ソワレさんの30周年記念リサイタル
きのう13日は東京文化会館小ホールでソワレさんのライブを観てきました。正式タイトルがなかなか長くて「CHAN-GOU-LILAS~シャングリラ シャンソン歌手ソワレ 30執念記念リサイタル」。周年ではなく「執念」を使っているところが面白いです。執念深くシャンソンを歌い続けてきたということかしら。。。私が初めてソワレさんと会ったのが2004年4月ですから21年前。その9年前から歌ってるんですね。ということで年齢不詳(非公表)ですがなんとなく想像つく感じです(微笑)。
ライブは2部構成。1部はソワレさんのオリジナルを中心に。お馴染みの曲、久々の曲、初めて聴いたかもという曲も。個人的には1部終盤の「恋のあと」にぐっときました。オリジナルはシャンソンではないのですが歌い続けて欲しいですね。途中ゲストで、新春シャンソンショウでお馴染みのRickyさんも登場。相変わらず色気のある良い声です。
休憩を挟んだ2部は越路吹雪さんが歌ったシャンソンのカバーを中心に。2部の最初に歌った「愛の賛歌」は、初めて人前で歌った曲だそうです。本編最後はもはやソワレさんの代表曲とも言える「マ・ビー」。やはり盛り上がりますね。2部のゲストは昔からの盟友であるギャランティーク和恵さん。歌謡曲の方ですがそんなことはどうでもいいという自由さがソワレさんらしいところかと思います。
アンコールの最後には、なんと本編でやったすべての曲をダイジェストにしたような長大なメドレー。NHK紅白歌合戦の審査発表前みたいでした(微笑)。
さて会場の東京文化会館は以前はクラシック専門ホールでしたが、2006年にポップスにも開放。その最初を飾ったのが尾崎亜美さんでした。いまでは普通にポップスのコンサートが行われていますが、今回はホール史上初の試みが。ソワレさんが大好きな紙テープです。会場で3個500円(缶バッチ付き)で売ってましたので私も購入して参戦。なんと芯が抜いてありました!これは便利ですね。久々に紙テープを投げましたが、ほぼまっすぐ飛んでしまって、きれいに弧を描くような形にならなかったのは残念。練習が必要かな。。。東京文化会館というハコを意識してか大人しい曲が並び、投げるタイミングが難しかったのですが、曲によってはステージには客席からの紙テープが乱れ飛びなかなか壮観でした。「愛の賛歌」と「マ・ビー」が特に多かったかな。紙テープまみれでソワレさんもご満悦のようでした。「これがないと淋しいんですよ」という河合奈保子ファンにはおなじみのフレーズも出ました。マイクコードに絡まったり足を取られたりで大変そうでしたけど(微笑)。
ソワレさんのやりたい放題な(微笑)ライブは楽しかったです。演奏も小編成ながら良くて、特にビブラフォンが入っていたのが新鮮でした。ふだんはこじんまりしたライブハウスで聴くことが多いソワレさんのライブですが、また節目にはこのぐらいの大きなハコでやってもらえたらと思います。ますますのご活躍を!
<出演>
ソワレ(Vo)
三枝信太郎(Pf)
ジミー高宮(Cb)
高良久美子(Vib,Perc)
Ricky(ゲストVo)
ギャランティーク和恵(ゲストVo)
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