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2025年8月26日 (火)

映画「TSUSHIMA」プロモーション本格始動

 8月22日に本館のお便り広場に、河合奈保子さんの「Wings Of My Heart」が主題歌に決まっていた映画「TSUSHIMA」に関するお便り2通を頂きました。9月5日から一般公開が始まるというものと試写会の舞台挨拶があったというものですが、どちらも私は全く追えてなくてびっくりしました。というか油断してたんですね。映画「TSUSHIMA」の公式エックス(旧ツイッター)をフォローしていたので、当然最新情報は流れてくるものだと思って積極的に(動的に)情報を取りに行くということをしていませんでした(^^; 後から調べたら、今年7月の段階で映画公開と試写会の情報がネットニュースで出ていて、今年3月には公式サイトも出来上がってたそうです。

 劇場版 TSUSHIMA 公式サイト

 この間、公式エックスでは何の情報発信もなかったんですよね。。。何のための公式か・・・と思うところですが、きょうになって続々エックスでも発信が始まりました。プロモーションも本格始動といったところでしょうか。もう公開は目前ですしね(微笑)。今のところ公開が確定しているのは東京1館のみですが、どこまで広がるか注目したいと思います。

 * *

 対馬つながりで。

 お便りをいただいた8月22日は、奇しくも対馬丸事件から81年の日でした。沖縄から長崎へ航行中の学童疎開船対馬丸が米軍の潜水艦攻撃で撃沈し、乗船者の多くが犠牲になった事件です。戦争が何をもたらすかは、節目の年であるなしにかかわらず伝えていくことが大切かと思います。

 公益財団法人津島丸記念会

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2025年8月15日 (金)

敗戦忌・終戦80年

 きょう8月15日は、いわゆる終戦の日から80年でした。

 きょうの東京新聞の社説では、終戦時の首相であった鈴木貫太郎の終戦までの道のりを紹介して戦争を終わらせることの難しさを説き、だから戦争は始めてはならないと結んでいます。

 <社説>終戦の日に考える 戦い終わらせる難しさ

 まさにこれに尽きると思います。海軍の出身だった鈴木貫太郎が新憲法案で戦争放棄の9条に敬意を表していたという話は初めて知りました。「戦後80年」と言われますが、いつまでも戦後であり続けるようにしていかなければなりませんね。

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2025年8月11日 (月)

「霧雨の埠頭」かと思ったら

 この連休は梅雨の末期かのような天候でした。西日本では災害も発生しているようでお見舞い申し上げます。さて日曜の朝は朝食を食べながらNHKラジオ第一「音楽の泉」というクラシック音楽番組を聴くのが楽しみなのですが、この時期は高校野球の中継に潰されてしまうのが残念。で、10日朝はどうせ高校野球だろうと思っていたら雨で試合が中止になったらしく、代替番組で「リワインドタイム」という音楽番組が流れてきました。テーマは四季ということで、最初に流れてきたのが南沙織さんの「春の予感」。いきなり尾崎亜美作品で気分がアガったのでそのまま聴くことに。春・夏・秋・冬の歌がいろいろ流れてきたのですが、イントロとAメロの出だしを聴いて河合奈保子さんの「霧雨の埠頭」かと思った曲が流れてきてびっくり。洋楽なんですが。。。。放送では曲名のアナウンスがなく、番組最後に「曲名は番組ホームページで」と案内があったので見てみたら、「Cruel Summer」(唄・バナナラマ)という曲でした。ネットでさらってみた感じでは83年頃の曲のようです。当時からのファンの方にはおなじみの話なんでしょうかねえ。これは筒美京平さんお得意の「本歌取り」なのかしらと思ったりしました。ちなみにこの番組では80年代アイドルのなかでは柏原芳恵さん、小泉今日子さん、松田聖子さんの曲が流れたので、河合奈保子さんも・・・と期待したのですが先述の「Cruel Summer」でおおっと思っただけに終わりました。。。松田聖子さんは「ボーイの季節」(尾崎亜美作品)だったのでアガったのですけど、やっぱり奈保子さんが聴きたかったなあ。

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2025年8月 9日 (土)

被爆80年・長崎

 きょう8月9日は長崎原爆忌。被爆から80年でした。

 きょうは休みでしたので、平和祈念式典の模様をテレビジョンでリアルタイム視聴し、米軍の投下時刻に黙祷しました。そのあとに長崎市長の読み上げた平和宣言は、大変にインパクトのあるものでした。冒頭、今すぐ武力の争いをやめてくださいという叫びには強い危機感がこもっていました。確かにそうです。核兵器は戦争で使われるのですから、まず戦争を止めねばなりません。そして、NPT(核兵器不拡散条約)で核廃絶の具体的な道筋を示すことは、もはや先送りが許されないと訴えています。日本政府は核保有国が参加していないことを言い訳に核兵器禁止条約に背を向け、何かといえばNPTでの取り組みが大事と言い続けてるのですから、何が何でも成果を出してもらいたいものですね。

 長崎の平和宣言は市民も加わった起草委員が議論して練り上げていると聞いています。市民の強い危機感・切迫感が、全般に緊張感のある平和宣言になったのだろうと理解しました。平和宣言の全文は長崎市の公式サイトで読むことができますが、ぜひ式典での音声を聴いてもらいたいです。NHKラジオのらじる☆らじるで聴くことができます。8月16日11:45まで聴取可能です。

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2025年8月 6日 (水)

被爆80年・広島

 きょう8月6日は広島原爆忌でした。

 今年の平和記念式典での首相のあいさつは、ここしばらくのものとは違い、自分の言葉で作られたと感じられるものでした。しかし、広島市長の読み上げた平和宣言や被爆者の願いである核兵器禁止条約の批准や締約国会議へのオブザーバー参加に対しては完全スルー。80年の節目でありながら何も姿勢が変わらないことにもやもやが募るものでした。日本政府が重視するNPT(核兵器不拡散条約)の求める核軍縮が結果を出せていればいいのですが、そうではないのですから。

 それよりも、核抑止論に関して、抑止とはフィクションであると喝破した広島県知事のあいさつに共感できました。抑止とは破られるものだとして、その実例のひとつに、圧倒的戦力差がありながら太平洋戦争の開戦に踏み切った日本を挙げていました。これほどわかりやすい説明はありません。ぜひ、あいさつ全文を見ていただければと思います。広島県の公式サイトに掲載されています。

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