2022年4月30日 (土)

谷山浩子さんのデビュー50周年記念コンサート

 きのう29日は「谷山浩子デビュー50周年記念コンサート~5人でオールリクエスト」を観てきました。会場は東京国際フォーラム・ホールC。5月の風物詩だったラ・フォル・ジュルネ音楽祭で何度も行ったホールですが、今回割り当ての3階席は初めて。いやー、急傾斜で高いうえにステージが遠い。(^^; すり鉢の底を見下ろすような感じでのライブ鑑賞になりましたが、音は良かったのでまあいいかな。。

 このコンサート、副題にオールリクエストと入っているとおり、アンコールを除き当日の演奏曲は客席のリクエストで決めるスタイルです。で、半券の裏にリクエスト曲を書くようになっていたのですが、うかつにも書き忘れて入場してしまうという失態。。ああ、ばかばか。改札係員がコロナ対応で半券の裏に名前と連絡先電話番号を書くように注意喚起していたのですが、リクエスト曲については言及がなかったんですよね。。。まあ、入れていたとしても1500人収容のホールですからそうそう当たるわけはないのですけど。

 いきなりテンションが下がってしまいましたが、始まってしまえば楽しいライブでした。今回のサポートミュージシャンはいずれも過去に猫森集会のオールリクエストで谷山さんに調教された手練れのミュージシャンばかり。
 石井AQ(Syn)
 斎藤ネコ(Vl)
 渡辺等(Bs,Mand)
 山口とも(Dr,廃品打楽器)

 谷山さんが抽選箱に入った半券を引いて曲が決まりますが、みなさん軽い打合せで華麗に演奏。譜面係がスタンバイしていて過去に演奏したことのある曲はそのときの譜面も準備されていはいたものの、リハなしで合わせるのですからすごいものです。特に経験の少ない山口さんはほぼ歌詞カードだけの状態からの演奏で、それできちっと決まるのですから神業です。

 今回の曲目は谷山浩子オフィシャルサイトに掲載されていますが、見事なまでに世間的に知られている曲が出なかったという(^^; 私も半分ぐらいは初めて聴く曲でしたが、打合せを兼ねた楽曲解説があるので楽しめました。オールリクエストで黒系の曲がほとんどないのは珍しいような気がします。猫森集会の場合だと、まず半券でリクエストできる人を選んで曲はその場で出してもらうので、その時の流れで何をリクエストするか考えられますが、今回は事前に書いたリクエスト曲を抽選で引くだけという違いが影響しているのかも。。

 それにしても、節目の記念コンサートをオールリクエストにしてしまうなんて谷山さんぐらいでしょう。谷山さんらしい楽しいコンサートでした。秋に猫森集会の復活も考えているということなので、こちらも楽しみです。

 そして、今回のライブは配信もされました。5月5日までアーカイブが視聴できますのでよろしければ。

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2019年9月19日 (木)

驚きの猫森集会Cプログラム(1日目)

 昨9月18日の夜は、この時期恒例の谷山浩子さんのシリーズライブ「猫森集会」のCプログラムを観てきました。場所は東京・新宿のこくみん共済coopホール スペース・ゼロ。例年と同じ場所なのですが全労済ホールから名前が変わりました。谷山さんも冒頭のMCでちょっと戸惑ってましたね(微笑)。

 Cプログラムはすべて客席からのリクエストで曲が決まるオールリクエスト企画。ということで、ゲストミュージシャンは並の方では務まりません。今年のゲストはベーシストの佐藤研二さんですが、いやすごかったです。なんとオファーを受けてから半年かけて谷山さんの全アルバムを聴き、耳コピで譜面に起こし、そのために自身のライブも少しセーブしたというのです!この経緯がMCで披露されると場内大喝采。私の記憶ではそんな仕込みをしてきた人を見た記憶がないです。これほど一人のアーティストの音楽にどっぷりつかったことはないとおっしゃってましたが、そうでしょうねえ。

 仕込んできただけあって佐藤さんの演奏はしっかり決まっていてかっこよかったです。谷山さんが忘れかけてる曲(歌詞カードしかない曲)なんかでは谷山さんが佐藤さんにコード進行を確認するといった一幕もあって、仕込みの成果が大活躍のライブでした。ただ、オールリクエストといえばゲストが知らない曲が出てきて、そこをどう乗り切るかというのを見るのも醍醐味のひとつであったりするので、それが見られなかったのは少々淋しい気も(爆)。自分で言うのも何ですが、リスナーとは勝手なものです(私だけ?)。

 佐藤さんは仕込みを万端整えてきたのですが、肝心の谷山さんは風邪を引いたそうで喉の調子がよろしくない状態であることを詫びてました。そして「静かな曲をリクエストして~」みたいな逆リクエストも(笑)。ということで出たリクエストはこうなりました。

Nekomori2019_c1jpg

 概ね白系で静かめな曲が揃いました・・・「ハサミトギを追いかけて」以外(微笑)。今回は本人セルフカバーのない提供曲のリクエストもなかったので、佐藤さんは全て仕込みで対応できたのはラッキーでしたね。いつもはクセのある曲のリクエストがあるものですが。私もそれを狙っているのですが、今年もリクエスト権は当たらず。。。2つ隣の席は当たったんだけどなあ。。本当に猫森でリクエストを出すのは遠い道のりです。それでもやっぱりCプロって楽しいんですよね。喉が不調だったにもかかわらず、しっかり歌いきった谷山さんにも大拍手です。

 * * *

【追記】後日、Cプロの2日目の曲目はどうだったのかな?と谷山さんの公式サイトを見たら、なんと翌日以降の猫森集会3公演が全て中止となっていました。医師の診断で発声禁止の指示が出たということで。。。そうなると「歌いきって大拍手」とも言えなくなってきてしまいますねえ。Cプロ1日目の奮闘がこじらせていたとしたら・・・ちょっと複雑な思いです。

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2019年2月 3日 (日)

谷山浩子ひとりでオールリクエスト180分

 きのう2月2日は「谷山浩子ひとりでオールリクエスト180分」を観てきました。東京・渋谷区文化総合センター大和田でのこのライブも今年で3回目かしら。私は昨年に続いての2回目の参加でした。タイトルどおり、全ての演奏曲が客席からのリクエストで決まるので、展開が読めないスリリングさというか、わくわく感というか、そういうものが存分に楽しめるライブです。加えて、「座席抽選によるリクエスト権が当たるかもしれない」というドキドキ感もあるのですが、今年も残念ながら当たらず(^^; 谷山さんいわく「当たらないのが普通なので気落ちしないでください」とのことでしたが、でも当たる人は当たる(というか2~3度当たっている人もいるらしい)のが不思議ですネ。

 今年はアンコール(これもリクエスト・笑)含め24曲の演奏。私は猫森集会に10年以上通っていますが初めて聴く曲も多く、谷山ワールドは深いなあと改めて思いました。谷山さんも「これは意外と歌ってない曲です」を連発。喉の調子があまりよろしくなかったようで、途中で中断してやりなおしたりはありましたが、「覚えてないので演奏できない」というものはなく、すべてやりきってたのはさすがです。

 恒例化しつつあるこのイベント。来年もあったらまた観たいです。あ、その前に秋の猫森集会ですね。

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2018年9月22日 (土)

今年も楽しい猫森集会(Cプロ)

 東京・新宿の全労済ホールで毎年開催される谷山浩子さんのシリーズライブ「猫森集会2018」に今年も参加してきました。まだ期間はあるのですが過去形にしたのは、今年は都合で9月21日のCプログラム1つだけの参加になったもので。。

 Cプログラムは「オールリクエスト」。全ての曲が、客席のリクエストで決まります。出演は谷山さんをサポートするキーボード(シンセ)の石井AQさんの他に、ゲストプレイヤーで渡辺等さん。その場の即興演奏となる「オールリクエストに耐えられるプレイヤー」は限られていて、これまでは実績のあるヴァイオリンの斎藤ネコさんとかパーカッションの山口トモさんが担当していたところ、「この人なら出来るんじゃない?」ということで白羽の矢が立ったとのこと。担当は弦楽器でBSとかマンドリンとか。私は初見の方だったのですが、渡辺さんとても良かったです。ベース(コントラバス)の音が好きなこともあるのですが、ピアノとシンセにベースが入ると素敵。そして初見で譜面、場合によっては譜面すらない(歌詞カードにコードだけ書いてあるとか)状況でしっかり合わせてくるのです。マンドリンも良かったなあ。

 演奏曲目はこちら。(手抜き)
2018nekomori_c


 オールリクエストには珍しく(?)白系の曲が並びました。谷山さんというと黒系(=不条理系)の歌に大きな特徴があるので、ちょっと物足りない感じもしないでもなく(微笑)。でも初めて聴くライブだったらこのぐらいが聞きやすくて良いと思います。あ、アンコールはちょっと黒いかも、半黒? M11~13が久しぶりかつ譜面未整備などで苦戦したようで「どうすんだよこれ」なんて言ってましたが(微笑)ちゃんと完奏してました。

 例によって今年も私はリクエスト権は当たらず、10数年リクエスト曲として暖めている曲は今回もお蔵入り。でも.楽しかったです。


 例年、Cプログラムは2日あるのですが、今年は1日だけになってしまったのはちょっと淋しかったですね。来年は2日あるといいな。


 * * * *

 谷山さんと河合奈保子さんの縁と言えばアルバム「ハーフ・シャドウ」のB面(Sunny Side)5曲を谷山さんに提供して頂いていますが、そのアルバムのA面(Shady Side)の2曲「マーマレード・イヴニング」と「12月のオペラグラス」を作曲した小田裕一郎さんの訃報が届きました。マスコミで出回っている記事の見出しでは『「青い珊瑚礁」を作曲』となっていますが、私にとってはなんといっても先ほどの2曲です。アレンジも相まって奈保子さんの曲のなかではずば抜けておしゃれな感じで、.奈保子さんの魅力を引き出して下さったと思っています。ご冥福をお祈りします。

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2018年2月 5日 (月)

今年もひとりでオールリクエスト

 きのう2月4日は「谷山浩子ひとりでオールリクエスト180分」を観てきました。このライブは今年が3回目だそうで、私は昨年に続いて2回目の参戦。場所は変わらず東京・渋谷区総合文化センター大和田さくらホール。尾崎亜美さんも近年は東京公演でよく使っているホールですね。

 この企画は秋の猫森集会の名物企画「オールリクエスト」を単独でボリュームアップしてやってしまおうというもの。事前の仕込みは一切なく、客席のリクエストでその場で曲が決まります。そして「ひとりで」ですのでサポートメンバーはなく全編ピアノ弾き語り、頼れるのは自分と持ち込みの歌詞カードだけという状態。

 客席リクエストの決定方法は、シンプルに座席抽選。切符の半券が入った抽選箱から谷山さんが選んでリクエストを聞いていきます。そうして決まった曲目は写真のとおり。

All_request2018

 お馴染みの曲からレア曲、迷曲(笑)まで取りそろいました。私はだいたい3分の2以上は知ってましたが、10年以上通い続けていると分かってくるものですね(微笑)。
 出来るだけたくさん演奏したいという谷山さんの意向でトークは控えめでしたが、「まもるくん」は谷山さん本人が照明や音響のスタッフにどんな曲か説明できず(爆笑)、改めて迷作ぶりを強く印象づけました(爆)。そして「照明は自由演技で」と誤魔化した結果、なんとミラーボールが回り出すという思わぬ展開に。スタッフがやけくそになったのかと思いました(爆)。

 それと、「人形の家」と「てんぷら☆さんらいず」は『作らなきゃ良かったソング』だそうで。つまり演奏が難しいということですが、そういうことをさらっとしゃべる谷山さんは素敵です。

 細かい事故はありましたが、たった一人で約3時間、アンコール含め27曲のリクエストを弾いて歌いきった谷山さんに拍手。残念ながら今回も私は抽選に漏れ、また当選者から河合奈保子さんへの提供曲のリクエストは出ませんでしたが、それでも楽しかったです。この企画、続けて欲しいですね。リクエスト権が当たるまで(^^

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2017年9月24日 (日)

猫森集会Dプロ1日目・真子さんとの素晴らしいコラボ

 きのう23日は20日に続いて谷山浩子さんの「猫森集会2017」を観てきました。23日はDプログラムの1日目。ゲストは石野真子さん。

 それではさっそく曲目から。

1.きれいな石の恋人
2.意味なしアリス
3.城あとの乙女
4.のらねこ
5.まもるくん
6.恋するニワトリ

<ここから石野真子さん登場>

7.狼なんか怖くない
8.Cafe Memories
9.私はオレンジ
10.イカルスの子守歌
11.待ちぼうけ
12.OYASUMI
13.なおちゃん
14.カントリーガール
15.河のほとりに
16.春ラ!ラ!ラ!

en.同じ月を見ている


 最初の6曲は谷山さんとシンセの石井AQさんのみで。
 選曲理由が面白くて、1は「いしの」にちなんで。2~6は並べた曲名を縦読みすると「いしのまこ」ですって。

 このあと石野さんが呼び込まれてデビュー曲の7を。一気にステージが華やかに。そして客席からは元親衛隊の方とおぼしき方々の力強いコールが!。良くみたらハチマキも締めてる(微笑)。
 今年の猫森集会のプログラムを見た時、なぜ石野真子さんが?と思ったのですが、谷山さんが曲を提供してたということで、8~11はその提供曲を。12~15は石野さんに谷山さんの曲の中から選んでもらったとのこと。わりと初期のフォーキーな曲が並びました。16は石野さんの代表曲のひとつですが、AQさんが少しテンポを落とした大人な感じのアレンジ(シャッフルと言ってました)を施して、これがなかなか良かったです。石野さんのファンはどう感じたか分かりませんが(微笑)。

 石野さんを生で見たのも歌唱をライブで聴いたのも初めてですが、大変失礼ながら歌が上手いのにビックリ!谷山さんも「昔より歌が上手くなってる!」とおっしゃってました。加えて声も綺麗で、谷山さんとのハーモニーもとても心地よかったです。谷山さんは石野さんに基本的に一人で歌って貰うつもりだったらしいですが、石野さんのほうから「一緒に歌って」と言われたそうで、1番2番で歌い分けたりユニゾンで歌ったりと、お二人のコラボが多かったのでした。もちろん姿も綺麗で。客席で心を奪われた方も多かったのでは。いやー、心洗われるような良いライブでした。

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2017年9月21日 (木)

猫森集会Cプロ1日目・やっぱりトモさんはすごかった

 今週はこの時期恒例、谷山浩子さんのシリーズライブ「猫森集会2017」が開催されています。きのう20日はそのCプログラム1日目を観てきました。Cプログラムは猫森名物の「オールリクエスト」。最初から最後まで、その場で客席のリクエストに応えて歌唱・演奏するというスリリングな(微笑)ステージがたまりません。場所は毎年お馴染みの東京・新宿の全労済ホール・スペースゼロ。

 猫森集会は谷山さんと長年の相棒・シンセの石井AQさんがホスト(というのかな?)で、そこにプログラム毎にゲストを迎えます。Cプロの1日目はパーカッションの山口トモさんでした。
 10年前の猫森で初めてトモさんの演奏を観た時の衝撃はいまでも鮮烈ですが、やはり何度観てもトモさんはすごいの一言。谷山さんの曲を極めているわけではなく、ほぼ聞いたことがないのと同じ状態であるにも関わらず、谷山さんのいい加減な簡単な解説を少し聞いただけて「わかりました」といって即興でパーカッションを合わせてしまうって本当にすばらしい。しかも構成を読んで盛り上げるところは盛り上げ、ブレイクもちゃんと合わせるのです。観ていると、トモさんは演奏中ずっと谷山さんのピアノの手とか挙動を注視していて、それで合わせてたようです。いやー、いいものを聴きました。

 リクエストで歌った曲はこちら。
Nekomori2017c1

  残念ながら、私は今年もリクエスト権は当たりませんでした。まあ計算上は20分の1以下なので元々確率は低いのですが、一度は当たってみたいものです。その時に何をリクエストするかは決まっているのですが。。
 リクエスト権はほとんど座席抽選(切符の半券をくじ引き)だったのですが、1回だけゲームで決めるコーナーがありました。出演者3人の私生活に関する3択クイズという、ヤマカンでやるしかないゲームだったのですが、その問題で谷山さんんがパンシロンを飲んでいることが判明し、私にとっては大いに驚きました。だって谷山さんなら「風になれ~みどりのために」のCMに使われた「サクロン」だと思ってたので(笑)

 初めて聴く曲も多かったですが、何が飛び出すか分からない展開や、AQさんやトモさんとの掛け合いなども含めて楽しかったです。

 * * *

 新宿に来たついでにタワーレコード新宿店を偵察しましたが、河合奈保子さんのDVD発売特設コーナーとフォトパネル展は引き続き展開中でした。パネル展は9月18日までの延長と聞いていましたので、再延長でしょうか。もちろん大歓迎ですが(^^)  なお、奈保子さんのお隣の特設コーナーは工藤静香さんから金井夕子さんに変わってました。尾崎亜美ファン兼務の私としては「パステル・ラブ」などの提供で縁のある方。当時のオリジナルアルバムの再発をプッシュしてました。ご本人のサインが飾られていたのがちょっと羨ましかったですネ。

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2017年4月27日 (木)

これは快挙か

 毎年秋の「猫森集会」レポで当店ではお馴染み?かつ河合奈保子さんと曲提供でご縁のある谷山浩子さんは今年デビュー45周年を迎えます。きのう4月26日には記念の3枚組全集「谷山浩子45thシングルコレクション」が出たり、今週末の4月29日には記念コンサートが東京国際フォーラムで開催されたりと45周年モード全開ですが、そんな中、先週4月22日にはFMおだわらで谷山さんをゲストに迎えての3時間特番「谷山浩子45周年記念~3時間まるごと谷山浩子スペシャル」が放送されました。
 毎月第1・第2日曜深夜の「ファムラジオ」の特別版という扱いで放送されたのですが、3時間の放送の中で提供作を紹介するコーナーが短いながらもあり、なんと奈保子さんの「こわれたオルゴール」が流れたのです!ラジオでこの曲が流れるなんてことは通常ではまず考えられないようなことで、これは快挙と言ってもいいのでは。ちなみに流れた提供作は2曲でしたが、もう1曲は斉藤由貴さんの「MAY」でした。数ある提供作の中からこの2曲、やっぱり快挙ですよね。

 で、満点をつけたいところなのですが、残念ながら減点要素がありまして。

 ひとつは、フルコーラスで流れず、3番がカットになったこと。この曲は物語性が高いですよね。谷山さんもせっかく「奈保子さんが二十歳になる記念のミニアルバムで、少女が大人になるというテーマで、という依頼を受けて作った曲」と解説してくださったのに、3番がカットされてはそれが伝わらないなあと。「MAY」も2番の繰り返しがカットされていたので時間の都合だったのかもしれませんが、少々残念。

 そしてふたつめは、進行役である音楽ライター・長井英治氏のコメント内容が少々いただけなかったこと。リクエストを受けて選曲されたようなのですが「異常に人気があって何人もリクエストが来た」と紹介したのです。しかも「異常に人気」という部分を再度繰り返したり・・・。そりゃ「MAY」と違って企画アルバムの収録曲ですから、リクエストがいくつも来たら驚くでしょうが、なにも「異常」と表現することはないんじゃないでしょうか。。「こわれたオルゴール」が好きな人は異常なんでしょうか。

 谷山さんがアルバム「タマで弾き語り」でカバーしたのは、カバーの要望が多数寄せられたから、とされていますし、この曲で谷山さんのファンになったという方もいらっしゃると聞いています(リクエスト主もその一人でした)。そんなわけでコアな方には人気の名曲だと思うのですが。音楽ライターの見識を問いたい気分です。

 ちなみにこの特番、4月30日(日)深夜23:00~25:00に再放送されます。3時間の番組を2時間に再編集しての放送なので、提供作部分はカットされてしまう可能性が高いと思われますが、谷山ワールドの入門としてお聞きになっても楽しめると思います。

<聴取方法>
○FMラジオ:
 78.7MHz(小田原市内)
○インターネット(PC、スマートフォン共通):
 JCBAインターネットサイマルラジオのサイトからブラウザで直接聴取
 ※スマートフォンの場合、上記サイトで追加のアプリ導入(無料)が指示される場合があります。

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2017年2月 5日 (日)

オールリクエストの3時間ライブ

 きのう2月4日は「谷山浩子ひとりでオールリクエスト180分」というライブを観てきました。谷山さんのオールリクエストといえば毎年の秋の恒例ライブシリーズ「猫森集会」の一企画として名高いですが、そこからスピンオフして3時間まるまるオールリクエストというライブ。昨年開催して好評だったので今年も・・・ということでした。場所は東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホール。昨年夏の尾崎亜美40周年記念ライブと同じ場所です。客席は完売御礼。

 タイトルに「ひとりで」とついているのは、猫森集会では石井AQさんのシンセ&打ち込みやゲストミュージシャンのサポートがついているのに対して、今回はピアノ弾き語りのソロライブであることを表しています。ステージの上はグランドピアノが置かれているだけという、実にシンプルな構成(^^)

 チケット半券による座席番号抽選で当たったお客さんからリクエストを貰って、さくさく進めていきます。「歌いやすい曲だといいなあ」などと言ってるそばから容赦ないリクエストが寄せられたりするわけですが(^^)、27人からリクエストを受けて、『憶えてない・・・』と曲目変更が発動されたのは2人だけ。自身がセルフカバーしていないような提供曲でも歌う谷山さんは、猫森で知っているとは言えやっぱりすごいなあと。途中15分の休憩があったとはいえ3時間歌いっぱなしでしたし。

 知ってる曲も知らない曲もありましたが、曲前の照明・音響係向けのいい加減な要約した曲解説なども含めて楽しかったです。聴いていて発見だったのは、「ドッペル玄関」がピアノ弾き語りで聴くとジャジーに聞こえるということかな。本編ラストに「ヤマハ発動機社歌」が来て、一緒に歌えたのはアルバム「タマで弾き語り」の気分が味わえて個人的に嬉しかったですね。その前の「Miracle」との落差がまた何とも(^^)
 それと、谷山さんも「Smile for me」という曲を作ってたのを初めて知りました。何かのために(=メモしてないので忘れた(^^; )提供した曲らしいのですが、サビの手前?までしか憶えてないということで却下(曲目変更)され演奏ならず。谷山さんは「タイガースじゃだめだよね」なんておっしゃってましたが、そこで河合奈保子さんの名前が出てこなかったのが少々残念だったかな(微笑)。でも過去にはリクエストに応えて奈保子さんへの提供曲を何度も披露し、そのたびに「当時の大アイドル」と紹介頂いているので、まあこれぐらいのことはオッケーかと。

 3時間の大ボリュームのオールリクエストで、リクエスト権が当たらないかなという期待を掛けたものの、やっぱり今回も当選せず。。まあ考えてみれば、客席のキャパがおよそ倍になっているので時間が延びても確率はあんまり変わらないと。。楽しみはまた猫森集会に取っておきます。

Taniyama_allrequest2017

 

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2016年12月11日 (日)

谷山浩子コンサート2016

 谷山浩子さんの年中行事といえば、秋の「猫森集会」と秋~冬のソロライブツアー、そして東京でのソロコンサートですが、きのう12月10日はその東京のコンサートを観てきました。場所は例年どおり江東区文化センター。

 谷山さんのソロコンサートでの選曲は毎回個性的なのですが、今年の自分のなかで一番盛り上がったものにちなんで・・・ということで、なんと映画「シン・ゴジラ」の曲という意外な展開(笑)。もちろん、谷山さんが映画に曲を提供しているわけではなく、ゴジラっぽいものとか、映画のシーンに相当するだろうものとか、ゴジラの心情はこうだろうみたいな曲を無理矢理(こじつけともいう)選んできたということですが、解説に笑いました。例えば「冷たい水の中をきみと歩いて行く」=東京湾から上陸するあたり、とか「人がたくさんいる」=大田区蒲田上陸したときのゴジラの第一印象はこうだろう、とか。客席も大いにウケてました。

 途中に谷山さんのお家芸であるリクエストコーナーがあって、座席抽選で4人のお客さんのリクエスト曲を。「秘密の花園」は松田聖子さんとは全く関係なく、今年の猫森集会でゲストの新居昭乃と合作した曲だそう。。曲名は、猫森集会のときのサブタイトルに基づいているそうで。

 ポップスのホールコンサートでは珍しく休憩を挟み、再開後の2部はまたゴジラ関係(笑)。終盤の3曲で街は破壊され、焼き払われという・・・そして最後は焼け跡からの希望が感じられる曲と、しっかり流れのある構成でした。こういう構成が取れるのも谷山さんの曲の幅広さならではだなあと。私、映画は観ていませんがかなり楽しめました。

 アンコールの後も拍手が鳴り止まず、さらにもう1曲。譜面の束から谷山さんが1枚引いたものを歌うという趣向でしたが、出てきた「かま猫の子守歌」はとってもレアな曲だそうで。それでも譜面1枚で弾き語りできてしまう谷山さんは素敵です。

 谷山さんのコンサートは、親切にも終演後のロビーに曲目が貼り出されます。ということで曲目表は写真で。(手抜き)

Taniyama_tokyo2016


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