« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »

2024年12月31日 (火)

藤田朋子さんの久々クリスマスライブ

 23日は松山・風来坊で尾崎亜美さんのクリスマスライブを観ていたわけですが、同じ日に藤田朋子さんも東京・南青山MANDALAでクリスマスライブを開催していました。藤田さんのライブは予定が合えばほぼ観ていますし、クリスマスライブは久々でしたので、今回は配信アーカイブを28日に視聴しました。(12/29までのため、現在は視聴できません。。) 新型コロナ禍の下での諸々の制約がなくなった今、ライブは現地で観てこそと思ってはいますが、こういうときにはあると便利ですね。配信基盤はイープラスのStreaming+というもので私は初めて使いましたが、映像が綺麗で途中で止まることもなく快適に観ることができました。

 クリスマスライブですが公演タイトルは「chanter et chanter! 39」で、いつものシリーズライブのもの。もう39回なんですね。今回はいつもと趣向が違って、ゲストボーカルに天宮菜生さんを迎えたほか、ピアノはいつもの黒木千波留さんに代わり畑野圭慧さん。黒木さんは病み上がりで療養中とのことでしたが、快復されますように。。。

 ライブはいつものとおり2部構成。1部前半はしんみりした曲の3連発があったりしてクリスマスっぽくない感じでしたが、後半からは華やかに。2部前半にはゲストの天宮さんが登場してソロで歌ったり藤田さんと声を合わせたり。天宮さんは私は初見ですが、宝塚歌劇出身だそうでさすが歌は上手いですね。お馴染みのクリスマスソングも多く登場しましたが「ホワイトクリスマス」の背景として朗読された物語のことは全く知らなくて、戦時の話だったのかと驚きました。曲の聴き方が変わります。2部後半は藤田さんソロに戻って、恒例の誕生日コーナーもありました。当日の方はいらっしゃらなかったですが3日差の方がいらして、桑山家の不用品を贈呈(微笑)。アンコールでは藤田さんと雨宮さんがお揃いのクリスマスツリーのような衣装(コスプレ?)で登場してましたがかわいらしかったです。ゲストを迎えたためか?アコーディオンの桑山哲也さんとの夫婦漫談はいつもよりだいぶ少なめ。でも桑山さんは最終盤になってネタをぶっこんできて笑いをしっかり取ってました。

 今回は配信視聴になりましたが楽しいライブでした。次は現地で観たいですね。来年のバースデーライブ(8月)は盛大にやるそうなので楽しみにしたいと思います。

| | コメント (0)

2024年12月26日 (木)

松山でクリスマスライブ

 23日は松山のライブレストラン風来坊で「尾崎亜美Christmas Live Special 2Days」の1日目を観てきました。新型コロナ禍の前、この時期には鎌倉歐林洞ギャラリーサロンで亜美さんのクリスマスライブが開催されるのが定番でした。まるでホームコンサートのようなアットホームで濃密な空間のライブは切符がすぐに売り切れる人気ぶりでしたが、歐林洞の閉店によりライブはなくなってしまいました。そういう状況の中、小坂忠さんと親交のあった関係で松山の風来坊でのライブ出演をいくつか重ねていた亜美さんが、昨年初めて風来坊でクリスマスライブを開催し、今年が2年目となりました。私は昨年は行けなかったので初参戦です。風来坊には昨年、旧店舗時代に一度行ったことがありますが、移転新装した現在地では初めて。旧店舗よりだいぶ広く、ライブレストランを名乗って各席にテーブルを入れたためゆったりした感じになりました。ただ、1ドリンク1オーダー制の割には手が足りてなくてオーダーとかサーブとかのオペレーションが回ってなかったような(^^;

 今回のメンバーは亜美さんの他、小原礼さん(Ba)と是永功一さん(Gt)の3ピース。満席の盛況でスタートしたライブの曲目はこんな感じ。

1.Recipe For Smile
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.太陽のひとりごと
6.BYE BYE MR.RANDOM
7.Joyful Joyful

8.メッセージ~It's always in me
9.The Christmas Song
10.Blue Christmas
11.サンタが街にやってくる
12.純情
13.伝説の少女
14.Smile
15.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Have Yourself a Merry Little Christmas~Silent Night

 9月の陸前高田でのコンサートの曲目をベースに一部クリスマス仕様に差し替えた感じですね。同月の東京でのホールライブで企画された発掘シリーズの5・6は今回も健在。しばらく定番化するのかな?7はクリスマスというか年末ならではの曲で、歐林洞ライブでも定番でした。
 休憩を挟んで2部の9~11がクリスマスコーナー。10はエルビス・プレスリーのカバーで、何か新しいことをしたいという思いでの選曲だそうです。小原礼さんがプレスリーを声真似して歌ってました(^^)。11の後には、ちょっとしたお誕生日コーナーも。この時期が誕生日の人はクリスマスと一緒にされてきちんと祝ってもらえないことがありがち、ということで客席に「お誕生日の方いますか」と声を掛けてお祝い。この客席に呼びかける企画は私がファンになった2004年頃のコンサートでは定番で、とても懐かしかったです。それでは盛り上がっていこう!と前振りがあっての12でしたが、13からはバラード続き(微笑)。14はサビ部分を客席も一緒に歌いました。アンコールは1曲目でドカンと盛り上がって、ラストのec2は歐林洞ライブのアンコール定番だった曲ですね。

 ステージと客席がとても近く、気合を入れた声掛けでなくても客席の話し声がそのまま亜美さんに通ってしまうぐらい。私の声も何度か拾っていただきました(^^)。アットホームで温かい空気につつまれたライブは、歐林洞時代のクリスマスライブを思わせるものでした。亜美さんも、風来坊のことをホームみたいと言ってましたし。ただ、歐林洞ライブと同じ雰囲気かと言われると、そこはちょっと違うかな。。歐林洞は、それこそ限界まで椅子を並べて(それも前方は背もたれなしの椅子)超満員での開催でしたので、同じ満席でも濃密度が風来坊とは段違いでした。ただ、歐林洞は詰めすぎ&ステージに段差がない故に後ろからはステージが見ずらい(ほぼ見えない)という問題があったので、見やすさでは風来坊のほうが断然良いです。私は行って良かったと思いました。休憩除きで正味2時間弱のライブは楽しかったです。 2日目は参戦していないので状況はわかりませんが、ほぼ同じだったのではと思います。

 これで私は今年の亜美さん聴き納め。この感覚、5年ぶりだなあ。来年もいろいろライブがあるといいなと思います。

| | コメント (0)

2024年12月21日 (土)

うーん、違ったか

 12月20日の夜にNHK総合テレビジョンで放送された「安全地帯・零ZERO-旭川の奇跡-」をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。事前の告知で、安全地帯という名の由来についても触れるということだったので興味を持って見ていたのですが、メンバーから明かされたのは、バイクの教習本を見ていて交通標識の「安全地帯」に目が留まり決めた、というものでした。
 ありゃー。ネットの情報で安全地帯が交通標識に由来するということは知っていたのですが、私はてっきり、地元旭川を走っていた日本最北の路面電車、旭川電気軌道の停留場にあったのではと思われる安全地帯の標識を見てのことかと想像していました。きっかけが教習本だったとは。。。まあだからどうというわけでもないのですが、バンド(当初はフォークバンドだったようですね)と路面電車の取り合わせは面白いなあと思っていたので。。。いちおう、旭川電気軌道の軌道線が全線廃止になるのが1972年の大晦日、中学生のアマチュアバンドとしての安全地帯の結成が1972年ですから、年代的には合います。

 となると、地元では郊外電車と呼ばれていて、路面電車とはいえ車両にはステップがなく高いホームから乗降していた旭川電気軌道の停留場にはやはり安全地帯の標識はなかったのかな。。。廃止から50年以上、もはや確かめるすべがありません(^^;

| | コメント (0)

2024年12月 8日 (日)

開戦83年

 きょう12月8日は日本が米英と開戦して83年の日でした。8月15日と比べるとメディアでの取り上げが圧倒的に少ないのはなんでだろう、と毎年思います。安保法制の制定、集団的自衛権行使容認、敵基地攻撃能力の保有方針など「戦える国」への改造がひたひたと進む今こそ、12月8日を顧みることが大切なのではないかと思います。

| | コメント (0)

2024年12月 6日 (金)

劇団扉座公演「歓喜の歌」再演を観る

 先月30日に杉田あきひろ・ソワレジョイントライブを観たことを綴りましたが、終演後に新宿へ移動。夜は紀伊國屋ホールで劇団扉座の公演「歓喜の歌」を観てきました。この芝居、2016年11月に上演されたもので今回は再演。私は初演を観ているので概要説明を省こうとこの雑記帳を見返したら、なぜかこの公演に限って観劇記を綴ってませんでした。うーん、どうしてだか思い出せない(^^; 

 市民会館の職員が市内の名前のよく似たコーラスグループの大晦日のホール予約をダブルブッキングしてしまったことから起こる騒動に地元商店街の歳末セールでの福引で起きたトラブルを絡め、ホール利用で対立したコーラスグループが最後は偶然にも助けられて和解し合同コンサートで感動の大団円に至る、と文章で端折って綴ってもなかなか伝わらないと思いますが(^^; 立川志の輔さんの落語「歓喜の歌」が原作ですので基本的に笑い中心の娯楽作です。初演も面白かったのですが、再演でさらにパワーアップしてました。やらかした会館職員を初演では六角精児さんと酒井敏也さん(客演)のコンビが務めていましたが、今回は劇団員の高木トモユキさんと犬飼淳治さんを起用。初演のキャラの濃さは際立っていてそれも面白さの要素ではありましたが、今回のキャスティングでは「実際にいそうな人」な感じになり、違った面での面白さがありました。そのほか演出が変って笑いの要素をあれこれ突っ込んでくるので、客席は笑いっぱなし。さらに裏金とか隠蔽といった時事ネタや世相も盛り込んでいるは扉座主宰の横内謙介さんならではで、再演とはいいつつ初演そのままでは全くないリニューアル版になっていました。話の展開上、歌唱シーンも盛りだくさんでしたが歌も上手いし、演劇でありながら「歌っていいなあ」と思う経験はなかなかないかなと。客席盛り上がりました。盛り上がったといえば、私の観た回にはなんと、初演で会館職員だった六角さんがサプライズ登場。商店街の福引を引く列にしれっと入ってきてアドリブをかまして去っていきましたが、客席大拍手でした。

 今回の公演は12月1日が千秋楽でしたので、その前夜ということで終演後には山中崇史さん責任進行の恒例アフター企画「ラクイブナイト」も。芝居の筋とは全く関係のない余興ですが劇団員の素顔がわかったりしてこれも楽しみだったりします。今回は「怖かった話」の披露大会で六角さんも参加。客席は爆笑の連続でしたが内容は自粛しておきます。劇団員は濃い面々が多いなあと(笑)

 そうそう、ロビーでは芝居本編のシーンを再現したかのようなグッズ購入者対象の福引も開催していて、しかも芝居で演じていたキャストが本当にそれをやっているという滅多に見られない光景が。ガラガラで当たりが出るとハンドベルが鳴り、演劇のロビーでこんなに賑やなことはないだろうと、こちらも楽しかったです。芝居もロビーも観に来た人を楽しませようという気に溢れていました。

 こんなに楽しい芝居、リピートしたくなるのですが公演期間が短かく都合が付いたのが1回のみだったのが残念です。またいつか年末にやって欲しいですね。

| | コメント (0)

2024年12月 2日 (月)

杉田あきひろ・ソワレ ジョイントライブに感激

 先月30日はこちらでも告知しておりました「杉田あきひろ・ソワレ ジョイントライブ~シャンソン & HIDEKI ちょっとナオナオ」を東京・ラドンナ原宿で観てきました。ライブは満席の大盛況でした。

 ステージは2部構成。1部はソワレさんがシャンソン、杉田さんが外国曲カバー。2部はソワレさんが河合奈保子ナンバー、杉田さんが西城秀樹ナンバーといった形でした。杉田さんは初見でしたが、シャンソンを歌いミュージカル俳優でもあるとのことで声がいいですね。少し秀樹さんに寄せていたような。ソワレさんは1部からトークが奈保子モード全開で「ちょっとナオナオ」どころじゃなくだいぶナオナオでした。衣装からして「ラヴェンダー・リップス」のコピーですし(微笑)。主催者は1部は大人な感じでの進行を目論んでいたようですが、ソワレさんの奈保子愛の全開ぶりでかなりくだけた感じに。でも楽しかったからいいですよね。そして目玉ともいえる特別ゲストのMILKのお二人。1部でもご挨拶代わりのような感じで少し歌いましたが、2部のソワレさんコーナーでの1曲目「デビュー~Fly Me To Love」の頭サビでソワレさんの原キーのボーカルにMILKのお二人のコーラスが乗ったとき、キターという感じで感激してしまいました。後追いの私は奈保子さんのライブを直に観たことはなくて記録された音声・映像でしか知りませんが、その中でコーラスをされていたMILKのお二人がいま目の前でソワレさんと声を合わせているのを観て、当時のライブを追体験しているような感覚でした。ソワレさんはMILKのお二人から当時の奈保子さんの思い出などを引き出しつつシングル曲を中心に歌唱。そしてソワレさんのソロコーナーの後にはMILKオリジナル曲の歌唱があり、これが36年ぶりのステージだったそうです。そんな場に立ち会うことができて良かったです。

 このライブ、FMたちかわで秀樹ファン向けに放送されている番組「2R agein」の企画だったこともあり、客席は秀樹ファンが大半を占めていたようですが、ソワレさんの奈保子モード全開トークもあたたかく観てくださり曲では手拍子で盛り上がっていただいたので良かったです。2部後半の杉田さんによる秀樹ナンバーももちろん盛り上がり、客席にはペンライトもちらほら。MILKのお二人は杉田さんにも少しコーラスで参加されていましたが、奈保子バンドを卒業後に長く秀樹バンドのコーラスを務められていたということですので秀樹ファンの方も喜んでいたのではないでしょうか。

 行ってよかったです。行けなかった方、ぜひ配信のアーカイブでどうぞ。12月14日まで視聴できます。

| | コメント (0)

« 2024年11月 | トップページ | 2025年1月 »