とあとあ第6回公演を観る
先週18日は藤田朋子さんと小林綾子さんのユニット toa-toa の第6回公演を東京・東新宿PetitMOAで観てきました。サブタイトルは「ミのカンナヅキの巻」。巳年で神無月ということですね。朗読劇をメインに歌と演奏とトークを繰り広げるtoa-toaの公演は今回もぎゅうぎゅうの客席。ステージの近さと濃密さは小さなハコならではです。このような環境に朝ドラ女優の2人が集うのはある意味奇跡的だと思うんですが、どうでしょう。木戸銭も5000円(+ドリンク700円)と安いですし(^^)

【オープニングの撮影タイムにてtoa-toaのお二人】
1幕の朗読劇は短編の「縁結くんて何物?」。YouTubeのアニメを朗読劇化したそうですが、肩の凝らないコメディで客席からは笑いが絶えず。今回はゲストが1幕から入り、横田大明さんとのトリオで読み進めていたのですが、横田さんが何役もこなしていて大活躍でした。
歌の時間は「Try to remenber」を越路吹雪さんの歌った歌詞のバージョンで。越路さんを敬愛するソワレさんのお店なので、とのことでした。ここでは小林さんのクロマチックハーモニカが大活躍。伴奏の桑山哲也さんも褒めてました。
そして桑山さんのアコーディオンのソロ演奏コーナー。シャンソンの秋の曲を2曲メドレーで。演奏に入る前のトークが絶好調で、定番のアコーディオン解説ネタでしたが前方のお客さんのリアクションの大さにノリノリでした。演奏とのギャップがすごいですネ。
【オープニングの撮影タイムにて桑山哲也さん】
休憩を挟んで2幕の朗読劇は長編の「少年口伝隊一九四五」(作・井上ひさし)。これは第2回公演の再演です。今年が戦後80年、広島の被爆から80年ということで、当時広島で起きたことを、特に若い人たちに語り継ぎたいという思いで選んだそうです。ゲストも初演と同じ横田さん。今年は8月をピークとして戦争のことがメディアで多く取り上げられていますが、2年ぶりに聴いて思いを新たにしました。朗読劇は映像がない分、耳で聴きとったことを自分の頭の中で情景を想像して理解することになります。だからひとことも聞き漏らすまいと集中するし、映像だと悲惨で正視できないような情景も言葉として入ってくる。そして自ら考えを深めることにもなるように感じます。朗読劇はまさに「語り継ぐ」手段として適しているのではないかと思いました。重い内容ですが上演後は客席から大きな拍手。良かったです。

【エンディングの撮影タイムにてゲストの横田大明さん】
今回も素敵な空間を堪能しました。次回は暖かくなった頃にやれたらいいね、なんて話していたので来年春頃でしょうか。開催案内を待ちたいと思います。
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