2018年11月18日 (日)

扉座「無謀漫遊記」ラクイブナイト

 先週、劇団扉座の「無謀漫遊記-助さん角さんの俺たちに明日はない-」の観劇記を綴りましたが、その続きを。11月10日の夜公演には終演後「ラクイブナイト」というイベントがついてました。結構前から定番になってるのですが、千秋楽の前夜に盛り上がろうというイベント。千秋楽すなわち楽日の前夜なのでラクイブというわけです。あえてこのイベントについて綴ろうと思ったのは、今回新機軸として撮影OKだったのです。SNS等で発信して欲しいという意なので、これに協力しないわけにはいかないだろうと(微笑)。もっともウチはSNSではないし千秋楽から1週間も後に綴ってどれだけの効果があるのかは微妙ですが(^^;
 今回のラクイブは、横内謙介さんの劇作家生活40年のお祝いイベントでした。

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 司会はテレビジョンでもおなじみの山中崇史さん。ラクイブの司会は山中さんと決まっているそうで、公演に出演していなくても毎回駆けつけて下さいます。右の派手な衣装は今回の中心人物を演じた創立メンバーの岡森諦さん。私が初めて観た「音楽劇・オリビアを聴きながら」での鬼上司役があまりにも迫力があって強烈な印象を残したのですが、コミカルだったり人情もろかったり豪快だったりと自由自在な役者です。

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 今回、角さん役を演じた犬飼淳治さん。口上を述べていたのかな?1週間経つと記憶が不確か(^^;

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 横内さんが客席から登場し「みちのくひとり旅」を熱唱!けっこう上手いです。

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 お練りの様は演歌歌手のようです。

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 山中さんが司会となって、横内さん、岡森さん、そしてテレビジョンでもおなじみで今回助さん役の六角精児さんという創立メンバー3人で横内さんの劇作家生活40周年と扉座の歴史を振り返るコーナー。2011年から見始めた私にとっては知らないことばかり。横内さんはすでに100作ちかい作品を書いているそうです。劇団扉座は創立時「善人会議」という名前でしたが、名前の由来について横内さんは、当時の小劇場での悪さをするのがかっこいいというような風潮が嫌だったので、その逆を行こうとしたと語ってました。で、今の名前への改名は、劇団の人気が下降気味になってきたので、パチンコ屋の新装開店に着想を得て、名前を変えてみたと(笑)。あんまり効果が無かったそうですが、逆に大きなブームにならなかったことで長く続いたのかもしれない、とのこと。なんとなく分かる気がします。劇団名について岡森さんと六角さんはあまり関心がなかったようで、「ああ、そう」という感じだったとのこと。六角さんに至っては「長くやるつもりはなかったから」ですって。

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 ここからは劇団員による余興タイム。若手の野田翔太さん(右)と白金翔太さんの“W翔太”によるショートコントというか、稽古場での横内さんのモノマネ。なんとなく雰囲気が伝わってきます(笑)

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 続いて中堅の高木トモユキさん。現在、2.5次元として話題のミュージカル「剣刀乱舞」で活躍中で、稽古場から駆けつけたとのこと。なんとネタが横内さんのモノマネで、W翔太と丸かぶり(^^;

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 ベテラン女優陣の中原美千代さん(右)と伴美奈子さん(なんとこの方が黄門様役でした)のショートコント。「次の扉座の脚本にこんなのはどうでしょう」と伴さんが話しをすると、中原さんがことごとく「それ実話ですよ」と、要するに横内さんの暴露話なのでした。客席大受け。(内容は自粛)

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 六角さんがこの日のために劇団をネタに曲を作って披露しました。パーカッションとハモニカは有馬自由さん。良いライブでした。


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 劇団を代表して岡森さんから記念品の贈呈。

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 中身はフラワーなんとか(^^;
 横内さんからは、100作目ざしてがんばるので、ぜひ劇場に来て下さいという挨拶で締め。

 本編公演も楽しかったですが、ラクイブも楽しかったです。それと、扉座初心者にとってはその歴史を知ることができて良かったです。これからも応援していきたいと思います。

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2018年11月13日 (火)

扉座公演「無謀漫遊記」を観る

 先週末の11月10日は、劇団扉座の公演「無謀漫遊記-助さん角さんの俺たちに明日はない-」の東京公演を観てきました。扉座の東京公演は座・高円寺であることが多いのですが、今回ははつか芝居の聖地とされる新宿の紀伊國屋ホール。劇場で配られたリーフレットに書かれた主宰・横内謙介さんの口上によれば「つか魂、つか様式を継承しつつも私にしか書けない今のドラマを真剣勝負で書き切りたい」と思って書き下ろした作品なのだそうです。そして、横内さんの劇作家40周年記念作品とも銘打たれています。つか芝居を直接観ていない私にはその辺の思い入れはないのですが、扉座版のつか芝居はいくつか観ていてとても面白かったので、期待は高まります。

 タイトルからわかるとおり、所謂テレビドラマ「水戸黄門」を題材にとった作品ですが、もちろんテレビのようなお行儀の良い水戸黄門であるはずもなく(爆)、ハチャメチャ、やりたい放題(褒め言葉です)の設定と筋書きに前半笑い通し。時代設定は江戸のようでいて現代でもあるというハイブリッドな芝居はいかにもつか芝居な感じです(あくまで扉座を通してしか知りませんが) 私が過去に観た扉座の芝居のなかでは「つか版忠臣蔵」のテイストに近いように感じました。
 で、抱腹絶倒で終わるかというと扉座(横内さん)はそんなことはなく、後半に泣ける筋書きが入ってきます。身分や居住地での差別や、それ故の苦労・苦悩などが段々明かされています。最後は水戸黄門ご一行が出てきて締めるのですが、ちょっと意外な締め方で、ハッピーとえばハッピーなのかもしれないけど・・・という。

 つまり、テレビの水戸黄門ば「勧善懲悪」ですが、この芝居では善と悪が単純に分かれていないのです。
主な登場グループは、地元で長年治水工事を手がけてきた業者、余所を拠点として全国展開する大手の土地開発業者、そして代官。大手の開発業者が治水工事参入を狙って代官に接近・・となればテレビ的には開発業者と代官が悪で、地元業者が善になりますね。しかし開発業者はパーティを開いて代官と接近はするものの、賄賂を渡すでもなく「入札」を提案するだけ。一般論では随意契約より入札のほうが良いシステムですから、真っ黒とも言えない。一方、地元業者は差別故のハンデを背負っているので情として肩入れしたくなりますが、親方のパワハラ・セクハラがひどいと(笑)。さてどうするか、というところがハラハラしたり面白かったり。

 今回はテレビジョンでもおなじみの六角精児さんが2年ぶりに扉座公演に出演し、助さん役で大暴れ。良いこと言いつつもちょい悪な感じが最高、その存在感は流石としか言いようがありません。普段は殺陣指導のスタッフの西村陽一さんが代官付きの堅物の侍を演じてましたが好演でした。今回は中堅が少なくベテランと若手メインの座組でしたが、若手も伸びてきていて良い芝居でした。おすすめしたいのですがすでに11日で千秋楽。。。

 終演後は「ラクイブナイト」というイベントがあったのですが、すでに文章の分量が多いのでまた改めて。

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2018年8月22日 (水)

マグカル版「バイトショウ-BEST盤」を観る

 先週末の8月19日は、マグカル・パフォーミングアーツ・アカデミーのミュージカル「バイトショウ-BEST盤-」を観てきました。
 マグカル~は神奈川県のミュージカル俳優育成プログラムで、私が近年贔屓にしている劇団扉座主宰の横内健介さんが塾長を、講師陣も扉座と深く関わりのある方々が務めています(詳細はこちら)。そんなわけで出演者はみなさん役者の卵ということになるわけですが、すでに4年活動していて初期メンバーのなかにはプロの舞台にも出演するまでに成長しています。6月に観た扉座公演「リボンの騎士」にも出身者が出演していてフライヤーも置かれていた縁で、今回初めて観劇しました。

 演目の「バイトショウ」は元々は扉座で2013年に上演されたもの。当時私も観ましたが、マグカル版にどのようにアレンジされているかという点も個人的には業務のあるところでした。

 会場は神奈川県青少年センター・紅葉坂ホール。この芝居ではなんと、観客は客席ではなくステージに通されます。バックステージなんて見ることないですから興味津々で袖を通り、ステージへ。回り舞台の上にしつらえたひな壇に客席が設置されていて、そこに座ります。そして、芝居の進行の中で客席が回るという趣向!一般的に演劇の場面転換は暗転で対応しますが、この公演では360度が舞台で客席を回すことによって場面転換をするんですね。役者はどこにいるかというと、ステージ上の回らない所とか客席とか。。この演出は今までにない感覚で面白かったです。

 扉座のバイトショウは、プロのシンガーを目ざす女性の半生記という形で綴られていましたが、本公演では役者・ダンサー・ミュージシャン・料理人など、様々なプロを目ざす若者の群像劇という形に再構成されていていて、若者がバイトに明け暮れつつ夢を追う姿をより普遍的に描いていました。扉座版で盛り込まれていたエピソードも結構出てきたので、「ああ、こんなシーン、あったあった」と思い出しながら楽しく観ていました。もちろん楽しいだけじゃないくて挫折の姿なども描かれていたり、大切な人との別れがあったりと泣きのポイントもあるのは扉座のお家芸そのまま。希望のある終わり方もそうですね。

 芝居のほうは現役の若手(笑)のエネルギッシュさが溢れるもので、芝居もダンスも歌もなかなかのもの。アカデミーのメンバーだけでこれだけものものが作り上げられるというのはすごいなあと。だって扉座版のときは客演でミュージカル俳優を入れてましたからネ(微笑)。演劇の目の肥えた人が評論家目線で観劇すれば気になるところはあるのかしれませんが、観て良かったと思える良い芝居でした。

 2016年から脚本を少しずつ変えて演じられているそうですが、来年もあるのかな。また観てみたいです。

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2018年6月24日 (日)

扉座公演「リボンの騎士」を観る

 きのう6月23日は劇団扉座の公演「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記2018」を観てきました。場所は扉座の根拠地の一つである座・高円寺。この日は昼夜2回公演でしたが直前に切符のとれた昼の部を。

 扉座は尾崎亜美さんが音楽監督として参加した「オリビアを聴きながら」で魅せられて以来、ずっと観ている劇団ですが、実は今回、扉座からのお知らせが届いたのを見て、なんか心が乗らないというか、どーかなーという微妙な感情だったのでした。理由は2つで、題材となった漫画「リボンの騎士」を全く知らず(接触したことがない)楽しめるのだろうかということと、高校が舞台ということで若手中心の座組となり扉座の中堅・ベテランメンバーがほぼ出演していない・・・もっと有り体に言えば個人的な推しメンが出ていない(^^; ということ。そんなこともあって公演が始まっても切符を取らずにいたのですが、フライヤーに踊る「横内謙介劇作家40周年記念公演第1弾」の文字に、やっぱり観ておくべきかなと。

 そんな微妙な感情を抱えての観劇でしたが、芝居が始まってしまったらもう、ぐいぐい引き込まれて。
 様々なハードルやアクシデントを乗り越えて、漫画「リボンの騎士」を劇化して上演にこぎつける高校演劇部の物語。ドタバタ劇のように見えて、ドタバタだけではない深みがあって、笑ったり涙腺が緩んだりと忙しい(笑)青春がいっぱい詰まった舞台。ダンスや舞踏シーンもたくさん盛り込まれていて華やか。とても面白かったです。
 たぶん演劇部の裏側の描写は、実体験に近いものが織り込まれているのだろなあ。演劇部といっても情熱を傾けている人とそうでもない人があったり、目ざす方向性も様々で決して一枚岩ではない・・・加えて部員それぞれの抱えている事情や環境が違う・・それらをまとめて舞台に仕上げていく大変さ。そういった裏側を垣間見るような演出も興味深かったですし、そこを乗り越えていく過程でいろんなことが起きて、目頭が熱くなる芝居でした。

 観劇の目が肥えているわけではないですが、こないだまで新人だと思ってた扉座のメンバーが重要な役どころで良い芝居をしてたりして、若手の伸長もめざましいのが見て取れたのも良かったです白金翔太さん良かったですねえ。劇が進むにつれて(役の上で)どんどんかっこよくなっていくところが素敵でした。客演の中には横内さんが育ててきた方(加藤萌朝さん、吉田美佳子さん)もいて、重要な役どころをやっていたのですが、これも良かったです。扉座って客演の方に良い役を譲っちゃうんですよねえ(微笑)

 公演は7月1日まで。前半戦は完売公演続出だったそうですが、後半はまだ残席があるようなので、お近くの方はぜひ。ストレートプレイではないので観劇が初めてというかたも見やすいと思います。

 そうそう、客演でダンサーのKAHOさんがダンス同好会のリーダー役で出演されてます。ネット上ではこの方を河合奈保子さんの娘さんだとしているブログやツイッターを多数見かけますが、これはフェイク情報。もちろん全く無関係です。そもそも奈保子さんの娘さんは小文字表記(kaho)ですものね。でも親しみを感じて見入ってしまいました(笑)

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2017年12月 4日 (月)

扉座公演「江戸のマハラジャ」を観る

 きのう12月3日は東京・高円寺の劇場「座・高円寺1」で劇団扉座公演「江戸のマハラジャ」を観てきました。音楽劇「オリビアを聴きながら」(2011年)で扉座に出逢って、1年後の再演を観て以降、本公演を欠かさず観るようになったので、扉座ファンとしてはちょうど5年といったところでしょうか。

 今回の作品は、扉座の芝居の振り付けを長く手がけているラッキィ池田さんとガッチリ組んだダンス、それもインドのボリウッドダンスをメインにしたもの、という事前情報があったので、肩の凝らない理屈抜きの娯楽作かな、なんて思いながら観劇開始。
 果たして、芝居の前半はそんな感じで進行。江戸の町になぜかインド人が大勢居住していてカレーを屋台で売ったりダンス教室やヨガ教室を開いていたり・・・という設定のなかで冒頭からボリウッドダンスてんこ盛り・大騒ぎで進んでいきます。しかし、そこは扉座、それは序章に過ぎませんでした。中盤以降、インド人の正体がだんだんと明かされてきてから、義理や人情、あるいは正義とは?悪とは?といったことが盛られてきます。そこにこれもまた扉座らしく時事ネタがスパイスのようにまぶされて、笑って泣いて考えさせられて・・・。楽しいだけでない深い芝居でした。

「江戸のマハラジャ」は12月10日まで。公演情報は扉座HPにて

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2017年6月30日 (金)

扉座公演「郵便屋さんちょっと2017」再配達!

 いささか旧聞になりますが・・・
 劇団扉座の「郵便屋さんちょっと2016」が1年ぶりに再演されることになり、先週末の6月25日・東京公演千秋楽を観てきました。(初演のときの記事はこちら。)

 初演は扉座のホームタウンともいうべき「座・高円寺」での公演でしたが、再演の今回は新宿・紀伊國屋ホールに進出。「郵便屋さんちょっと」はつかこうへい原作であり、かつてのつか芝居の聖地での公演は、主宰の横内謙介さんにとっては感慨深いものだったでしょう。私はつか芝居を知らずに過ごしてきたので、そのあたりの感慨はゼロですが(微笑)。

 さて、再演とはいえ初演と全く同じにやらないのが扉座。正式タイトルも「郵便屋さんちょっと2017 P.S. I Love You」と微妙に変わってるし(微笑)。この1年間・・特に直近の政治・社会を織り込み、しっかりバージョンアップされていて、観ていて痛快!都議選のさなかにこの芝居を観ることができて良かったと思うぐらい。ストーリーや設定の一部はハチャメチャだけど、人にとって大切なものは何か、を問いかけるような芝居でした。カーテンゴールではスタンディングオベーションになり、千秋楽らしい盛り上がりになったのも良かったです。

 そんな「郵便屋さんちょっと」は東京公演は終わりましたが、今週末の7月2日には神奈川県厚木市での公演があります。近郊の方はぜひどうぞ。面白いですよ。そして、なんと25才以下無料の席があります!(要予約)。公演情報は扉座ホームページで。東京都民の有権者は都議選の投票をお済ませになってお越しください。

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2016年6月21日 (火)

扉座公演「郵便屋さんちょっと2016」を観る

 もう3日前になりますが、劇団扉座第58回公演「郵便屋さんちょっと2016」の厚木公演初日(6月18日)を観てきました。初日といっても厚木は2日公演なので、翌19日が千秋楽です(微笑)。

 今回の芝居はつかこうへい七回忌特別公演と銘打たれています。初期のつか作品が原作だそうで、扉座がつか作品を取り上げるのは「つか版・忠臣蔵」に続いて2度目とのこと。とはいえ私は芝居の初心者、それも音楽劇「オリビアを聴きながら」以降の扉座しか観てませんから、つか芝居なるものには何の思い入れもなく観劇したわけであります。そこはつかさんへのオマージュをこれでもかと注ぎ込んだという主宰・脚本・演出の横内謙介さんとはズレているところです(^^;

 しかーし、つか芝居なんか知らなくても、とても面白い芝居でした!
 今作のキャッチコピーは「燃える!泣ける!!キマる!!!」・・・まさにそんな芝居でした。あと付け加えるとしたら「笑い」と「お色気」かな(^^; 私にとっては扉座テイスト満載の芝居でしたね。主役の山中崇史さんが、はちゃめちゃな役どころながらすんごいカッコイイです。

 芝居の筋は書きませんが、最初のほうは「そりゃありえないだろう」というハチャメチャな設定で進行し、笑いどころ多数。やがて社会風刺などが入ってきてだんだんとメッセージ性が見えてくる。それを私は「使命」と「いのち」と受け取りました。ラストはほろっと来ましたね。意外に思えたのは、芝居の途中でもキメの場面では自然と拍手が湧いてました。私は芝居の途中で拍手するという習慣(?)がないのでちょっと面食らいましたが、厚木の地元の方の観劇スタイルなんでしょう。こういうの、温かくて良いですね。

 そして、芝居初心者の私にも、以前に観た「つか版・忠臣蔵」との共通点から、つか芝居なるものが少しだけわかってきたような気がします。ハチャメチャな設定と進行、膨大な台詞量、熱い演技、大音響のBGMとその選曲、多色の照明・・・もちろん、知ってる人からすればそれだけじゃないとお叱りを受けることになるのでしょうが。

 とにかく面白いのでお勧めしたいのですが、東京公演(6月23日~7月3日/座・高円寺)は売れ行き好調で切符があまり残ってないという・・・。プレイガイドでは品切れが多いですが、扉座に残っているものもあるようなので、問い合わせて頂ければと思います。

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2015年11月 2日 (月)

劇団扉座「いとしの儚」観劇!

 きのう11月1日は、私が推している劇団扉座の今年の定期公演「いとしの儚 -100 Days Love-」を観てきました。
 この演目は2000年初演で、扉座としては15年ぶりの再演だそうです。ほかに外部で何度か上演されたそうですが、演劇歴=扉座歴5年の私は初演も外部の上演も知る由もなく。。調べれば調べられるのでしょうが、あえて予備知識無しで、新作として観ました。

 会場の座・高円寺1に入ると・・・目に飛び込んできた舞台は、昨年の定期公演「おんな武将NAOTORA」とそっくり。能舞台のようなシンプルなセットと、袖に置かれた効果音用のパーカッションの数々。。これで時代物だというのはすぐにわかりました。

 さて芝居はというと。。。私が5年間観てきた中で、こんなに泣きのポイントの多い芝居は初めてでした。私は涙腺が硬いのでそうそう泣きませんが、きっとハンカチ必須の方も多かったことでしょう。私も最後にはちょっとうるうる来てしまいました。とても簡単な言葉で書いてしまうと「悲しい物語」なのですが、なんというのかな、とても深かった。人を想う心とか、人間の性とか、強さとか、物事の優先順位とか、いろいろとね。

 ストーリーは、ちょっと書けません。そもそもが奇想天外な設定の物語で、そこにいろいろ仕掛けがあるので、それを書いてしまうのは。。。それと、この公演「R12」指定になっています。物語の展開の中で男女の性愛がキーになっていて、それをぼかせないので、そういうことになってるそうで。ということも書くのを憚られる理由です。

 少々重めの芝居ですが、そこは扉座、ちょっとした小ネタがあったり、時代物なのに突然時事ネタが入ってきたりして笑わせるところもあります。お約束のアドリブもありますしね。

 今回の主役はテレビ朝日系「相棒」でもおなじみの山中崇史さん。無頼の博打打ちの鬼気迫るような芝居が印象的でした。そして、その相手役=儚=には客演のMEGUMIさん。良い意味でグラビアアイドルの面影が全く残っていませんでした。いい役者さんになりましたね。今回は芝居をやりたいと主宰の横内謙介さんに志願したそうです。

 というわけで、悲しい内容だけど心に残る良い芝居でした。ぜひご覧になって、感じて頂ければと思います。東京公演は11月8日まで。そのあと厚木市文化会館でも11月21・22の両日に公演があります。詳しくは扉座ホームページでどうぞ。

 

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2014年11月10日 (月)

【告知】第1回あつぎミュージックフェスティバル

 劇団扉座の公演「おんな武将NAOTORA」は大好評のうちに厚木公演も終了しました。私は厚木の2日目、すなわち9日の大千秋楽をまたまた観てしまいました。厚木市文化会館小ホールでの公演は、東京の座・高円寺とはまたひと味違うものでした。何が違うかというと客席の反応がとても良いのです。扉座の芝居は端々に小技というか小ネタが入っていて笑いを取りに行っているのですが、厚木のお客さんはそういうところにとても良く反応して積極的に笑っているのですね。高円寺はどちらかというと澄ました感じで、ちょっとしたダジャレぐらいでは(心の中ではウケてるんだと思うけど)笑い声として出てこない感じ。音楽ライブと同じで、客席の反応が良いとステージに立つ役者さんもノッてくると思うのですが、そういう点で厚木公演は場内があたたかい雰囲気に感じがしました。芝居のほうは3度観ても素晴らしくて、これはぜひ再演していただきたいなと思うところです。

 さて、そんな大千秋楽を見終えて、ロビーで座長の横内謙介さんにご挨拶したら、ぜひとも宣伝して欲しいということでしたのでご紹介。

第1回あつぎミュージックフェスティバル

2014年11月22日(土)
厚木市文化会館大ホール
17時開演 料金5000円
[出演]
シェネル、BENI、三浦大知、新里宏太、Vimclip、N.O.B.U!!!、LIFriends、ピンクダイヤモンド、国丸リサ(新人発掘オーティション優勝者)

厚木市のサイトはこちら


 なぜ劇作家の横内さんが音楽イベントの宣伝なのかというと、横内さんが実行委員長なんだそうで。扉座の舞台に厚木公演があることでわかるとおり扉座は厚木を拠点のひとつにしていて、文化会館とも関わりが深いようです。で、この音楽イベントでは、厚木市文化会館に若い人を呼ぼうということで企画されたみたいです。なので出演者は中高年には響かないかと思いますが(微笑)、ぜひ回りの若い人に声をかけていただければと思います。

 チケットは一度売り止めになったあと追加席を開放し、絶賛発売中とのこと。ということで座長自ら進んで宣伝写真に登場してくださいました。どうぞよろしくお願いします。

Atsugi_music_fes

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2014年11月 6日 (木)

扉座「おんな武将NAOTORA」今週末は厚木公演!

 劇団扉座の公演「おんな武将NAOTORA」。東京公演は好評のうち11月3日に千秋楽を迎えました。私はすでに綴った第2回河合奈保子セッション参加のため、千秋楽には立ち会えなかったのですが、前日の夜公演「ラクイブナイト」は観ることができました。2回目だけど全く飽きない、素晴らしい芝居でした。

 で、東京公演は終わりましたが、今週末の8日と9日は神奈川県厚木市の厚木市文化会館小ホールで公演があります!東京公演は都合で行けなかった方、見逃した方は是非厚木へ。
 この公演、本っ当に評判が良いんです。ブログやSNSを見ていても絶賛の嵐と言って良いのでは。でもなあ・・・と言う方にはこちらのレビュー記事を紹介しておきます。

横内謙介ならではの歴史劇の傑作! 扉座公演『おんな武将NAOTORA』
~観劇予報

 どうぞ近郊の方はお見逃しなきよう。

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