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2025年5月22日 (木)

今さらLFJ2025を振り返る(2)

 「Memoires・音楽の時空旅行」をテーマに開催されたクラシック音楽フェス「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2025」を今さら振り返るシリーズ2回目です。公演番号は公式サイトと照合ください。

2日目(5月4日)

◆公演214 ウィーンを席巻した作曲家が聴かせる豪壮なる破天荒

 なんともスゴそうなタイトルにひかれて前日に切符を取りました。ウィーンを席巻した 作曲家とはベートーヴェンで、ピアノ協奏曲5番「皇帝」と合唱幻想曲というプログラム。会場配布のプログラムの解説によると当時としては革新的で独創的な手法が盛り込まれているということで、どこが革新的だったかという解説を開演前に読んで聴いてみると確かに!と思えました。こういうのは解説がないとわからないのでありがたいですね。合唱幻想曲は交響曲第9番の前身とされる曲だそうで、こちらもなるほどという感じでした。演奏はどちらも大迫力で、終演後のカーテンコールは3回の盛り上がりでした。

◆公演237 「四季」世界一周

 四季の移ろいとともに世界一周してしまおうという趣向のプログラムです。今年唯一、先行抽選で切符を取った公演でした。というのも会場が153席の小さなホールD7なので、早々に売り切れてしまいそうで。。。ヴェネツィアの春・パリの夏・ブダペストの秋・ニューヨークの冬というテーマで選曲され、もちろんヴィヴァルディの四季もベネツィアの春として入ってます。ハンソン四重奏団にソリスト2人を加えた小編成の室内楽は小さなホールD7に合いますね。至近距離から弦の音を全身に浴びて堪能しました。王道な弦楽から、ニューヨークの冬で披露されたジャジーな曲まで軽やかに華やかに弾きこなしていて惹きこまれました。終演後は拍手が鳴りやまずアンコールも!盛り上がりました。

残るは3日目。3回目に続きます。

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