2025年10月28日 (火)

尾崎亜美コンサート2025(新潟)

 10月26日は新潟市北区文化会館ホールで「尾崎亜美コンサート2025」を観てきました。東京のソロコンサートと同じ曲目・ミュージシャンでのいわゆるツアーは近年ないのですが、東京以外の公演がないわけではなく、貴重な機会ですので追いかけました。今回はベースの小原礼さんとギターの是永功一さんとのトリオで、亜美さんいわく「水戸黄門スタイル」というもの。新潟市北区文化会館は初めて訪れましたが、549席と小ぶりながら綺麗で見やすいホールです。客席はほぼ満員。

 では曲目から。

1.My Song For You
2.マイ・ピュア・レディ
3.冥想
4.太陽のひとりごと
5.BYE BYE MR.RANDOM
6.Summer Beach
7.VOICE

8.メッセージ~It's always in me
9.あなたの空を翔びたい
10.蒼夜曲 セレナーデ
11.伝説の少女
12.純情
13.グルメ天国
14.Smile
15.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Will You Love Me Tomorrow?

 13日の東京公演の構成を基本に、ちょっぴりショートバージョンにしたという感じ。休憩除きの正味で1時間55分でしたので、東京とは10分の差なのですが、曲間のトーク(曲紹介への前振り)が割と丁寧(長め)だった感じです。はじめましての方が多いだろうという配慮かな?

 東京でやってなかったのは5で、これは昨年の東京公演で発掘シリーズとしてしばらくぶりに歌ったもの。その後2回ほど歌ってますが直近ではお久しぶりな感じでした。個人的な注目は6で、これは今年の東京公演の発掘シリーズに相当しますが、今後4のように各地で歌われる定番になるのかどうか。音楽配信では岡田有希子さんのオリジナルが世界的な人気曲ですし。13は新潟のおいしいものを曲の間奏でシャウトしてましたが、東京ではそういった趣向はありませんでした。やはり地方公演ならではでしょうか。他に東京との違いといえば、グランドピアノを使わず全てキーボードで演奏していたこと(といっても音色は自由に変えられますからネ)、フルバンドではないので一部打ち込み音源を併用していたところでしょうか。とはいえこのスタイルは私がファンになったころの標準で、メンバーも当時と変わらないので安定感がありますね。

 客席のほうは、1部はみなさん大人しくてちょっと大丈夫かなと思ったぐらい。亜美さんのトークがほんの少しフォーマルな感じ(あくまで当社比・笑)だったこともあるのかもしれませんが。雰囲気が変わるきっかけになったのは2部のスタートで亜美さんが袖から出てきたときに「かわいいー」と声掛けがあったところでしょうか。これに亜美さんが反応して「そういうことはもっと言いなさい(笑)」と返したことであちこちからかわいいコールが出ることに。これで客席がほぐれた感じです。アンコールの1では総立ちで盛り上がりました。ここではあえて書かない細かなハプニングもありましたけれど、楽しかったです。喉の調子も良さそうで何よりでした。またの機会を楽しみにしています。

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2025年10月14日 (火)

尾崎亜美コンサート2025(東京)

 きのう10月13日は東京・EXシアター六本木で「尾崎亜美コンサート2025」を観てきました。近年は9月にソロのホールコンサートを行うのが定番の亜美さんですが、今年は1か月遅れの10月開催になりました。ソロのホールコンサートがツアー形式でなく東京のみの開催になってしまったのは少々淋しいですが、だからこそ尚のことこの時期のお楽しみ。それは皆さんも同じようで、切符は即完売だったそうです。

 では、ツアーではないのでさっそく曲目から。

1.太陽のひとりごと
2.月の浜辺
3.My Song For You
4.マイ・ピュア・レディ
5.VOICE
6.冥想
7.春の予感
8.Summer Beach
9.Happy Birthday

10.メッセージ~It's always in me
11.明日の声 (新曲先行披露)
12.あなたの空を翔びたい
13.蒼夜曲セレナーデ
14.伝説の少女
15.純情
16.グルメ天国
17.Smile
18.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Will You Love Me Tomorrow?

 

 1は最近よく歌われる曲で私も大好きですがトップにくるとは思いませんでした。ベースの小原礼さんがデュエットで大活躍。2は岩崎良美さんへの提供曲。元々は金井夕子さんへの提供曲だった「マヤマヤビーチ」を改題したもの。私がライブで聴くは初めてのような気がします。しかもハンドマイクで立って歌唱!3・4は名刺代わりの定番曲。5は喉の手術と絡めて最近よく歌われます。6はデビュー曲で、当時のドラマーと一緒に演奏。ここからは今年3月に発売されたコンピ盤「TWIN-SONGs」の話に絡めて提供曲が続きます。8は岡田有希子さんへの提供曲で近年は海外で人気が高い曲。アルバム「POINTS-2」でセルフカバーした当時は歌っていたけれどずっと歌っていなかったとのことで、「TWIN-SONGs」の制作をしていてEXシアターで歌いたくなったとのこと。私ももちろんライブでは初めてで、今回のコンサート前半の目玉といってもいいでしょう。9は横山知枝さんへの提供曲で、かつてコンサート中盤に「お誕生日コーナー」があったころの定番曲でしたが、最近また歌い始めてますね。

 15分の休憩を挟んで後半は、最近大切に歌っている10から。11は来年のデビュー50周年に向けたアルバム制作で作った曲から初お披露目の曲でした。いい意味で年輪を重ねたからこそ歌える曲というイメージです(感じ方には個人差があります)。12は高橋真梨子さんへの提供曲で、これも「TWIN-SONGs」に収録されてますね。13はかつての大定番曲で、喉の調子が良くなってきて最近復活しつつあるのが嬉しいのですが、今年春のビルボードライブに続いてバンド編成、それもギターの是永功一さんの提案だったそうですが林立夫さんのドラム付きで、私は初めて聴きました。ドラムが入ったことで、いくつかあるバージョンのうち「HOT BABY」版にさらに近づいた感じ。あんなに高速な演奏ではないですけど(^^; 14はおなじみ観月ありささんへの提供曲ですが、これも「TWIN-SONGs」収録。なにげに「TWIN-SONGs」からの選曲が多いです。でも河合奈保子さんへの提供曲「微風のメロディー」は歌わないのよね。過日のデイリー新潮での臼井孝さんのインタビュー記事を読んで、もう歌うことはないんだろうなあと感じてたところではあります。15・16はノリの良い元気タイムで客席前方はスタンディング。15は亜美さんもハンドマイクで立って歌唱でした。17は近年、大切に歌われている曲でサビの繰り返しフレーズを客席も一緒に。18は説明不要ですね。

 アンコール1曲目はド定番で客席総立ち(目視の範囲で。。。)これも「TWIN-SONGs」収録ですね。2曲目は最近よく歌うキャロル・キングのカバーでしっとりと締め。

 えー、コンサートでは演奏とかトークでいろんなことがありました(書けない・微笑)。まあそれも含めてライブの楽しさだと思っています。客席の反応も良くて盛り上がりました。楽しくてあっという間でしたね。(休憩除きで正味2時間5分程度)

 そしてなんと、早くも来年のコンサート情報が解禁。50周年の記念コンサートを10月10日に東京国際フォーラム・ホールCで開催とのこと。鬼が笑いそうですが今から楽しみです♪

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2025年4月26日 (土)

亜美さんのビルボードライブ千穐楽

 きのう25日はビルボードライブ東京で「尾崎亜美 CONCERT 2025」を観てきました。私が観たのは2部制の2部でしたので横浜(4日)、大阪(7日)と続いたツアーの大千穐楽でした。ロビーにはANRIさんからお花が。ファン一同からのお花も目立ってますネ。

Bblt250425

 サポートメンバーは鉄板の小原礼さん(Bs)と是永功一さん(Gt)。亜美さんが言うところの「水戸黄門スタイル」です。客席は満員御礼状態。大阪のレポでは曲目は控えましたが、ツアーが終わりましたので遠慮なく。

1.太陽のひとりごと
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.冥想
6.メッセージ~It's always in me
7.オリビアを聴きながら
8.BYE BYE MR.RANDOM
9.純情
10.伝説の少女
11.蒼夜曲 セレナーデ

ec1.天使のウィンク
ec2.Smile
ec3.Will You Love Me Tomorrow?

 ビルボードライブは公演時間が短いので(東京2部は1時間25分)、曲数も控えめ。昨年秋のEXシアター六本木公演をベースにした抜粋版+αみたいな感じです。今回のツアーでは曲目は同一ですが、ステージによってはec3がないこともありました(私が観た大阪1部がそう。要らんことトークが多かった?)。
 1と8はその六本木公演で発掘シリーズとして歌って以来、各地のライブで歌い続けています。5はデビュー曲。本来はバンドで演奏する曲ですが49周年、つまり50年目に突入との前振りとともに。9はファンに人気の盛り上がる曲ですが近年はサブスクで海外から良く聴かれているそうで嬉しいことです。
 ハイライトはやっぱり本編最後の11かな。2月の岡本真夜さんとのジョイントでも久々に歌われたのですが、今回は演奏に是永さんのエレキギターも入りました。テンポはピアノ弾き語りバージョンと同じですが、ギターとベースが入ったことによりアルバム「HOT BABY」バージョンの風味が加わり、長年ピアノ弾き語りで聴いていた身には演奏がとても新鮮でした。これからこのバージョンが定番になるのか注目したいと思います。
 東京2部のec1では1階席はほぼ総立ちに。個人的には大阪でも立ちたかったのですが少々窮屈で立てなかったのが残念。亜美さんいわく「ビルボードで立っているのはあまり見ない」。それだけ盛り上がっていたということです!ライブ中は客席から結構声も飛んでましたし、9のあとに「残り2曲です」って亜美さんが言ったら客席から大きく「えー」の声も。各ステージでこの声は出ていたようで「残り何曲までならえーって言われるのかなあ、3曲でも出るかな。残り6曲とかだと出ないよね」なんて要らんことトーク(笑)。いずれにせよ客席の反応に亜美さんはまんざらでもなさそうでした。亜美さんは楽しそうでしたがもちろん観ているほうも楽しかったです。ファンのなかには3会場×2ステージをコンプリートした方もいらっしゃるようで羨ましい限りです。切符の売れ行きもよく好評のようなので来年もビルボードライブ公演があるといいなと思います。

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2025年4月 9日 (水)

亜美さんのビルボードライブ再び

 4月に入りビルボードライブでの「尾崎亜美 CONCERT 2025」のツアーが始まっています。そのうち、まず7日開催の大阪を観てきました。ビルボードライブは東京と横浜には行ったことがありますが、大阪は初めて。西梅田の、阪神電車の再開発地区の地下にありました。ちょっと調べたらビルボードライブって阪神電車のグループ会社の運営なんですね。ビルボードと阪神の取り合わせが意外というか。

 ツアーは4日の横浜が初日で、25日の東京が千秋楽。よって曲目については黙っておきます。昨年の春のツアーと比べて今年は東京が増えて全3か所なのですが、大阪でのMCによると昨年のライブが好評だったそうで、それで1か所増えたのかな、とのこと。結構なことです♪ 今年は大阪が最速で売り切れたとのことで、私は1部を観ましたが満席でした。2023年と24年は秋のホールライブが東京だけの開催となり関西方面でのライブが無くなってしまったので、需要があるのだと思います。また秋に大阪でもライブをやってくれるといいですね。

 ライブは盛り上がりました!客席とステージが近いし、東京や横浜ほど天井が高くなくて一体感が出やすい環境であることも手伝っているのかな。あ、でも横浜を観た方によると横浜も盛り上がってたそうなのでやっぱり内容かな。ビルボードライブは2部制ということもあり一般的なホールライブよりも公演時間が短く、大阪の1部は1時間20分ぐらい。あっという間でした。曲数も抑え目でしたが、これでも予定より押したとのこと。トークでの「要らんこと」が多かったか(微笑)。でも要らんことトークは亜美さんの魅力のひつとでもあるので、これからも続けて欲しいです。

 ということで、詳しいことは東京の後に。

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2025年3月31日 (月)

デイリー新潮に亜美さんの素敵な記事

 音楽マーケッターの臼井孝さん(T2U音楽研究所 )がデイリー新潮に「記録と記憶で読み解く 未来へつなぐ平成・昭和ポップス」という連載を持っていて、Spotifyの再生回数などを切り口にアーティストのインタビューで読み応えのある記事を書かれているのですが、この度「TWIN-SONGs」発売に絡めて尾崎亜美さんへのインタビュー記事全4回が3月25日から31日にかけて公開されました。

第1回「杏里「オリビアを聴きながら」や松田聖子の名曲たちを生んだ尾崎亜美が語る制作秘話「『天使のウィンク』は明日までに作詞・作曲をお願いと言われ……」

第2回「尾崎亜美が昭和アイドルのなかでも岡田有希子と河合奈保子を大絶賛する“納得の理由” 松本伊代の「可愛すぎる」突撃エピソードも明かす

第3回「尾崎亜美のアルバム曲「純情」が令和に海外で人気沸騰、昭和のヒット作で味わった“生みの苦しみ”や入院先での“身バレ”も懐古

第4回「尾崎亜美、14歳の観月ありさに提供した難曲や、薬師丸ひろ子が歌う“謎の歌詞”を解説 「“1回で覚えられない曲を作ってほしい”と言われて……」

 各回が3ページありますので合計12ページ分という、たいへん読み応えのある記事になっています。触れられたエピソード自体はコンサートのMCやテレビジョン出演時のトークなどで既出のものも多いですが、そのときの亜美さんの心情・心境も添えられたりしていて興味深く読みました。中にはファンになってから20年の私も知らなかったことも(^^; 亜美さんはコンサートのトークで本題から逸れた「要らんこと」をちょいちょいしゃべるのですが、要はサービス精神が旺盛なんだと思うんですよね。臼井さんはそういうのを引き出すのが上手いなあと。楽しそうですし。読んでいると亜美さんの声で脳内再生されるような文体もグッドです。ファンにとって嬉しく、そうでない人が読んでも亜美さんがどんな人が伝わるのではないかと思います。

 そして、今回も亜美さんは河合奈保子さんをベタ褒め♪ 過去にベタ褒めされているのでそれ自体は今さら驚かないですが、ここまで具体的に細かく語っているのはなかなかないんじゃないかなあ。“セルフカバーで『微風のメロディー』を歌うとき、最初はかなり戸惑っていました(笑)”というのも、2019年の大阪のコンサートのサイン会で私が直接亜美さんに伺った話とおおむね符合しますので、あれは私に対するリップサービス(亜美さんは私が奈保子ファンであることをご承知くださっています)ではなかったんだなと確認することができました(微笑)。

 ちなみに亜美さんはインタビューを受けた日のことをブログで綴っています。2時間がんばったそうですので(たぶん臼井さんに乗せられていろいろお話しになったのではと想像)ぜひデイリー新潮をお読みいただければと思います。

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2025年3月26日 (水)

セルフカバーつきの尾崎亜美提供作品集発売

 先週20日にも綴りましたが、2枚組コンピ盤「TWIN-SONGs~尾崎亜美作品集」がきょう発売となりまして、さっそく私も入手しました。目玉焼きのジャケ写がかわいらしいです。ジャケ写やCD盤面に豚のイラストがいくつも踊っていますが、これは亜美さんの作。以前から豚好きを公言している亜美さんは会報やグッズによくお手製の豚のイラストが登場するのです♪

 CDの中身は上記タイトルのリンク先のとおりで20日にも綴ったので省略。音源的にレアなものは特にありませんが「オリビアを聴きながら」のセルフカバー音源はアルバム「lapislazuli」のもの。ベスト盤によく収録されているバージョンですが、たぶん一般には耳なじみがないのではと思われます。アルバム「MERIDIAN-MELON」収録のほうが世間的なイメージに合うんじゃないかなあ、と思ったりします。
 河合奈保子ファンとしては「微風のメロディー」にも触れておきたいです。この曲は奈保子さんのオリジナルと亜美さんのセルフカバーでは歌詞が一部違うわけですが、ブックレットの歌詞はどうするのかと思ったら色を変えて併記していました。オレンジ色が奈保子さん、緑色が亜美さん。それぞれの色がクレジットに紐づいていてどちらのバージョンかわかるようになっているという仕掛け。そう来たか、と思いました。

 欲を言えばブックレットに楽曲解説がついてたら更に良かったなあと思いますが、亜美さんの提供作を提供先のオリジナルと亜美さんのセルフカバーそれぞれで楽しめる趣向が面白いコンピ盤ですのでよろしければ。

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2025年3月20日 (木)

祝49周年

 きょう20日は尾崎亜美さんのデビュー記念日、そして昨19日はバースデーでした。合わせておめでとうございます。亜美さんの公式ブログなどからは来たる50周年に向けての動きも少しずつ伝わってきますが、その分今年は大きなものはないのかなあと(^^; でもコンスタントに活動いただけるのがファンとしては何よりなので、まずはライブの機会がそこそこあるといいなと思います。差し当たっては4月にビルボードライブ(横浜4日、大阪7日、東京25日)があるので、まずはこれらが楽しみ。8月には岡本真夜さんとのジョイントが群馬であります。秋にはたぶん、ホールでのソロライブがあるのでしょう(例年通りなら。)

 物販では、ちょっと変わったCDが3月26日に出ます。

 TWIN-SONGs~尾崎亜美作品集
 (リンク先はタワーレコード)

 2枚組のうち1枚が、亜美さんが女性シンガーに提供した曲の提供先オリジナル歌唱、もう1枚がそのセルフカバーという鏡合わせのような構成で、オリジナルとセルフカバーの聞き比べができるという趣向です。いちおうコンピレーションアルバムの扱いになるみたいですね。2枚組のうち1枚が提供先オリジナル歌唱となるCDとしては2009年に「Amii In The Box」が発売されていますが、このときは亜美さんの音源に提供作のセルフカバーはありませんでした。今回の音源は既出ですが企画が面白いのと、河合奈保子さんの「微風のメロディー」も含まれていることへの感謝も込めて入手したいと思っています(^^)

 体調のコントロールとかたいへんそうですが、身体をいたわりつつ50周年に向けて活動していただけると嬉しいです。改めて、おめでとうございます。

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2025年2月25日 (火)

お久しぶりの尾崎亜美&岡本真夜コンサート

 きのう24日は「尾崎亜美&岡本真夜コンサート LOVE&HEART」を観てきました。会場は埼玉県・新座市民会館ホールで「新座市民会館開館45周年記念事業」の肩書もついてました。その前日は埼玉県・坂戸市文化会館ふれあい大ホールでも公演があり2daysの公演だったのですが、今回私は新座のみの参加としました。亜美さんと真夜さんのジョイントは過去に何度も行われていますが、私の知るところでは3年ぶり。今回も宝くじ文化公演ということで切符がだいぶお安くなっていました。そんなこもとあってか客席は前売りで完売・当日券なしの盛況でした。

では曲目から。

岡本真夜ソロコーナー
1.Close To You
2.Happy Happy Birthday
3.Alone
4.サヨナラ
5.そのままの君でいて
6.TOMORROW
7.アララの呪文
8.10年目のLove Letter

(休憩)

岡本真夜&尾崎亜美コラボコーナー
8.It's Too Late
9.You've Got A Friend

尾崎亜美ソロコーナー
10.My Song For You
11.マイ・ピュア・レディ
12.VOICE
13.冥想
14.メッセージ~It's always in me
15.蒼夜曲 セレナーデ
16.伝説の少女
17.オリビアを聴きながら

アンコール 尾崎亜美&岡本真夜
en1.天使のウィンク
en2.卒業写真

 前半は真夜さんのコーナー。以前はピアノ弾き語りもしていましたが今回は歌手に徹していて、ピアノとヴァイオリンの伴奏で歌っていましたが5・6ではオケを使っていました。本人がバラードやマイナーのアップテンポが好きとのことで、その系統の曲を中心に。8は岩崎宏美さんへの提供曲で、デビュー30周年を機にセルフカバーを音源化したいと言ってました。音源化前に聴けたのは貴重かもです。

 後半は亜美さんのコーナーですが、その前のコラボコーナーは、以前もやったキャロルキングのカバーで。亜美さんのソロは配偶者の小原礼さんのベースとともに。事前にチャレンジングなことをするとブログで綴っていたのでどうなるかなと思ったら、久々に15が!間違いなく今回の目玉でしょう。ファンに人気の曲ですが歌うのに気力が要るとかで近年はお披露目の機会が減っていたところに2年前の喉の手術も重なって、以降は歌っていませんでした。術後はぐっと前に出るような曲は控えていたところ、一歩を踏み出したいということでのチャレンジだったそうです。ついでに言うとこの曲は亜美さんだけのピアノ弾き語りが定番でしたが、今回は礼さんのベースとともに。私の記憶ではたぶん初めてなんじゃないかな。。。とにかく久々の蒼夜曲は震えました。これだけで来た甲斐があったと思えます。13も礼さんと二人だけでの演奏はチャレンジング。そして、曲目にずらっとバラードが並ぶのも滅多にないことでチャレンジングだとおっしゃってました。言われてみれば確かに。

 アンコールは二人そろって。定番曲ですね。パラパラとスタンディングもありましたが前方はスタッフにより座らされたとのことで。。公営ホールではたまにあることですが、無粋だなあと感じます。(意見には個人差があります)

 お二人ともバラード多めで客席も「行儀のよい人」が多かったので全体に静かな客席でしたが、拍手や手拍子はよく出ていたし時々声も飛んでいたし盛り上がる曲は盛り上がったしで、LOVE&HEARTということで良いコンサートだったと思います。ジョイントとはいえソロがお互い8曲あるとミニコンサートぐらいのボリュームがあるのでいいですね。公演時間は15分の休憩込みで2時間25分ぐらいでした。このシリーズ、機会があればまた観たいと思います。

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2024年12月26日 (木)

松山でクリスマスライブ

 23日は松山のライブレストラン風来坊で「尾崎亜美Christmas Live Special 2Days」の1日目を観てきました。新型コロナ禍の前、この時期には鎌倉歐林洞ギャラリーサロンで亜美さんのクリスマスライブが開催されるのが定番でした。まるでホームコンサートのようなアットホームで濃密な空間のライブは切符がすぐに売り切れる人気ぶりでしたが、歐林洞の閉店によりライブはなくなってしまいました。そういう状況の中、小坂忠さんと親交のあった関係で松山の風来坊でのライブ出演をいくつか重ねていた亜美さんが、昨年初めて風来坊でクリスマスライブを開催し、今年が2年目となりました。私は昨年は行けなかったので初参戦です。風来坊には昨年、旧店舗時代に一度行ったことがありますが、移転新装した現在地では初めて。旧店舗よりだいぶ広く、ライブレストランを名乗って各席にテーブルを入れたためゆったりした感じになりました。ただ、1ドリンク1オーダー制の割には手が足りてなくてオーダーとかサーブとかのオペレーションが回ってなかったような(^^;

 今回のメンバーは亜美さんの他、小原礼さん(Ba)と是永功一さん(Gt)の3ピース。満席の盛況でスタートしたライブの曲目はこんな感じ。

1.Recipe For Smile
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.太陽のひとりごと
6.BYE BYE MR.RANDOM
7.Joyful Joyful

8.メッセージ~It's always in me
9.The Christmas Song
10.Blue Christmas
11.サンタが街にやってくる
12.純情
13.伝説の少女
14.Smile
15.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Have Yourself a Merry Little Christmas~Silent Night

 9月の陸前高田でのコンサートの曲目をベースに一部クリスマス仕様に差し替えた感じですね。同月の東京でのホールライブで企画された発掘シリーズの5・6は今回も健在。しばらく定番化するのかな?7はクリスマスというか年末ならではの曲で、歐林洞ライブでも定番でした。
 休憩を挟んで2部の9~11がクリスマスコーナー。10はエルビス・プレスリーのカバーで、何か新しいことをしたいという思いでの選曲だそうです。小原礼さんがプレスリーを声真似して歌ってました(^^)。11の後には、ちょっとしたお誕生日コーナーも。この時期が誕生日の人はクリスマスと一緒にされてきちんと祝ってもらえないことがありがち、ということで客席に「お誕生日の方いますか」と声を掛けてお祝い。この客席に呼びかける企画は私がファンになった2004年頃のコンサートでは定番で、とても懐かしかったです。それでは盛り上がっていこう!と前振りがあっての12でしたが、13からはバラード続き(微笑)。14はサビ部分を客席も一緒に歌いました。アンコールは1曲目でドカンと盛り上がって、ラストのec2は歐林洞ライブのアンコール定番だった曲ですね。

 ステージと客席がとても近く、気合を入れた声掛けでなくても客席の話し声がそのまま亜美さんに通ってしまうぐらい。私の声も何度か拾っていただきました(^^)。アットホームで温かい空気につつまれたライブは、歐林洞時代のクリスマスライブを思わせるものでした。亜美さんも、風来坊のことをホームみたいと言ってましたし。ただ、歐林洞ライブと同じ雰囲気かと言われると、そこはちょっと違うかな。。歐林洞は、それこそ限界まで椅子を並べて(それも前方は背もたれなしの椅子)超満員での開催でしたので、同じ満席でも濃密度が風来坊とは段違いでした。ただ、歐林洞は詰めすぎ&ステージに段差がない故に後ろからはステージが見ずらい(ほぼ見えない)という問題があったので、見やすさでは風来坊のほうが断然良いです。私は行って良かったと思いました。休憩除きで正味2時間弱のライブは楽しかったです。 2日目は参戦していないので状況はわかりませんが、ほぼ同じだったのではと思います。

 これで私は今年の亜美さん聴き納め。この感覚、5年ぶりだなあ。来年もいろいろライブがあるといいなと思います。

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2024年11月11日 (月)

イルカさんと亜美さんのホームメイドコンサート

 9日は神奈川県民ホールで「イルカ&尾崎亜美ホームメイドコンサート」を観てきました。イルカさん企画(だと思う・・)のジョイントコンサートです。タイトルにホームメイドというワードを入れたのは、料理を作ったりする亜美さんのイメージからだとか。考えてみれば曲も自家製ですし(微笑)。大きなハコでしたが2階席までお客さん入ってました。

 では曲目から。

1.白い色は恋人の色(※)
<亜美さんコーナー>
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.冥想
6.伝説の少女
7.オリビアを聴きながら
8.天使のウィンク(※)
<転換しつつのMCを挟んで>
<イルカさんコーナー>
9.サラダの国から来た娘(※)
10.人生フルコース
11.愛の種まこう
12.時の枝折り
13.うたのこども
14.なごり雪
15.いつか冷たい雨が

ec.まあるいいのち(※)

※はイルカさん亜美さんのコラボ

 オープニングの1は持ち歌でないところから2人のコラボ。亜美さんのコーナーは10月の石浜神社の曲目に近かったのですが、デビュー曲の5が入ったところがアクセントになりました。この日の亜美さんのサポートは小原礼さん(Bs)とAisaさん(Gt,Chor)のお二人で9月の陸前高田と同じメンバーですが、この3ピースでの5は初めてでしたね。8はイルカさんとのコラボ。夏に大阪城ホールで開催されるイベントライブ「君の歩いた青春」ではイルカさん、太田裕美さんと天使の羽を付けて歌ってるようなのですが私は行ったことがなく、ちょっと雰囲気を味わえたかなという感じです。羽はつけてなかったけど(微笑)

 イルカさんのコーナーでは逆に亜美さんがコラボで入って9を。10はレコーディング前の出来立ての曲だそうです。11、12も最近のアルバムからとのことで、亜美さんが往年の定番曲で揃えてきたのとは対照的でした。アンコールはコラボで。

 イルカさんと亜美さんは声が似ていて「声の美人姉妹」を自称していたりするのですが、声は似ていても歌い方がかなり違うのでコラボ曲でも違いがはっきりわかりますね。話し出すと止まらなそうな勢いなのはお二人とも似ています(微笑)

 客席はイルカさんのファンがかなり優勢でイルカさんには声も結構飛んでいたりすたのですが、亜美さんに対しても温かい感じで雰囲気は良かったです。イルカさんと亜美さんの掛け合いも面白くて、楽しいライブになりました。イルカさんはだいぶ前にやはりジョイントで見たことがあるのですが、声も見た目も変わらないし、衣装に至ってはフリフリのミニスカートだったのでびっくり。公演時間は休憩なしの1時間50分。曲数が少なめなこともあってあっという間に終わった感覚でした。また同じような企画があるなら、また行きたいと思います。

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