デイリー新潮に亜美さんの素敵な記事
音楽マーケッターの臼井孝さん(T2U音楽研究所 )がデイリー新潮に「記録と記憶で読み解く 未来へつなぐ平成・昭和ポップス」という連載を持っていて、Spotifyの再生回数などを切り口にアーティストのインタビューで読み応えのある記事を書かれているのですが、この度「TWIN-SONGs」発売に絡めて尾崎亜美さんへのインタビュー記事全4回が3月25日から31日にかけて公開されました。
第1回「杏里「オリビアを聴きながら」や松田聖子の名曲たちを生んだ尾崎亜美が語る制作秘話「『天使のウィンク』は明日までに作詞・作曲をお願いと言われ……」」
第2回「尾崎亜美が昭和アイドルのなかでも岡田有希子と河合奈保子を大絶賛する“納得の理由” 松本伊代の「可愛すぎる」突撃エピソードも明かす」
第3回「尾崎亜美のアルバム曲「純情」が令和に海外で人気沸騰、昭和のヒット作で味わった“生みの苦しみ”や入院先での“身バレ”も懐古」
第4回「尾崎亜美、14歳の観月ありさに提供した難曲や、薬師丸ひろ子が歌う“謎の歌詞”を解説 「“1回で覚えられない曲を作ってほしい”と言われて……」」
各回が3ページありますので合計12ページ分という、たいへん読み応えのある記事になっています。触れられたエピソード自体はコンサートのMCやテレビジョン出演時のトークなどで既出のものも多いですが、そのときの亜美さんの心情・心境も添えられたりしていて興味深く読みました。中にはファンになってから20年の私も知らなかったことも(^^; 亜美さんはコンサートのトークで本題から逸れた「要らんこと」をちょいちょいしゃべるのですが、要はサービス精神が旺盛なんだと思うんですよね。臼井さんはそういうのを引き出すのが上手いなあと。楽しそうですし。読んでいると亜美さんの声で脳内再生されるような文体もグッドです。ファンにとって嬉しく、そうでない人が読んでも亜美さんがどんな人が伝わるのではないかと思います。
そして、今回も亜美さんは河合奈保子さんをベタ褒め♪ 過去にベタ褒めされているのでそれ自体は今さら驚かないですが、ここまで具体的に細かく語っているのはなかなかないんじゃないかなあ。“セルフカバーで『微風のメロディー』を歌うとき、最初はかなり戸惑っていました(笑)”というのも、2019年の大阪のコンサートのサイン会で私が直接亜美さんに伺った話とおおむね符合しますので、あれは私に対するリップサービス(亜美さんは私が奈保子ファンであることをご承知くださっています)ではなかったんだなと確認することができました(微笑)。
ちなみに亜美さんはインタビューを受けた日のことをブログで綴っています。2時間がんばったそうですので(たぶん臼井さんに乗せられていろいろお話しになったのではと想像)ぜひデイリー新潮をお読みいただければと思います。
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