2017年12月 4日 (月)

扉座公演「江戸のマハラジャ」を観る

 きのう12月3日は東京・高円寺の劇場「座・高円寺1」で劇団扉座公演「江戸のマハラジャ」を観てきました。音楽劇「オリビアを聴きながら」(2011年)で扉座に出逢って、1年後の再演を観て以降、本公演を欠かさず観るようになったので、扉座ファンとしてはちょうど5年といったところでしょうか。

 今回の作品は、扉座の芝居の振り付けを長く手がけているラッキィ池田さんとガッチリ組んだダンス、それもインドのボリウッドダンスをメインにしたもの、という事前情報があったので、肩の凝らない理屈抜きの娯楽作かな、なんて思いながら観劇開始。
 果たして、芝居の前半はそんな感じで進行。江戸の町になぜかインド人が大勢居住していてカレーを屋台で売ったりダンス教室やヨガ教室を開いていたり・・・という設定のなかで冒頭からボリウッドダンスてんこ盛り・大騒ぎで進んでいきます。しかし、そこは扉座、それは序章に過ぎませんでした。中盤以降、インド人の正体がだんだんと明かされてきてから、義理や人情、あるいは正義とは?悪とは?といったことが盛られてきます。そこにこれもまた扉座らしく時事ネタがスパイスのようにまぶされて、笑って泣いて考えさせられて・・・。楽しいだけでない深い芝居でした。

「江戸のマハラジャ」は12月10日まで。公演情報は扉座HPにて

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2017年6月30日 (金)

扉座公演「郵便屋さんちょっと2017」再配達!

 いささか旧聞になりますが・・・
 劇団扉座の「郵便屋さんちょっと2016」が1年ぶりに再演されることになり、先週末の6月25日・東京公演千秋楽を観てきました。(初演のときの記事はこちら。)

 初演は扉座のホームタウンともいうべき「座・高円寺」での公演でしたが、再演の今回は新宿・紀伊國屋ホールに進出。「郵便屋さんちょっと」はつかこうへい原作であり、かつてのつか芝居の聖地での公演は、主宰の横内謙介さんにとっては感慨深いものだったでしょう。私はつか芝居を知らずに過ごしてきたので、そのあたりの感慨はゼロですが(微笑)。

 さて、再演とはいえ初演と全く同じにやらないのが扉座。正式タイトルも「郵便屋さんちょっと2017 P.S. I Love You」と微妙に変わってるし(微笑)。この1年間・・特に直近の政治・社会を織り込み、しっかりバージョンアップされていて、観ていて痛快!都議選のさなかにこの芝居を観ることができて良かったと思うぐらい。ストーリーや設定の一部はハチャメチャだけど、人にとって大切なものは何か、を問いかけるような芝居でした。カーテンゴールではスタンディングオベーションになり、千秋楽らしい盛り上がりになったのも良かったです。

 そんな「郵便屋さんちょっと」は東京公演は終わりましたが、今週末の7月2日には神奈川県厚木市での公演があります。近郊の方はぜひどうぞ。面白いですよ。そして、なんと25才以下無料の席があります!(要予約)。公演情報は扉座ホームページで。東京都民の有権者は都議選の投票をお済ませになってお越しください。

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2016年6月21日 (火)

扉座公演「郵便屋さんちょっと2016」を観る

 もう3日前になりますが、劇団扉座第58回公演「郵便屋さんちょっと2016」の厚木公演初日(6月18日)を観てきました。初日といっても厚木は2日公演なので、翌19日が千秋楽です(微笑)。

 今回の芝居はつかこうへい七回忌特別公演と銘打たれています。初期のつか作品が原作だそうで、扉座がつか作品を取り上げるのは「つか版・忠臣蔵」に続いて2度目とのこと。とはいえ私は芝居の初心者、それも音楽劇「オリビアを聴きながら」以降の扉座しか観てませんから、つか芝居なるものには何の思い入れもなく観劇したわけであります。そこはつかさんへのオマージュをこれでもかと注ぎ込んだという主宰・脚本・演出の横内謙介さんとはズレているところです(^^;

 しかーし、つか芝居なんか知らなくても、とても面白い芝居でした!
 今作のキャッチコピーは「燃える!泣ける!!キマる!!!」・・・まさにそんな芝居でした。あと付け加えるとしたら「笑い」と「お色気」かな(^^; 私にとっては扉座テイスト満載の芝居でしたね。主役の山中崇史さんが、はちゃめちゃな役どころながらすんごいカッコイイです。

 芝居の筋は書きませんが、最初のほうは「そりゃありえないだろう」というハチャメチャな設定で進行し、笑いどころ多数。やがて社会風刺などが入ってきてだんだんとメッセージ性が見えてくる。それを私は「使命」と「いのち」と受け取りました。ラストはほろっと来ましたね。意外に思えたのは、芝居の途中でもキメの場面では自然と拍手が湧いてました。私は芝居の途中で拍手するという習慣(?)がないのでちょっと面食らいましたが、厚木の地元の方の観劇スタイルなんでしょう。こういうの、温かくて良いですね。

 そして、芝居初心者の私にも、以前に観た「つか版・忠臣蔵」との共通点から、つか芝居なるものが少しだけわかってきたような気がします。ハチャメチャな設定と進行、膨大な台詞量、熱い演技、大音響のBGMとその選曲、多色の照明・・・もちろん、知ってる人からすればそれだけじゃないとお叱りを受けることになるのでしょうが。

 とにかく面白いのでお勧めしたいのですが、東京公演(6月23日~7月3日/座・高円寺)は売れ行き好調で切符があまり残ってないという・・・。プレイガイドでは品切れが多いですが、扉座に残っているものもあるようなので、問い合わせて頂ければと思います。

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2015年11月 2日 (月)

劇団扉座「いとしの儚」観劇!

 きのう11月1日は、私が推している劇団扉座の今年の定期公演「いとしの儚 -100 Days Love-」を観てきました。
 この演目は2000年初演で、扉座としては15年ぶりの再演だそうです。ほかに外部で何度か上演されたそうですが、演劇歴=扉座歴5年の私は初演も外部の上演も知る由もなく。。調べれば調べられるのでしょうが、あえて予備知識無しで、新作として観ました。

 会場の座・高円寺1に入ると・・・目に飛び込んできた舞台は、昨年の定期公演「おんな武将NAOTORA」とそっくり。能舞台のようなシンプルなセットと、袖に置かれた効果音用のパーカッションの数々。。これで時代物だというのはすぐにわかりました。

 さて芝居はというと。。。私が5年間観てきた中で、こんなに泣きのポイントの多い芝居は初めてでした。私は涙腺が硬いのでそうそう泣きませんが、きっとハンカチ必須の方も多かったことでしょう。私も最後にはちょっとうるうる来てしまいました。とても簡単な言葉で書いてしまうと「悲しい物語」なのですが、なんというのかな、とても深かった。人を想う心とか、人間の性とか、強さとか、物事の優先順位とか、いろいろとね。

 ストーリーは、ちょっと書けません。そもそもが奇想天外な設定の物語で、そこにいろいろ仕掛けがあるので、それを書いてしまうのは。。。それと、この公演「R12」指定になっています。物語の展開の中で男女の性愛がキーになっていて、それをぼかせないので、そういうことになってるそうで。ということも書くのを憚られる理由です。

 少々重めの芝居ですが、そこは扉座、ちょっとした小ネタがあったり、時代物なのに突然時事ネタが入ってきたりして笑わせるところもあります。お約束のアドリブもありますしね。

 今回の主役はテレビ朝日系「相棒」でもおなじみの山中崇史さん。無頼の博打打ちの鬼気迫るような芝居が印象的でした。そして、その相手役=儚=には客演のMEGUMIさん。良い意味でグラビアアイドルの面影が全く残っていませんでした。いい役者さんになりましたね。今回は芝居をやりたいと主宰の横内謙介さんに志願したそうです。

 というわけで、悲しい内容だけど心に残る良い芝居でした。ぜひご覧になって、感じて頂ければと思います。東京公演は11月8日まで。そのあと厚木市文化会館でも11月21・22の両日に公演があります。詳しくは扉座ホームページでどうぞ。

 

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2014年11月10日 (月)

【告知】第1回あつぎミュージックフェスティバル

 劇団扉座の公演「おんな武将NAOTORA」は大好評のうちに厚木公演も終了しました。私は厚木の2日目、すなわち9日の大千秋楽をまたまた観てしまいました。厚木市文化会館小ホールでの公演は、東京の座・高円寺とはまたひと味違うものでした。何が違うかというと客席の反応がとても良いのです。扉座の芝居は端々に小技というか小ネタが入っていて笑いを取りに行っているのですが、厚木のお客さんはそういうところにとても良く反応して積極的に笑っているのですね。高円寺はどちらかというと澄ました感じで、ちょっとしたダジャレぐらいでは(心の中ではウケてるんだと思うけど)笑い声として出てこない感じ。音楽ライブと同じで、客席の反応が良いとステージに立つ役者さんもノッてくると思うのですが、そういう点で厚木公演は場内があたたかい雰囲気に感じがしました。芝居のほうは3度観ても素晴らしくて、これはぜひ再演していただきたいなと思うところです。

 さて、そんな大千秋楽を見終えて、ロビーで座長の横内謙介さんにご挨拶したら、ぜひとも宣伝して欲しいということでしたのでご紹介。

第1回あつぎミュージックフェスティバル

2014年11月22日(土)
厚木市文化会館大ホール
17時開演 料金5000円
[出演]
シェネル、BENI、三浦大知、新里宏太、Vimclip、N.O.B.U!!!、LIFriends、ピンクダイヤモンド、国丸リサ(新人発掘オーティション優勝者)

厚木市のサイトはこちら


 なぜ劇作家の横内さんが音楽イベントの宣伝なのかというと、横内さんが実行委員長なんだそうで。扉座の舞台に厚木公演があることでわかるとおり扉座は厚木を拠点のひとつにしていて、文化会館とも関わりが深いようです。で、この音楽イベントでは、厚木市文化会館に若い人を呼ぼうということで企画されたみたいです。なので出演者は中高年には響かないかと思いますが(微笑)、ぜひ回りの若い人に声をかけていただければと思います。

 チケットは一度売り止めになったあと追加席を開放し、絶賛発売中とのこと。ということで座長自ら進んで宣伝写真に登場してくださいました。どうぞよろしくお願いします。

Atsugi_music_fes

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2014年11月 6日 (木)

扉座「おんな武将NAOTORA」今週末は厚木公演!

 劇団扉座の公演「おんな武将NAOTORA」。東京公演は好評のうち11月3日に千秋楽を迎えました。私はすでに綴った第2回河合奈保子セッション参加のため、千秋楽には立ち会えなかったのですが、前日の夜公演「ラクイブナイト」は観ることができました。2回目だけど全く飽きない、素晴らしい芝居でした。

 で、東京公演は終わりましたが、今週末の8日と9日は神奈川県厚木市の厚木市文化会館小ホールで公演があります!東京公演は都合で行けなかった方、見逃した方は是非厚木へ。
 この公演、本っ当に評判が良いんです。ブログやSNSを見ていても絶賛の嵐と言って良いのでは。でもなあ・・・と言う方にはこちらのレビュー記事を紹介しておきます。

横内謙介ならではの歴史劇の傑作! 扉座公演『おんな武将NAOTORA』
~観劇予報

 どうぞ近郊の方はお見逃しなきよう。

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2014年10月28日 (火)

扉座公演「おんな武将NAOTORA」観劇!

 10月26日は当店でも紹介しました劇団扉座公演「おんな武将NAOTORA」を東京の座・高円寺で観てきました。

 いやー。とっても良い芝居でした!

 音楽劇「オリビアを聴きながら」からの扉座初心者であり演劇初心者ですが、今まで観た公演とはタイプが違う、私にとっては大変新鮮なものでした。

 この公演のキーワードは「美しさ」でしょうか。
 舞台が、台詞が、物語が、音が美しい。
 能舞台のようなシンプルなセットの舞台で繰り広げられる芝居は熱いのだけれど、熱いだけでなく美しいのです。井伊家存亡の危機を救うため女性ながら請われて領主となる井伊直虎も、決して野心があるわけではなく、ただただ領民を救いたいという思いで要請を受ける。そのほか親子の情や主と臣下の情など、いろいろなものが美しいのです。もちろん敵役もいますが、それがまた美しさを引き立てるというか。

 「台詞が多い」という事前の話しのとおり、確かに公演中、絶え間なく続く台詞の量は膨大。しかし、その台詞の多さが決して満腹感になることなく「で、どうしたの」「え、どうなっちゃうの」とぐいぐい引き込まれていきます。歴史物ですが予備知識なくてもまったく問題なし。
 音が美しいというのは、効果音が生演奏なのです。舞台の左右、袖近くに設けられたブースにパーカッションが設置してあり、役者が交代で演技に合わせて音を奏でていく妙。これもまた見どころ(聴きどころ?)だと思います。

 ストーリーの展開上、泣きの要素が多いですが、俗っぽいネタも上手く仕込まれていて、そういうところでは積極的に笑いを取りに行っています。たぶんあそこはアドリブだろうなというところも発見。このあたりは扉座ならではですね。(って他の劇団の公演を観たことは無いのですが・・・)

 そして、客演で主役を演じる有森也実さん。私が感じたキーワードのとおり美しいのですが、設定キャラクター的には案外洒脱で男前だったりします。そしてクライマックスにかけては圧倒的にかっこいい。それと、劇団にとても馴染んでる感じがまた良いですね。浮いてないのです。

 とまあ、つらつら思うところを綴っていますが、なにせ下手なのでどこまで伝わるか・・・それでも、観終わって改めてオススメします。良い芝居ですのでどうぞお見逃しなきよう。東京公演は11月3日までです。詳しくは扉座のHPを

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2014年10月22日 (水)

扉座公演「おんな武将NAOTORA」あす初日

 私が推している劇団扉座の第56回公演は「おんな武将NAOTORA」。あす10月23日が東京公演(座・高円寺)の初日です。

 戦国時代に女性ながら領主になった井伊直虎の物語を芝居にしたものだそうで、口上や公演日時等は扉座の特設ページをぜひご覧頂きたいと思います。

 そのサイトには書かれていないのですが、主宰で作者の横内謙介さんのブログとか、劇団員のブログやツイッターからは「シェイクスピア時代劇」とか「大河ドラマ」といったワードが飛び交っています。正直いってどんな芝居になるのか、演劇初心者の私にはよく分からないのですが、どうも台詞が半端なく多いらしいです。そして熱い舞台らしい。で、まだ観てもいないのにおすすめするというのもヘンですが、創立メンバー岡森諦さんの「観る価値のあるお芝居だと思います」の言葉を信じてオススメしちゃいます(笑)。これまでの経験則から「扉座の芝居にハズレはない」ということは言えますし。

 いやね、ほんと扉座の芝居はいいですよ。演劇に興味の無かった私が入り込んでしまったのですから。そして今回は扉座未経験者がミーハー気分で観るのにもうってつけ。客演がなんと有森也実さんです。有森さんを小さな劇場で間近に観る機会はそうそうないと思いますよ。東京公演は11月3日まで。どうぞお見逃しなく。

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2014年4月30日 (水)

再々演 つか版・忠臣蔵千秋楽

 劇団扉座の第55回公演「幻冬舎プレゼンツつか版・忠臣蔵」はきのう4月29日が千秋楽でした。つか版・忠臣蔵は2013年の再演を観ていますが、今回も28日の楽イブと29日の千秋楽の2回を観てきました。
 再々演といっても全く同じではなく、脚本が少し変わってパワーアップ。公演会場となった紀伊國屋ホールにかけて登場人物に紀伊国屋文左衛門が登場したり、東京五輪開催決定とかの時事ネタを織り込んでたり、とか。忠臣蔵になんで時事が・・・と思われるかもしれませんが、この芝居は時空など簡単に飛び越えて何でもアリなのです(笑)。

 舞台から発せられる役者のエネルギーはすごかった。ただ、なんというのかな・・・前回の再演時とは会場が違うせいか、どことなく上品に洗練されたように感じました。再演時の東京会場だったすみだスタジオパーク倉はちょっと言い方は悪いですが安普請の芝居小屋、といった感じだったのに対して、今回の紀伊國屋ホールは小さいながらも立派なホールで音響も良好。そんな環境の違いで感じ方が違ったのかな、と。(意見や感じ方には個人差があります)

 もっとも、つかこうへいさんの芝居をよく観ていたり、それがきっかけで演劇の世界に入った人にとっては、つか芝居の拠点だった紀伊國屋ホールは聖地だそうで。。。そういう方々やそれが分かっている扉座ファン、演劇ファンとってはまた違った感慨を持ちつつ観劇されていたかもしれませんね。私は2011年の音楽劇「オリビアを聴きながら」がきっかけで扉座の芝居を観るようになった初心者で、つかこうへいの名前は知っていてもつか芝居は観てませんから(^^; つか版・忠臣蔵も、つか芝居の名台詞がちりばめられているそうですが、そういう仕掛けは残念ながら私は一切わかりません。

 ただ、そんな下敷きのない私でもこの芝居はやっぱり面白い!ということは仕掛け云々を抜きにしてもよく出来ているということなんだと思います。はちゃめちゃな展開やネタに何度も笑って、でもほろりとさせられて、何度も拍手を送っていました。

 2回参加しただけですが、終わって淋しい・・・幻冬舎がスポンサーになって再演、再々演が行われてきましたが、4度目の再演があるならまた行きたいです。

 あ、そうそう、今回は前売り券が完売になる盛況でした。そんなわけで事前の告知記事は書きませんでした。なにせ紹介しても切符が手に入らないので。。ただ数は少ないながら当日券はあったので書けば良かったかな。

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2013年10月28日 (月)

扉座ミュージカル「バイトショウ」千秋楽

Beitshow_tokyo

 何度も紹介してきた扉座の本気ミュージカル「バイトショウ」。10月27日ついに東京公演(座・高円寺)の千秋楽を迎えました。私は厚木公演で1回観ていますが、東京公演は楽日前のソワレ(夜公演)と千秋楽の2回を観てきました。ということで都合3回。

 厚木公演も素晴らしいと思いましたが、厚木のときより歌や踊りがさらに熟成・洗練された感じがしましたね。やはり芝居というのは生き物だなと。芝居も扉座も初心者の私が言えることではないかもしれないですが。
 26日ソワレは終演後にイベントが付いた「ラクイブナイト」。楽日のイブだからラクイブですね。「バイトショウ」にちなんで、出演者から事前に取ったアルバイトに関するアンケートの結果をもとにしたクイズ大会で盛り上がりました。ある意味内輪ウケなんですが、座員の素顔が垣間見えて面白かったです。ミュージカルの感動を吹き飛ばすぐらい楽しかったかも(笑)

 そして27日の千秋楽。千秋楽というのはやはりひと味違いますね。客席のテンションが高いし、ステージの役者さんのテンションも高いような・・・例えばアドリブが増量してたりね(笑)。なんかもう、最後だから楽しんじゃおう、みたいな。そんな雰囲気、好きだなあ。
 感動的なラストを迎えたあとのカーテンコール。アンコールとしてヒロインの久保薗チエ役・五十嵐可絵さんが劇中のラストナンバーを歌ったのですが、そのさいに出演者総出で舞台の立ち位置のマーキングをはがしだしたり、セットを片付けだしたのには大笑い。カーテンコール中にバラシ(セットの撤収)をやるとは思わなかったです。最後はスタンディングオベーションになりました。

 終わって軽く虚脱感。本当に素晴らしいオリジナルミュージカルであり「扉座の芝居」でした。そういえばプレオープン会見のとき、扉座主宰の横内さんが課題として
「素晴らしい客演を招くと肝心の扉座劇団員がしょぼく見えかねない」
「扉座がやる意味のあるものにしなければ」
の2点を挙げていましたが、どちらもクリアしたと思います!できることなら再演していただきたいですねえ。まだ頭の中で劇中歌がぐるぐる回ってます。

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