新春シャンソンショウ2025
きのう30日は1月恒例のライブ「新春シャンソンショウ2025」を観てきました。会場は前年の浅草花劇場から変わり、有楽町のI’M A SHOW(アイマショウ)でした。昨年11月に「越路吹雪生誕100周年記念 ブラヴォー!コーチャン!」 を開催した場所ですが、どうやらその縁で今年はここになったようです。出演はROLLY/もも(チャラン・ポ・ランタン)/Ricky/はるな愛/ソワレ/Kaya(チラシ掲載順・敬称略)。新春シャンソンショウではおなじみの顔ぶれですが、はるな愛さんは今年初出演。バンドマスターのおおくぼけいさんとの縁で出演することになったそうです。ももさんは単独出演で、相方の小春さんは赤子誕生ということでお休み。でも会場の影アナの声を担当してました(^^) 場所が変ったからか、バンドメンバーも一新。おおくぼけいとジュテームズになりましたが、アコーディオンの桑山哲也さんは引き続き「裏番長」(ソワレ談)として健在でした。司会の活弁映画監督・山田広野さんも引き続き出演。やっぱりこの方の声を聞かないとね。
そして構成は一新。一部はバンドだけのメドレー演奏に続き、デュエットというかコラボのコーナーになりました。2人ペアで歌って、1人ずつ次の方に交代していく形式でみなさん都合2曲を歌唱。シャンソンで声を合わせるというのはなかなかないので新鮮でしたし良かったです。これはソワレさん率いるア・ラ・シャンソンでの試みがベースなのかな。はるな愛さんは一部には出演されませんでした。
2部は各出演者のソロコーナー。それぞれ2曲歌いましたが、はるな愛さんは2部のみのためか3曲の歌唱でした。めっちゃ真剣に、心に届くように歌ってました。しっかり振りも入れていてエンターテイナーだなあと。エンターテイナーといえばROLLYさんもですね。独特のメイクと型破りな歌唱ですが、でもしっかり歌詞は入ってくるし、なんかクセになる感じはさすが。Rickyさんはいまや正統派シャンソン歌手の風格すら感じます。客席からの黄色い歓声も健在(^^) ももさんはふだん小春さんのアコーディオンでチャラン・ポ・ランタンとして歌っているので、バンドで歌うのは貴重なシーンでした。本人も楽しんでいたようです。そう、バンドの音も良かったです。ホーン隊が効いてました。ハコの音響も良かったし。1曲だけバンドだけで「男と女」のパンクバージョンを演奏していましたが、その前説で桑山さんがネタトークを展開していてけっこうウケてました。ソワレさんとKayaさんのオーガナイザーコンビはいつもどおり(笑)。エンディングは恒例の「誰にでもあなただけの歌がある」をみんなで歌ってお開き。1部2部合わせて2時間20分ぐらいだったかな、けっこうなボリュームで、シャンソンをカジュアルにたっぷり楽しめました。
新春シャンソンショウは今年で18回目だそう。ほとんど観てますが毎回楽しいです。来年もありますように。
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