

 もはや5月の大型連休における東京・丸の内の風物詩となった世界最大級のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、もちろん今年も東京国際フォーラムを主会場に開催されます!(以下LFJと略) 
 本祭はあす5月2日(土)から5月4日(月)までの3日間。この日取りは初めてでは。会期が3日間の場合、第1回を除き3日~5日というパターンだったんですけどね。暦の並びの関係かしら。

 LFJは昨年10回目の節目を迎え、今年は大幅にリニューアル。テーマがこれまでの作曲家や地域(都市)などではなく「PASSIONS」という抽象的なものになりました。PASSIONSは英語でいうパッションですが、このフェスは万事フランス流なのでパシオンと読むそうで。パッションというと情熱と訳してしまうことが多いですが、心を揺さぶるものをパシオンと捉えてプログラムを組んだそう。それを「いのち」「祈り」「恋」の3つに分類して、各プログラムに表示しています。「祈り」からわかるように宗教曲の比率がかつて無く大きいのが今年の特徴。正直、キリスト教のバックボーンを持たない方にはちょっと敷居が高いんじゃないかなあ。。。と思うのですが、LFJの公式サイトでは「そんなことないよ」と力説しております(微笑)。とはいえ、キリストのたどった道を知らないと「この場面を描いた曲ですよ」と言われても??な訳で(苦笑)

 まあ、でも切符の売れ行きは上々で、バッハ「マタイ受難曲」(公演番号144)なんて3時間の大作かつ1500人収容のホールC公演なのにすでに完売。そのほか小さなホールの公演を中心に完売が続出してますが、収容力のあるホールA、C及びよみうりホールの公演を中心にまだまだ買える公演があります!

 例年通り無料で楽しめるプログラムも充実していますし、周辺エリアでも無料コンサートがあちこちで開催されていますから、切符を持たずにふらっと立ち寄っても楽しめます。地上広場でビールやワインを飲みながら演奏を聴くのは気分良いですよ。

 そして、きょう1日(金)は早速前夜祭。2年前から始まった大好評の参加型プログラム(フラッシュモブ風企画)の今年のお題は「みんなでハレルヤ」。東京国際フォーラム地上広場にハレルヤの大合唱が響き渡ることでしょう。


 LFJのすべての情報は公式サイトに集約されています。楽しみ方、公演の選び方などナビゲーションも充実しています
 →http://www.lfj.jp/lfj_2015/

 行きたいけど行けない・・・という方はこちらで雰囲気を感じていただければと
 ・公式レポートブログ
 ・NHK-FM「きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧」 会場から生中継(5月3日)


 さて、当店は4月中減力営業とさせていただきましたが、概ね通常状態に戻ります。しかし当面はLFJモードになりますのでご了承ください(笑)

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2014年5月28日 (水)

熱狂の日2014備忘録(2)

 私が推している東京国際フォーラムのクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、2014年の備忘録の続きです。

■公演214(5月4日)
 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団によるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。夕方になると防災無線から流れてくるような(笑)あの有名な曲です。タタルスタン響のように濃い演奏だったような感じがしましたが、力強い演奏はロシア系のオケの特徴なんでしょうかね?(根拠なし)

■公演344(5月5日)
 トーマス・エンコ・トリオによるジャズコンサート。今年の裏テーマがアメリカで、ガーシュウィンつながりでジャズも取り上げているのですが、敢えてアメリカではなくフランスの演奏家を呼んでくるところがラ・フォル・ジュルネらしさ(笑)。内容は正真正銘ジャズコンサート。ピアノ、コントラバス、パーカッションのトリオによるモダンジャズで場内大いに盛り上がりました。カーテンコールでトーマス・エンコがスマホを取り出して客席を写真撮影していましたが、なんともお茶目(微笑)

■公演345(5月5日)
 小曽根真feat.No Name Horsesによる「ラプソディ・イン・ブルー」ほかガーシュウィンの楽曲の演奏。ビッグバンドのジャズライブで、小曽根さんやりたい放題(褒め言葉です)。ラプソディ・イン・ブルーはカデンツァ入れまくりのソロ回しありので、そのうちなんの曲だったか忘れてしまいそうになるほど。でも所々元に戻ってきて、最後もしっかり締めてましたが。かなりぶっ飛んだアレンジでしたが小曽根さんいわく「ガーシュウィンがもしビックバンドを持っていたらこう書きたかったんじゃないか」と。
 実はこのあとの346も小曽根真feat.No Name Horsesの公演で、1部・2部というか前半・後半みたいな位置づけだったのですが、ツイッター情報によると演目は345と全く同じだったそうで・・・アレンジや演奏順は違ったそうですが。それなら345をもっとクラシック寄りにして、346で思いっきりジャズにしたほうが振り幅が楽しめたのではと思ったりします。

■公演316(5月5日)
 ラ・フォル・ジュルネのファイナルコンサート。オケはシンフォニア・ヴァルソヴィア。
 まずは萩原麻未(pf)をソリストに迎えてラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。いかにもラヴェルっぽいきらびやかな音が心地よい曲でした。萩原さんの熱演に拍手。
 続いてオケのみでラヴェルの「ボレロ」。この曲、同じ旋律をひたすら繰り返すわけですが何故か気持ちが高揚して盛り上がります。
 そして最後に登場したソリストは、昨年旋風を巻き起こしたあの方、カスタネットのルセロ・テナ。まずは予定プログラムどおりビベスの「ドニャ・フランシスキータよりファンタンゴ」、ヒメネス「ルイス・アロンソの結婚式より間奏曲」。テナさんのカスタネットは本当にすごい。超絶技巧のその音はオケの演奏と対等以上の存在感!当然のことながら客席大拍手でアンコールにファリャの「はかない人生より舞曲」。さらに大拍手は続きカスタネットソロでアンコール。鳴り止まぬ拍手とスタオベにオケが袖に引き上げる中ふたたび登場してアンコールに応え、最後には芸術監督のルネ・マルタンとKAJIMOTOの梶本社長をステージに引っ張り出し、カスタネットでコントを披露と、テナさん大サービス。終演予定時刻を30分以上過ぎてお開きとなりました。
 昨年のファイナルコンサートの熱狂ぶりと比べると今年はそこまでではなかったように感じるのですが、それでも場内総立ちですから十分過ぎるほどの盛り上がりでした。

 というわけでだいぶ時間が過ぎましたがこれはと思う公演を振り返ってみました。記念すべき第10回のラ・フォル・ジュルネも大いに楽しむことができました。予告では来月になると来年のテーマが発表されるらしいのですが、さてどうなるか。今までにない新機軸が出てくるかもしれないので楽しみです。

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2014年5月18日 (日)

熱狂の日2014備忘録(1)

 私が推している東京国際フォーラムのクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、今年は何やかやと過去最多の13公演を聴きました。すでに閉幕して2週間経ってますが、特に「これは」と思うものを記しておきたいと思います。

■熱狂のプレナイト(5月2日)
 いきなり番外編になってしまいますが、まずは前夜祭のイベント。この日は前夜祭コンサートもホールAで行われていたのですが、私は地上広場で。19時からのフラッシュモブ企画「みんなで第九・歓喜の歌」は地上広場に楽器や合唱譜を持った人が大挙集結、大変な盛り上がりでした。昨年のボレロよりも明らかに演奏のハードルは高いはずですが、これだけ集まるとは!5月2日のNHK-FM「きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧」によると1300人が集まったそうです。もちろん私のように聴いてただけの人も含めてでしょうが、とにかく盛り上がったのは事実です。
 続く21時からの地上キオスクステージではハンガリーの民族音楽バンド「ムジカーシュ」の演奏。これがまた盛り上がって、最後にはステージ前で踊り出す人続出!彼らの演奏は踊りたくなるようなものなんですよねえ。

■公演141(5月3日)
 横浜シンフォニエッタによるヴィヴァルディ「四季」。なんというか、とても鮮やかな音に感じました。学生オーケストラが母体だそうで、見た目も若々しかったです。指揮の鈴木優人さんはチェンバロを弾きながらの弾き振りで。チェンバロというとどうしても音が小さくて、ホールの演奏ではどうなのかなあと思っていたのですが、意外や意外3F席まで割としっかり聞こえてました。

■公演113(5月3日)
 タタルスタン国立交響楽団と小山実稚恵の競演でラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」、そして「ハンガリー舞曲第1番、4番、5番」。タタルスタン響はラ・フォル・ジュルネ初登場で今年の目玉アーティストの一つとされていましたが、とても力強い迫力のある演奏だったと思います。


■公演117(5月3日)
 マルタ・アルゲリッチ(pf)とギドン・クレーメル (vl)の共演が大きな話題となった追加公演。奇跡のコラボという触れ込みだったのでよく分からぬまま切符を取ったのでした。
 演奏はストラヴィンスキーの「春の祭典(2台ピアノ版)」とサン=サーンスの「動物の謝肉祭」。良かったのですが、どのぐらい演奏がすごかったかというのは、残念ながら私には表現できず「猫に小判」だったみたいです。でもラ・フォル・ジュルネに10年通っていても耳が肥えていない私だとこうなってしまうのですよね。聴きたくても切符が取れなくて聴けなかった方ごめんなさい。
 会場内の盛り上がりは大変なものでスタンディングオベーションも多数でした。時間が遅い公演のうえ時間が押していたのでアンコール聴かずに帰った方も多かったのですけどね(^^;


まだ1日目ですが(^^)、すでに長くなってしまったので2日目以降のことはまた改めて。

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2014年5月 6日 (火)

祝祭終わる

 大型連休のクラシックフェス、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭2014は5月5日、フィナーレを迎えました。最終日の5月5日は午前中ときおり雨がぱらつきましたが、そのほかはお天気にも恵まれ、概ねラ・フォル・ジュルネ日和でした。地上広場でビールを飲みたい私はそこが重要だったり(^^;
 今年は10回記念ということで、東京国際フォーラムのガラス棟には10をあしらったお花が。
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 会期中、会場の東京国際フォーラムは終日賑わっていましたし、私が聴いた公演も盛り上がったものが多かったのですが、去年の盛り上がり方がそれまで経験したことのないほどのハイテンションだったのに比べると、そこまでは・・・という感じがしないでもなく。とはいえハンガリーのフォークバンド・ムジカーシュの地上広場での演奏はいつも踊り出す人がいるほどだったし、小曽根真さんはビッグバンド引き連れてやりたい放題(ほめ言葉です・笑)だったし、昨年聴衆を熱狂させたカスタネットの女王テナさんは今年も5000人をスタオベに導いたし、やっぱりラ・フォル・ジュルネならではの高揚感、祝祭感は本当に楽しいものでした。

 そして前年はそんな企画があるというチェックが遅れて観ることができなかった前夜祭のフラッシュモブ企画、今年はしっかり観ることができました。「みんなで第九」という、昨年よりハードル高い演目でしたがたくさんのプレイヤーが集まって大いに盛り上がってました。譜面が読めない私は何にも参加してないんですけどね、その場にいられるのが楽しかったです。

<一般参加者による映像はこちら

 というわけで5月2日の前夜祭から始まり足かけ4日間、今年も楽しく素敵な時間を過ごすことができました。結局有料公演だけで過去最多の13も聴いてしまった。。。毎年そうですが、終わってしまうと軽い虚脱感に襲われます。今日はクールダウン。。個別の公演の感想はまた気が向いたら(^^;

 そうそう、今年も少ないですが個人協賛しました。昨年と同じように会場に掲示された協賛者名に名を連ねていますが、今年は応援メッセージも採用された(^^)
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 メッセージのうち、下のほうが主催者に対して私が伝えたかったことであります。例年、会期最終日に来年のスケジュールとテーマが発表されるのですが、今回はその発表がなく6月を待てとは芸術監督ルネ・マルタン氏。もちろん、来年も期待していいんですよね、マルタンさん。

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