2019年10月22日 (火)

コミュニティFMラジオのチカラ

 先般、東日本を襲った台風19号では各地に大きな被害が出ました。大変な状況を新聞やテレビジョンで見ると胸が痛みます。幸いにして私のまわりは特に被害はなかったのですが、近年にない規模の台風とされたので警戒していたところ、川の氾濫の可能性があるということで避難勧告が出たりしたもので、緊張感をもって台風が過ぎ去るのを待ったのでした。

 そんな状況のなか、頼りになったのが地元のコミュニティFMラジオでした。放送協会の総合テレビジョンももちろん見ていましたが、いかんせん地元の情報が取れないわけです。そこでコミュニティFMを聴いてみると、避難所の状況とか近隣の河川の水位情報、停電情報など細かく出しているのです。また聴取者からのメールでの情報なども紹介してくれます。すぐにテレビジョンの音声は切って、ラジオを聴くようにしました。

 もちろん、放送協会は役に立たなかったと言うつもりはなく、警報発令情報や台風の進路情報などはたいへん参考になりましたし、画面がある分、わかりやすいのも事実。各地の被害状況なども詳しかったですが、正直なところ、地元に被害が出るかもしれないという状況においては、余所の被害状況って関心がなくなるのです。(感じ方には個人差があります) ですから、地元に根ざしたラジオの情報というのはありがたかったですね。全国すべてのコミュニティFMが災害時に同じような対応ができるのかどうか、私には保証できかねますが、コミュニティFMのあるところは是非一度聴いてみることをお勧めします。

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 コミュニティFMつながりで。

 FMおだわらで毎月第3・第4日曜深夜0:00から放送の「午前0時の歌謡祭」のことは何度か記事化していますが、今月は編曲家の船山基紀さんの特集となっていて、なんとご本人が登場しています。20日深夜の前篇を聴いたのですが、船山さんがどのように仕事をしてきたのか、興味深い話がたくさん聞けました。前篇は70年代までの曲を中心に紹介されていましたが、27日の後篇は80年代に突入の模様。船山さんは河合奈保子さんの仕事も手掛けていて、先日刊行された「ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代」(リット-ミュージック刊)では奈保子さんの歌唱力を激賞してます。加えて番組オーガナイザーの濱口英樹さんは大の奈保子ファンということで、誘導質問?で奈保子さんのことも話してくれるかも、と薄ーく期待しています。ネット環境があればFMおだわらのサイトで聴けますよ。

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2019年9月16日 (月)

伊集院光とラジオと生活情報と

 関東地方を中心に大きな被害の出た台風15号の襲来から1週間が経ちました。千葉県では今も多くの地域で停電が続き、全面復旧の見通しは9月27日と言われ、商用電源の停止に起因して断水や携帯電話網の不通もあり厳しい状況が続いています。

 この状況のなか、いささか旧聞ではありますが、9月12日のTBSラジオ「伊集院光とラジオと」では、伊集院さんが情報をどう届けるかということについてラジオパーソナリティーとしての思いを吐露していました。

『NHKテレビは字幕で給水とかの情報を出している。チバテレビも頑張っている。
でも停電になってるとテレビがなかなか見られない。

ネットはネットで頑張っているけど、スマホが充電できなくて困っている。

いよいよやんなきゃいけないのはラジオだったりするのかな、ラジオは電池で動くものも多いから。
でも現状全然できてないという情けない状況』

 番組オープニングで大体このようなことを話していました。「おまえが言うな」と言われそうなことをあえて話しているのを聴いて、本人も葛藤を抱えて番組を担当しているんだろうなと感じました。話はさらに、民放連が政府(総務省)に要望し、近頃認められた話に及びます。そのあとのニュース解説コーナーで。

『停電のときに情報を届けるのに電池で動く機器を持っている可能性の高いラジオは活躍の場だし、こういうときこそAMラジオの存在意義を見せなきゃいけないけど。
そんななかで、いまAMやめてFMにしようみたいな。
千葉みたいなところに隅々まで情報をいきわたらせようとしたときにAM波の価値は高いのだけれど、こういうことをどう想定しているんだろう。
こういうことを見て考え方を変えたりするんだろうか。
AMは遠くまで届く、FMは細かいところに届く(→鉄筋ビルやノイズの多い都市部のことを指していると思われる) 、そういうはずだったんだけど。』

 どちらもラジオへの愛にあふれる伊集院さんらしい発言だと思います。「災害時はラジオ」などとよく言われながら、いやラジオ局自身もそう言っていながら、こんなことで良いのかと。

 日本の民放AMラジオ局は殆どの地域では県単位のサービスエリアであるのに対し、東京の民放AMラジオ3局は関東一円をサービスエリアにしています。極端なことを言えば他都県の聴取者にとって千葉の給水、停電、スマホ充電、入浴サービスなどの「生活情報」は 直接的には不要な情報であることが生活情報の放送に後ろ向きになっているのかもしれません。またラジオで細かく読み上げていくのは大変なことでもあります。しかし、NHKラジオ第一は関東の周波数では時間を区切って全国向け放送に割り込む形で千葉の生活情報を流しています。昨15日のマラソン実況中継でも実況を中断して流してました。公共放送と民放は違うと言われればそうかもしれませんが、やってやれないことはないのです。民放が「災害時はラジオ」とのスタンスを今後も維持するのか、あるいは放棄するのか、まさに岐路に立っているように私には感じます。

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2019年3月29日 (金)

中波AM放送はどうなるのか

 きのう3月27日に、中波AM放送に関する興味深い記事が出ました。

民放連、AMラジオ廃止を要望 23年めどに実証実験も
(共同通信)

 AM放送を止めてFM放送に一本化できるようにしたいという大胆な要望です。

 いま、民放AM局の多くが、FM補完放送(ワイドFM)を実施していますが、当然ながら流れる番組は同じです。収入が低迷する状況では、2波を1波に整理したいという経済的動機はわからなくはありません。でも、それでは単なる縮小均衡ですよね。

 FMのカバーエリアはAMほど広くはありません。AMを止めれば郊外地や山間部などではカバーから外れるところも出るでしょう。(それを実証実験したいということなのでしょうが。) 加えて、ワイドFM対応ラジオもそれほど普及していないのだそうです。エリアが狭くなる上に世に出回っている対応受信機が少ないワイドFMに一本化するということは、聴取できる環境を自ら狭めてしまうことに他なりません。ラジオは大きな災害が起こると注目されるものの平時の聴取率は漸減傾向が続いているそうですが、だからこそ、せっかく今聴いてもらえる環境を手放すのはどうなのか、と思うわけです。コスト削減も結構ですが、まずはリスナーに接触してもらわなければ話にならないでしょう。

 民放連は、エリアの縮小やワイドFM対応ラジオのない人に対してはIPサイマル放送(radiko)で補えば良いと思っているのかもしれません。それも一つの考え方かもしれませんが、そうなればいよいよ「災害時はラジオ」とも言えなくなります。電力が途絶すればネット環境は途端に不自由になります。昨年の北海道で起きたブラックアウトではラジオがとても役に立ったという声が多かったそうです。乾電池で長時間聴けるのがラジオ受信機の最大の強みです。

 もちろん、経営が傾いて放送自体が継続できなくなってしまったら元も子もないのですが、目先のコスト削減だけにとらわれない議論を望みたいです。

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2019年2月10日 (日)

ラジオから奈保子さんの話題を

 久々にラジオから河合奈保子さんに関する話題を2つ。

 ひとつ目は、コミュニティFMのFMおだわら(小田原78.7MHz)の「ファムラジオ」。音楽ライターの長井英治氏が女性シンガーソングライターの楽曲を取り上げる番組ですが、2月3日深夜の放送は「アーティスト特集:竹内まりや」でした。この中で、奈保子さんの「アプローチ」が流れています。

 番組HPによる放送曲目リスト

 提供曲枠で入ったようですが、シングル曲ではなくアルバム曲が入るとはなかなかマニアック。事前にリクエストを募っていたようなので、リクエストなのかもしれません。実は私、まだ番組を聴いてないのですが、再放送があるので聴いてみたいと思います。

 再放送:19年2月10日(日)深夜0:00-1:00

 インターネットならFMおだわらのHPもしくはJCBAインターネットサイマルラジオから全国で聴取可能です。

 今回はこのような形で曲が出ましたが、奈保子さんも後期はシンガーソングライターなのですからこの番組でアーティスト特集として紹介して欲しいものです。。。

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 ふたつめは、NHKラジオ第一の「ひるのいこい」
 いかにも時代がかったオープニングテーマ曲やBGMが特徴的な古風な番組ですが、番組中で流れる曲は幅広く、かつレア曲だったりして侮れない存在です。2月8日の放送ではなんと、奈保子さんの「モスクワ・トワイライト」が流れました。特に前振りなどはなくいきなりイントロが流れてきて、歌手名と曲名の紹介だけ、というシンプルさですが、実際に聴いてみるとびっくりしますね。実はリアルタイムでは聴いてなくて、番組HPの聞き逃しサービスで聴きました。2月8日放送分は2月15日15:00まで聴けます。

 NHKひるのいこいHP

 先週2月4日-2月8日の音楽のテーマが「ロシア」ということで選ばれたのですが、ファンに人気の曲とはいえアルバム曲から持ってくるとはなかなかマニアックだなあと。聴いた方に奈保子さんの吠え系の歌唱の良さが伝わってたらいいなあ。ちなみに曲目リストを確認したら使用音源はCOCP-32034となってました。これ奈保子さんのリイシューの初期に出た5枚組BOXの「JEWEL BOX2」です。あるんですねえ、NHKのレコード室に♪

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2019年1月11日 (金)

【告知】いまのまいさんのライブがラジオで

 12月にいまのまいさんのライブ「まいのアイドルメモリーズ年末大感謝祭」を観てきたことを綴りましたが、当日のライブの模様がFMおだわらで流れます。

「まいのアイドルメモリーズ新春特番」
 2019年1月13日(日) 17:30-18:00
 FMおだわら聴取方法
 ・小田原市内:FM78.7MHz
 ・インターネット:FMおだわらHPにて全国で聴取可

実は13日は再放送。
6日の本放送を聴いたのですが、アンコールで歌った「疑問符」も流れましたので告知した次第です。
私の文章でしかまいさんのことを知らないと言う方、この機会に如何でしょうか。

なお、番組中にライブ会場でのリスナーのインタビューがあって、好きなアイドルとして河合奈保子さんと答えている方の声も入っているのですが、私ではありません。疑問符をリクエストしたのは私ですが(^^;

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2018年12月 4日 (火)

音声メッセージ実現の経緯

 11月25日放送「今日は一日竹内まりや三昧」で河合奈保子さんの音声メッセージが流れたことを前回綴りました。放送当日の私は旅先にてスマートフォンでらじる☆らじるを録音しつつラジオでFM波をモニターしてメッセージをリアルタイムで聞いたのですが、メッセージが流れたあと、MCのクリス松村さんのコメント受けまで聞き終わったところでFM波のモニターは止めてしまいました。なにせ紅葉狩りの最中だったもので(^^;

 番組はほぼ全編、スマートフォンで録音成功しましたので、改めてFMのモニターを止めた時点以降の番組を聞いてみると、終盤に竹内まりやさん本人がスタジオ出演した部分で、今回の音声メッセージが実現した経緯をまりやさんが語っていました。なんとまりやさんが軽く打診したら「快諾」だったそうで。この部分の書き起こしを、本館の談話室に追記しましたので、よろしければ参考に。やっぱり特別な関係なんだなと感じます。


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 参考までに、今回旅先で録音に使用したアプリを紹介しておきます。
 Andoroidの「録音ラジオサーバー」というアプリで、NHK(らじる☆らじる)とRadikoの聴取と録音・再生が可能です。予約機能もありますが、失敗したら取り返しがつかないので今回は使用せず、直接録音ボタンを押しました(微笑)。旅先で急遽探して見つけたアプリで、長時間の録音に耐えられるのか不安もありましたが、無事に録音できて良かったです。ただし電池の減りが早いですね。私のスマートフォンの電池容量は2700mAhですが、1時間で10%ぐらい消費しました。6時間の放送で60%減ったのでちょっとヒヤヒヤでした。録音していなくても選局した時点で聴取状態となり同様に電池が減っていくようです。録音ファイルはmp3で、容量は1分あたり1MB程度でした。録音ファイルのプロパティを見たら一般的な音楽の録音ファイルと同じ128kbpsで記録されていたのですが、48kbps程度で送出されているとされるインターネットサイマルラジオの録音にはちょっともったいない感じもします。

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2018年11月27日 (火)

21年ぶりの声

 11月25日は歴史的といってもいい日になりました。
 同日放送のNHK-FM「今日は一日竹内まりや三昧」の番組内で、竹内まりやさんの40周年をお祝いする河合奈保子さんの肉声メッセージが流れました。事前収録で音声のみとはいえ、奈保子さんがメディアに露出するのは21年ぶりとされます。

 この予告情報に接したのが11月23日の日付が変わるころ。とある方とのメッセージのやりとりで知り、スマホからPCメールをチェックすると本館お便り広場へも同様の情報の投稿が確認されました。実はこの時点で、週末の上洛のため夜行バスで移動中であり、PC操作が必要な本館の更新ができない状態でした。翌24日の朝、スマホから唯一更新できるこの雑記帳にて告知を行いましたが、本館に表示している更新日付が変えられなかったので、見逃した方もいらしたことだろうと思います。これだけの大ニュースを私設とはいえ河合奈保子ファンサイトとしてきちんとフォローできず、せっかく頂いた情報提供のお便りも放送前に掲載できなかったのは痛恨の極みでした。ここにお詫び致します。

 そんなわけで私は、放送を京都で紅葉狩りをしている最中にFM放送波で聞きました。防災も兼ねて鞄には常に名刺サイズ携帯ラジオを入れてあるのです。12時15分の番組開始からイヤホンでモニターしながら紅葉狩りをしていたのですが、番組の時間割は全く発表されないし、メッセージの予告は何度かあるもののなかなか出なかったので、気が気じゃなかったです。なんだか民放のじらし戦術みたいでしたね。NHKとしても目玉コンテンツと考えていたということでしょうか(微笑)。

 そして15時少し前に、遂に奈保子さんの音声メッセージが。

 「Invitation」をBGMに流れてきた奈保子さんの声の第一印象は「うわー、声変わってないわ!」

 冷静になってからスマホに録音したものを聞き返してみたら少しトーンは低くなってるのですが、一言ずつ、ゆっくりと、想いを込めるような語り口は、私の印象にある奈保子さんそのものでした。メッセージはあくまでもまりやさんへのものであって、私たちファンへのものではなかったですが、それでも今の声が聞けたこと、その声からお元気そうなことがわかって、声を聞いているだけで感涙でした。この感覚、ファン以外の方には分からないだろうなあ。

 メッセージの後に流れたのが「けんかをやめて」でしたが、シングルバージョンではなく、82年のコンサート「BRILLIANT」のライブ盤から。これも嬉しかったですね。弦の入った服部克久さんの豪華アレンジに、奈保子さんのピアノ弾き語り。奈保子さんのライブの素晴らしさが分かる音源を選択されたのはMCのクリス松村さんだったのでしょうか?もしかしたら音源も持ち込みだったかもしれませんね。(NHKのレコード室にあるとは思えないので)

 このような放送を実現して下さった関係者のみなさんに御礼申し上げます。そして何より、オファーを受けて頂いた奈保子さん、本当に本当に、ありがとうございました。

 なお、番組で流れたメッセージはテキストに起こして本館の談話室に収録しました。お聞きになれなかった方は、少しでも雰囲気を感じて頂けたらと思います。

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2018年9月14日 (金)

「受信機」を日常の生活に

 先週は台風と地震が日本列島を襲い、大きな被害になってしまいました。
 それとともに、どちらも大規模な停電が発生し、直接の被害がなかったところでも停電で不自由な生活を余儀なくされるという事態になりました。
 そして、停電によりテレビジョンが見られなくなり何が起きているのか情報が得られなかったとか、スマートフォンでIPサイマルラジオを聞いて情報収集したがバッテリーの減りが気が気でなかった、なんていう話をネットでよく見かけました。

 そういう話を聞くにつけ、「なぜ電池で動くラジオ受信機を持ってなかったの」と思ってしまいます。

 もちろん、今回の停電で不便を強いられた方にはお見舞い申し上げますが、停電が起きたらテレビは役に立たないということは、過去の災害で何度も何度も繰り返されてきたことです。同じことが繰り返されるのは残念でなりません。

 私の想像ですが、結局のところ多くの人にとってラジオが「防災グッズ」になってしまっているのではないかと思います。「いつあるかもわからない災害の時にしか使わないグッズ」だから備えようとしない・・・そんな意識でいる方が多いのではと。

 ラジオ局にも問題があるように思います。
 ラジオ受信機を持っていない「イマドキ」の人でも聞くことができるIPサイマルラジオが沈滞するラジオの活性化に繋がるツールであることは間違いありませんが、IPサイマルラジオの便利さばかり訴求していないでしょうか?私もradikoやらじる★.らじるは便利に使わせてもらってますが、ラジオの主はあくまで受信機による.聴取であり、もっと受信機による聴取を訴求すべきだと思うのです。radikoが始まるとき.だって建前は「都市部での難聴対策」であり、放送波を補完するものという位置づけでした。

 ぜひラジオ受信機を防災グッズとして捉えるのではなく、日常の生活で使う「日用品」として備えて頂きたいものです。AM/FM2バンドの電池式ラジオが、量販店へ行けばたかだか2000円程度で手に入ります。こんなに安い日用品でふだんは芸能人の飾らないトークや音楽やニュースが楽しめて、災害のときにも威力を発揮するのです。備えない手はないでしょう。

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2018年9月 4日 (火)

「ラジオ深夜便」の河合奈保子特集

 本館に予告のお便りを頂いていましたが、9月2日深夜(3日2:00~)のNHKラジオ深夜便「ロマンチックコンサート」にて「80年代アイドルファイル・河合奈保子作品集」が予定どおり放送されました。ラジオ深夜便は災害情報や緊急の気象情報が入るとそちらが優先になりますので、まずは放送されて良かったです。

 曲目は番組HPに掲載されていますが、いずれ消えてしまうのでこちらにも記録しておきます。

 1.スマイル・フォー・ミー
 2.大きな森の小さなお家
 3.ラブレター
 4.夏のヒロイン
 5.けんかをやめて
 6.エスカレーション
 7.疑問符
 8.デビュー
 9.ハーフムーン・セレナーデ
 10.十六夜物語

 エピソードを添えた曲紹介をしつつ曲を次々に流すスタイルで全10曲は結構なボリュームでした。ラジオ深夜便の2時台とか3時台は久しく聞いていませんでしたが、以前は曲をそんなに詰め込まずトークを挟んでゆるゆると進行していた記憶がありますので、聞きながらちょっと驚いてしまいました。
 選曲はやや初期曲寄りでしたが、後期の自作曲が2曲入ったのは望外でした。この種の番組で自作曲までたどり着かないこともままあるので。欲を言えば中期の特徴である吠え系が物足りない感じですが、時間に限りがありますので贅沢は言えませんね。俯瞰してよくまとめていただいたと思います。

 この日のアンカーの徳田章さんはNHKでは芸能畑のアナですが、やはり奈保子さんとの直接の接点はなかった模様で曲紹介時のトークは事前に用意されたスクリプトを読み上げているようでした。「大きな森~」の曲後に「テレビのCMソングでよく聞いていたような・・」としゃべっていましたが、記憶違いですね(^^; 紅白歌合戦での歌唱曲についてはNHKらしくしっかりとフォロー。いっぽうで「ラブレター」は3ヶ月毎のリリースをほぼ崩さずにということを指摘しておきながらレッツゴーヤングのリハでの転落事故については触れずという(^^;
 「オリコン」という言葉は避けながら(NHKらしい・・)チャートの情報を結構入れてきたのは意外でした。「愛をください」から「十六夜物語」まで20曲連続トップ10入りとか。さらに「十六夜物語」では日本作曲大賞金賞を受賞し作曲家として認知された重要な作品とか、冒頭のプロフィール紹介で「ピアノもマンドリンも弾けて譜面も読める。自分で作詞作曲もしていたそうで制作側ではいずれシンガーソングライターに育てようという目論見もあった」とか他ではなかなか触れられないことも。どんな人がスクリプト書いたんだろう。。。

 NHKラジオ深夜便は派手さはありませんが、調査によれば全国で毎晩200万人が聴取しているという人気番組です。もちろん、6時間のうち一部分だけ聞いている方もカウントに入りますので2時台にどれだけ聞かれているかというのは別の話にはなりますが、現在の深夜放送では大きな影響力を持つ番組であることは確かです。加えて日曜深夜は民放ラジオはどこも放送休止ですので、ふだんNHKラジオを聞かない方がたまたま聞いていたという可能性も高いと思われます。そういう番組で取り上げて頂いたことで,多くの方に奈保子さんの歌・音楽の魅力が伝わったり思い出してくれたりしたら、と思います。

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2018年8月30日 (木)

「ひるのいこい」」が侮れない

 NHKラジオ第一の正午のニュースの後に放送されている「ひるのいこい」という番組があります。番組HPによると1952年放送開始という超長寿番組で、テーマ曲やBGMがいかにも古風な感じな上に読まれるお便りもスローテンポという、いかにも昔の放送協会の番組といった風情なのですが、ここで流れる曲は意外とポップスも多かったりレアな曲が流れたりで侮れないんですよね。

 で、8月27日の放送ではなんと、河合奈保子さんの「夏の日の恋」が流れています。この情報はファンサイト「尾崎亜美研究室」を運営している方のブログで知ったのですが、番組HPの聞き逃しサービスで聞いたらそれまでのゆったりした番組の流れの中で唐突にあのイントロが流れてきて、おおっと思いましたね。曲紹介は曲名と奈保子さんの名前だけで極めてシンプル。この曲なんだろうと思った方、多いでしょうねえ。なんせ「コントロール」のB面ですから、ファンぐらいしか知らないかと。

 番組HPによると、今週の選曲テーマは「夏の日の恋」の同名異曲集ということで、その中で奈保子さんが選ばれたよう。28日はザ・リリーズの「夏の日の恋」、29日は神田正輝さんの「夏の日の恋」が流れています。こういう切り口で構成するとは目の付け所が違いますね、

 ただご承知の通り、この曲は八神純子さんのカバー。なぜ本家ではなく奈保子さんのカバーバージョンを選曲したのか謎。。。いや、個人的には嬉しいんですけど、八神さんのファンが聞いていたら心がざわついただろうなあって。

 ということで、9月3日15:00までの期限つきですが番組HPで聞くことができますのでよろしければ→こちら
番組テイストと曲のギャップをお楽しみ下さい(微笑)

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