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2025年9月 1日 (月)

「博士ちゃん」効果

 8月30日に放送されたテレビ朝日系「博士ちゃん」は『令和の今こそ聴きたい!「昭和の歌姫」ベスト20!』という内容でした。あまり期待は持たずに、リアルタイム視聴できないので留守録を仕掛けておいたのですが、後で録画内容を確認したら河合奈保子さんが10位にランクインしていました。まぁこの番組はランキングの決め方とか対象の定義(今回でいえば歌姫とは?)が不明なので、順位に関係なく取り上げられたらOKという受け止めですが、アイドル出身に限定しない中で今こそ聴きたいというタイトルで入ったことは素直に嬉しいです。この番組を一度でもご覧になった方はご承知のように、解説役は10代の青少年です。そんな若い世代が大人顔負けの物知り顔で解説するところが売りの番組ですが、今回の河合奈保子さんに関しては私たちファンの認識と概ね合致していたのも良かったです。何より「陰に隠れてしまっている印象が強くて悔しい。奈保子ちゃんの良さを一発みんなに広めてやりたいという気持ちもある」とまで語っていた方もいたのが驚き。本来そうしたことはリアルタイムで知っている私たちが取り組むことで、なんだか姿勢を問われたような気分でした(^^; 

 再評価ポイントでピアノが上手い、作曲もしているという点も最後に強調されていて、86年のNHK紅白歌合戦の映像を借りて「ハーフムーン・セレナーデ」を出していたのは画期的でした。よくある回顧系番組では「スマイル・フォー・ミー」か「けんかをやめて」しか出ませんからねえ。そしてT2U音楽研究所の臼井孝さんのエックスによると、翌日のレコチョク歌謡曲部門で「ハーフムーン・セレナーデ」が1位であったということで、なんだかんだいっても地上波テレビジョン放送は影響力があるなと思いました。これを機にさらに再評価が進むといいなと思います。欲を言えば自作に絡めて9月5日公開の映画「TSUSHIMA」の主題歌に「Wings Of My Heart」が採用されたことも入っていれば良かったなあと思いますが、そこまで「博士ちゃん」に求めるのは酷でしょうね。

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