2017年12月13日 (水)

2017年の神戸ルミナリエ

 2017年の神戸ルミナリエは12月8日から17日までの10日間開催されています。今年は神戸開港150周年にあたり、趣向が変わっているという前触れもあり、私は9日の土曜日に、2年ぶりに訪れました。

 会場への誘導路のスタートはいつものとおり元町駅前。大混雑時には駅前の道路が歩行者専用になりいったん西側へ誘導されるものですが、9日はその措置がなかったのでそれほどの混雑ではないと確信。19時25分ごろにスタートして、仲町通りの光の回廊の入口まで約40分。土曜にしてはまずまずスムーズ。

 光の回廊は前回訪れた2015年から1街区分短くなっていましたが、今年は元の長さに。入口付近は光の壁が高くまばやき、華やかでした。

Luminarie_1

 光の回廊を抜けて本会場である東遊園地へ。
 ここは趣向が一新されていました。スパッリエーラが円形に設置されるのが定番だったのが、巨大な光の回廊が3つ連なるような、スクエアーな感じに。今までにない感覚に感嘆。

Luminarie_2

 ここまでは華やかな中にも厳かさがあるエリアですが、東遊園地の南にもサテライト的な会場があり、こちらは少々「俗」なエリア。スパッリエーラの周囲を協賛企業の飲食ブースが取り囲み、ライブステージもあるという、いかにもイベントスペースという感じ。スパッリエーラも音楽に合わせて明滅する動的なもので、本会場とは好対照です。(写真は全点灯時のもの)

Luminarie_3

 本会場の一角には神戸開港150周年記念の作品もありましたが、他の作品とまったくコンセプトが違うので、正直あれれ、という感じがしました(個人の意見です)

Luminarie_4

 開催経費確保の問題から、規模を縮小することはあっても拡大することはなかったルミナリエですが、今年は神戸開港150周年と絡めて規模を少し拡大し新しさも打ち出したのは、だいぶがんばったなと感じます。でも、ルミナリエの原点は「阪神淡路大震災の鎮魂、そして記憶と継承」です。開催趣旨にも謳っています。第21回から開催趣旨に「神戸への集客」が追加されており、震災と直接関係のない開港150周年を絡めたのもその延長と理解しますが、集客にシフトしすぎると単なる一般イベントになってしまい、今後もし集客や経済効果が減少してしまったらかえって開催が難しくなってしまうのではないかなと思ったりもします。資金集めが苦しくなっても規模を縮小してでも継続開催してきたのは、「原点」があるからだと私は思うのです。
 いっぽうで集客が期待できなければ協賛金も期待できないという事情も分かります。本当は来場者や市民の募金が支える部分が大きくなるといいのでしょうけど・・・会場内で実施している100円募金、ボランティアが声をからして呼びかけている様子を見ていると、どうも芳しくないようで,少々残念なことです。「原点」を大切にした開催が継続されることを期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月29日 (水)

錦秋の京を楽しむ

 先週末の11月25・26日はこの時期としては2年ぶりに上洛し、紅葉狩りを楽しんできました。昨年も上洛を目論んでいたのですが、天候がイマイチなのに加えて色づきもイマイチとの情報があり取りやめたのでした。さて今年は・・・平年より色づきが早いという情報がありましたが、ピークが長く続いたようで、けっこう「あたり」だったようです。

■二尊院(嵯峨野)

Nison_in

 ここは「紅葉の馬場」とも呼ばれる参道が有名ですが、そこの色づきはイマイチ・・というかピークが過ぎていたのかも。。境内は良い色づきのものが多くあり、きれいでした。


■常寂光寺(嵯峨野)

Joujakkouji

 ここの紅葉は嵯峨野で一番だと個人的には思っています。赤と黄色の混ざり具合がきれいです。仁王門から本堂へ続く石段周辺はピーク過ぎの感じでしたが境内全体ではピークでした。


■東福寺(洛南)

Tofukuji

 京都の紅葉の一大スターですが、昨年に大改革があり、紅葉ピーク時期は一番のビュースポットである通天橋と臥雲橋からの撮影が混雑による危険防止のため禁止になりました。まあ、それでも撮ってる人はいるのですが(^^; 通天橋をアングルに入れようとすると紅葉谷からの撮影になります。色づきのよい紅葉が多くきれいでした。

■南禅寺天授庵(東山)

Tenjuan

 枯山水庭園の紅葉はほとんど散ってしまい残念でしたが、裏手の池泉回遊式庭園はほぼピークできれいでした。あえて建物越しの写真を。

■南禅寺三門(東山)

Nanzenji

 天授庵のすぐ横、南禅寺三門の前後の広がる紅葉はみごとでした。南禅寺は境内だけなら無料で回れるのも嬉しいところです(^^) この写真だけ人が映り込んでいるので拡大表示なしにしてあります。

■銀閣寺(東山)

Ginkakuji

 ベタな京都観光スポットで紅葉名所のイメージはありませんでしたが、今回初めて紅葉シーズンに訪れてみて、意外にも紅葉がきれいでびっくり。国宝の銀閣のすぐ横にも紅葉が。境内で一番の高所から俯瞰で。。


 この時期の京都はとにかく人が多くてうんざり、という方もおられるでしょうが、やはり京都の紅葉には人を惹きつける魅力がありますね。この景観を作り出した先人に感謝です。


 そうそう、京都国立博物館で開催されていた「国宝展」も行きましたが、見応えありすぎでした。なにしろ展示品が全て国宝なので、だんだん感覚がマヒしてきます(笑)。 教科書で見た(伝)源頼朝の肖像画があんなにデカいものだとは!実物を見るって、いいですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年8月18日 (金)

五山送り火

 お盆は久々に上洛して、8月16日の夜は伝統行事「京都五山送り火」を見ていました。送り火を現地で見るのは久々。最近は(今年もでしたが)、衛星放送で中継もあるのですけどね。去年は直前に大雨になって大変な状況のなかでの送り火になりましたが、今年は雲が優勢ながら降られることはありませんでした。

 五山といっても全てを見ることができるのは市内でもほんのごく一部。従って「どこの送り火を見るか」決めてかかるのが一般的。私は東山の「大文字」、松ヶ崎の「妙・法」、嵐山の「鳥居形」は近くで見たことがあるので、西賀茂の「船形」にターゲットを絞って見ることに。(他に北山の「左大文字」があります)

 地下鉄北大路駅から加茂川べりに出て北上し、上賀茂橋を遙拝ポイントに定めて待機。一番人気の大文字がよく見えて大阪からの交通の便もよい出町柳あたりは遠方からの観覧客(←私のような人)も大勢集まって大変な混雑になりますが、上賀茂橋はいかにも近所の人が三々五々集まってくるという感じで、実になごやか。

Funagata1

 船形は20時10分に点火。最初は船形の角にあたるような場所から点火され、5分ほどで船の形が闇に浮かび上がってきます。

Funagata2

 形が出来て火の勢いがあるのは20分程度でしょうか。やがて静かに火は小さくなっていきます。

Funagata3

 こうして静かに消えていく送り火を見ていると、どこか厳粛な感じがします。
 望外だったのは、川下を見たら東山の大文字も川べりの並木の隙間から見えたこと。位置的に無理なのかと思ってたので、ちょっと得した気分です。

Daimonji

 五山送り火も、先の戦争中は中止されていたといいます。こうして見ることができるのは平和だからこそ、ということを、送り火を見ながら思います。

 * * *

 京都は非戦災都市と言われたりします。確かに六大都市のなかでは圧倒的に被害が少ないですが、実際には市街地への攻撃として「馬町空襲」「西陣空襲」があり、死傷者も出る被害を受けています。
 馬町空襲を記録する会
 西陣空襲を、語り部・磯崎幸典さんに学ぶ~上京ふれあいネット

 また、主要道路でも片側2車線が多い京都の街路にあって、五条通、御池通、堀川通の道幅の広さが際立っていますが、これは戦時中に延焼防止の防火帯にするため沿道の建物の強制取り壊し(建物疎開)を行ったことに由来します。これも戦争の痕跡と言えるでしょう。古都・京都も戦争とは無縁でいられなかったのです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年1月17日 (火)

22年

 1月17日。阪神淡路大震災から22年です。
 20年の、いわゆる“区切り”を過ぎてからメディアの露出が減っていますね。しかし、区切りなんていうのは被災地では関係ないことなのだと思います。神戸新聞のウェブサイトでは今年も震災関連記事が満載です。ラジオ関西は発災時刻に「阪神淡路大震災1.17のつどい」が行われる東遊園地から中継し、夜には近畿AMラジオ局共同の特別番組「いのちのラジオ」があります。
 でも、本当は被災地以外の場所でこそ、露出が必要なのではと思います。東日本大震災も極めて甚大な災害でしたが、阪神淡路大震災は都市型災害として未曾有の災害でした。語り継ぐべき教訓、課題はたくさんあるでしょう。それを思い起こす日にしたいですね。

 そういえば、昨年はNHKテレビで「通電火災」の問題を取り上げていました。(→通電火災については神戸市ホームページを参照) 私も昨年、対策として市販されている「揺れでスイッチを切る仕掛け」をブレーカーに取り付けました。
Kanshin1
Kanshin2

 仕掛けは単純(原始的)で、大きな揺れがあると赤いおもりが落下し、おもりに付いている紐がスイッチにかぶせたキャップを下に引っ張り、電気を切ります。
Kanshin3

 購入品では、おもりの台座を変えることで落下する震度を調整できるようになっていました。私は震度6弱相当にセットしましたが、震度3~4では確かに落下しなかったです。6弱は経験していないので動作実績はありませんが。。。

 ブレーカーが切れると家の照明もつかなくなるので、夜間に強い地震が襲われたときのために停電灯も併用するようにしています。両方合わせても比較的安価に対策できますよ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2017年1月15日 (日)

ラスコー展を観る

 週末は東京・上野の国立科学博物館で開催中の「世界遺産 ラスコー展」を観てきました。
 2万年前に描かれたとされる仏・ラスコー洞窟の壁画をテーマとした特別展ですが、もちろん“本物”が来るはずもなく、レプリカの展示が中心。というか、洞窟内から発見された石器類を除けばみんなレプリカ(笑)。口悪く言うならば「壮大なレプリカ展示会」です。

 でも、実際に行ってみると見応えありました。いくつかの壁画は洞窟の壁も含めて原寸大で再現されています。大きさもさることながら、写真では絶対に分からない立体感を目にすることができます。日本の古墳の壁画は平面の壁に描かれてますが、ラスコーは自然洞なので複雑な凸凹があり、よくこんな壁に描いたなあと。それに、今回展覧会に行って初めて知ったのですが、現在ラスコー洞窟は壁画保護のために入洞禁止になっているそうで、観光客は隣のレプリカ施設を見ることになるのだとうか。現地に行っても本物が見られないのですから、日本に来ているレプリカを見る意味は大ありだと思いました。また撮影OKなのもレプリカのいいところですね(^^) (本物の石器類は撮影禁止です)

 壁画を描いたクロマニョン人を考古学的検証により再現した人形も展示されてましたが、思いの外現代人っぽいのが驚きでした。

 会期は2月19日まで。お近くに立ち寄りの際はいかがでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月26日 (月)

大ラジカセ展にて

 きのう25日は東京・池袋パルコで開催中の「大ラジカセ展」を観てきました。私もしっかりラジカセ世代ですので、懐かしさで興味津々のイベントだったのですが、まあ見たことが無いようなラジカセがところ狭しと並んでいて圧倒されました。噂には聞いていたテレビとの複合(ラテカセ)とか実物見るのは初めてでしたし、キーボード付き・・・要するに楽器と一緒にしたようなものまであってびっくり。
 ラジカセはラジオとカセットレコーダーとの複合機なので、文化としてのラジオの紹介にも力が入ってました。在京民放局の歴史的な写真や放送受信確認証(ベリカード)、番組プログラム表や、貴重な音源の試聴まで。
 さらに、各界著名人のラジカセに関する私物史料の展示やコメントを展示したコーナーも。水道橋博士が少年時代、BCL(ラジオの遠距離受信)に夢中になっていたことを初めて知りました。電離層反射で届く遠方のラジオを聴くことは、今ならパソコンでインターネットを見るような「世界の広がり」を感じられたでしょうね。
 それほど大きくないスペースではありましたが、見応えがありました。

 しかーし、私が大いに驚いたのはラジカセの試聴コーナーでした。
 なんと、試聴テープに収められていたのが河合奈保子さんのアルバム「あるばむ」だったのです。市販のミュージックテープではなく、ブランクテープに個人的にダビングされた物。

 Radicase

 もっとも、試聴用のラジカセがモノラルタイプの決してHi-Fiではない機材で、奈保子さんの歌唱の魅力を存分に引き出すものではなかったのは少々残念ですが、それでもこういう展示にこれをチョイスしたなんて素晴らしすぎます。

 会期は12月27日までということで、もう時間がありませんが、池袋にお立ち寄りの時には如何でしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月27日 (木)

鞍馬の火祭

 京都三大奇祭のひとつ鞍馬の火祭は、鞍馬寺の寺域にある由岐神社の祭礼で、毎年10月22日に行われます。今年は土曜日にあたりましたので、先週末に上洛して見てきました。実は以前にも行ったことがあるのですが、夕方から強い雨が降ってかなり心残りのある観覧になってしまったので、リベンジしたかったのでした。

 祭礼は18時頃から始まりますが、鞍馬寺と由岐神社の参拝も兼ねて早めに鞍馬入り。遅れると事実上唯一の交通機関である叡山電車が大混雑になり、ターミナルの出町柳駅で乗車待ちの大行列が出来てしまうので、とにかく早い時間に入るのがポイントなのです。ネットの情報ではピーク時に3時間待ちのアナウンスがあったとか。

 17時を過ぎると、鞍馬寺山門前を中心とした鞍馬街道は歩行者の規制が始まりました。祭りいちばんの見どころは山門前ですが、鞍馬の町は狭く大勢の人が立ち止まって観覧できる場所がありません。そこで、立ち止まりを禁止して一方通行の周回コースを歩いて回るように誘導されます。
Kffguide
 私もその人の流れに突入しましたが、一巡するのに約1時間。コースの半分は祭礼の行われる鞍馬街道から外れて何も見えないし、とにかく人が多いので私は二巡目には入らずコースアウトしてしまいました。個人的には、これが結果的に良かったかも、です。コース外は特に通行規制はなく、立ち止まりもOK。思い思いに自分のペースでそぞろ歩きして観覧できます。

 鞍馬街道沿いの家々の前にはかがり火が焚かれ、大小の松明を担いだ人々がサイレヤ、サイリョウと唱えながら練り歩いていきます。大きな松明は男手が担いでますが、小さな松明(とっくり松明というらしい)は子どもの男女が担いでます。大人に指南されながら松明を担いで行く姿は見ていて微笑ましかったです。
 祭礼のクライマックスは20時過ぎ、山門前に松明が集結して焼き捨てられるところと、神輿を出して巡行するところ、なのですが、コースアウトしているのでこれは見られず。というかコースに入っていてもタイミングよく山門前に居られる確率は相当低いでしょう。クライマックスは見られませんでしたが、間近で見る松明の練り歩きはかなりの迫力でした。
Kff3

 御旅所に21時過ぎまで居て、帰りは鞍馬街道を10数分歩いた貴船口からの京都バス臨時便で山を下りました。たまたま座れて地下鉄国際会館駅まで約15分、楽ちんです。

 急に思い立って行きましたが、良かったです。十分リベンジは果たせました(あくまで自己評価)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月20日 (水)

あの日から21年と1日の訃報

 きのう19日は河合奈保子さん関連の話題優先で綴りましたが、実は1月19日の朝は、東京新聞朝刊の小さな訃報に釘付けになっていました。見出しは「阪神大震災取材を指揮」。神戸新聞の元社長、山根秀夫さんの訃報でした。1月18日との由。
 山根さんは震災当時、神戸新聞編集局長。1月16日に多くの地区で再放送されたフジ系ドキュメンタリードラマ「神戸新聞の7日間」では、本社機能が壊滅するなか、新聞発行継続のため京都新聞へ援助協定の発動を依頼し記者を鼓舞する山根さんを内藤剛志さんが演じていました。まるで再放送とあの日から21年を見届けるかのように逝ってしまったかのよう。75歳とまだまだ若いのに。。。ご冥福をお祈りします。合掌

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月17日 (日)

21年

 1.17・・・阪神淡路大震災から21年になりました。昨年は20年の節目ということで、メディアでも多く取り上げられていましたが、やはり今年は露出が少なくなってますね。特に「災害時はラジオ」と言っているそのラジオが関東ではほとんど関連番組が予定されていませんでした。日曜に当たったため特別番組が組みにくかったのかもしれませんが。
 テレビジョンのほうは、前日の午後にフジテレビがドキュメンタリードラマ「神戸新聞の7日間」を再放送していたのが出色でした。2010年に放送されたこのドラマを、当時泣きそうになりながら見ていましたが、20年ではなく21年のタイミングで再放送されたことは、風化させずに伝えていくという点で意義深いと思いました。ジャニタレが主役格だったのにちゃんと再放送できて良かったという別の感慨もあります(^^; 今夜はNHKで特集番組が放送される予定ですね。

 放送のことばかり綴ってしまいましたが、神戸新聞の報道によれば、現地での追悼行事なども20年の節目を機に縮小傾向にあるとのこと。今後どう伝えていくのかがますます課題になってくるようです。そんなことを神戸とは直接縁の無い私が思案しても仕方ないのでしょうけど、災害はいつか自分の身に降りかかってくるかもしれないわけで・・・他人事にしてはいけないのだろうな・・・そんな思いです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2015年12月14日 (月)

神戸ルミナリエ閉幕

 今年の神戸ルミナリエは12月13日、10日間の会期を終了しました。
 私は、何か変わっていく節目になりそうな気がして、昨年に続き今年も行ってきました。
 行ったのは12日。会期末に近い土曜日ということでもっとも人出が多くなる日でしたが、そのせいかルミナリエ会場までの道のりが長く感じましたね。観客の誘導路の起点である元町駅東口を19時50分にスタート、いったん会場とは反対の西口方面へ誘導され、花隈公園近くの交差点で折り返し元町駅東口に戻ってくるまで既に40分経過(^^; ただ、その後はスムーズで、仲町通りの光の回廊の入口付近まで15分でした。

Luminarie1

 光の回廊の入口はこれまでに無い構造で、アーチだけでなく壁も天井も設けられ電飾に彩られています。この中に入ると、光に溺れそう。。。回廊は昨年までと比べて街路1ブロック分短くなっているようですが、それでも十分な長さがあるので、特に貧相になったという印象はありませんでした。


Luminarie2

 光の回廊を抜け、メイン会場の東遊園地へ。10日夜の強風で噴水広場の作品が倒壊したというニュースがありましたが、メイン会場には影響なく、スパッリエーラはまばゆい光を放っていました。

 今年の作品は、それまでの白熱電球に変わってLED電球を全面的に使用したことがアナウンスされていたので、見る前はかなり冷たい感じになるのかなと思っていました。しかし実際に見てみると、配色が巧妙なのか、そこまで冷たさを感じませんでした。発色が良いので作品としてのクオリティーは向上したと言うこともできそうです。とはいえ昨年の写真と比べると昨年のほうが圧倒的に温もりを感じるのも事実で、そちらのほうが個人的には好みではあります。

 そんな変化はありますが、私自身は光の回廊も東遊園地も、これまでと同じように、はしゃいでというよりは神妙な心持ちでその光を見上げていました。ルミナリエは、阪神淡路大震災の記憶とセットですから。


Luminarie3

 会場の一角には「慰霊と復興のモニュメント」があり、例年どおり夜間も特別開放されていました。水を湛えたガラスの下の空間は、6千余名の犠牲者の名前が刻まれたプレートで埋め尽くされた壁が取り囲んでいます。私も入室しましたが、そのプレートを見入る人がいました。静かな静かな空間です。記憶の継承は大切なことだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧