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2024年11月27日 (水)

ブラヴォー!コーチャン!

 今年は越路吹雪さんの生誕100年ということで、日本において(ということは世界において)越路さんを最も詳しく知るシャンソン歌手のソワレさんがさまざまな企画を進行していますが、25日と26日の両日は東京・有楽町のI’MA SHOWで「越路吹雪生誕100周年記念 ブラヴォー!コーチャン!」というトリビュートライブが開催され、私は25日の公演を観てきました。I’MA SHOWは初めてのハコでしたが、収容400人ということでステージが近くに感じられて見やすく、座席にはドリンクホルダーもあっていいハコですね。ビルの7Fでアクセスがエレベータしかなく、終演後の客出しには時間が掛かりますが(^^; そういえば閉館した札幌の道新ホールも同じでしたか。

 ロビーには越路さんの資料がずらり。すべてソワレさんの私物だそうで、他に衣装や靴なども展示されていました。

Kochan

 ライブは首謀者のソワレさんからスタート。次に登場したのがクミコさん。トリを取るような大物ですが、このあと札幌に移動しなければならないそうで早めの出番になった模様。忙しいのに出演くださってありがたいことです。続いて次世代シャンソン歌手コーナーとして、ソワレさんファミリーの土屋神葉さん、姫しろパンチさん、ゆっきゅんさんが大メドレーをやったりソロで歌ったり。
 休憩を挟んでミュージカル界から中井智彦さん。越路さんはミュージカルスターでもあったことから、その世界観を出したいということでオファーされたようで、ソワレさんとデュエットしたりソロで歌ったり。続いてソワレさん、きゃんひとみさん、メイリー・ムーさんのユニットであるア・ラ・シャンソン。3人で歌ったりきゃんさん、メイリーさんのソロがあったり。ソワレさんはここではソロなしでした。ちょこちょこ出てますからね(微笑)。そこにコラボする形でシャンソンを歌のルーツとする浜崎容子さんとRickyさんが登場し、それぞれのソロコーナーへ。トリはRickyさんでしたが、シャンソンのCDデビューが今年だったので本当は次世代枠に入りたかったみたいです(笑)。最後は、札幌へ移動したクミコさんを除いて全員総出で大フィナーレ。

 15分の休憩を含めて3時間超のボリュームのライブはにぎやかで楽しかったです。トークも面白かったし。さらに、ロビーでは紙テープを販売していて紙テープ投げが推奨されるという。。私も久々に投げました。そんな楽しさの中で、歌はみなさんしっかり聴かせてグッときましたね。バンドは桑山哲也さん(ACC)、三枝伸太郎さん(Pf)、ジミー高宮さん(Cb)、BUN Imaiさん(Dr)とすべてソワレさんと関わりのある方ばかりで、シンプルな編成ですが良い演奏でした。曲はもちろん全て越路さんのナンバー。ロビーからトークから、越路さん愛に溢れる空間でした。私自身は越路さんについてはソワレさんを通じて知ったクチで強い思い入れがあるというわけでもありませんが、こうしてソワレさんが生き生きと活動しているのを見ると嬉しくなりますね。そうそう、越路さんのトリビュートながら河合奈保子さんネタを織り込んでいたところはソワレさんらしいなと思いました。バンドメンバーの紹介のとき「よき協力者」と言ったりとかネ。

 これで越路さん関係の大きなイベントは一段落のようですが、いい曲がたくさんありますし、これからも歌い継いでいただきたいと思いました。あ、こんなこと言わなくても歌いますよね、きっと。

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2024年11月26日 (火)

奇跡の共演ライブ配信決定

 きょうNHK総合テレビジョンで放送された「みんなのベスト紅白 放送100年キックオフSP」に、河合奈保子さんの歌唱シーンが少々映ってましたね♪81年紅白の「スマイル・フォー・ミー」。放送で取り上げられることの多いお馴染みの曲ではありますが、NHK紅白の歴史をたどる番組のなかでスルーされなかったことに意味があると思っています。まあ余程ヘンな取り上げられ方がされなければ、映れば嬉しいものですけど。

 さて、前に綴った杉田あきひろさんとソワレさんのジョイントライブでMILKのお二人が特別ゲストの「シャンソン&HIDEKI ちょっとナオナオ」(11月30日開催)の続報ですが、ツイキャスでのライブの配信が決定しました。ご都合のつく方は会場で見ていただきたいライブだと思いますが、会場まで出かけられない方はどうぞ配信をご利用ください。時間の都合が合わない方もアーカイブで12月14日まで視聴できます。配信のページはこちらです。

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2024年11月18日 (月)

ソワレさんとMILKのお二人が共演へ

 ずいぶん前に情報はわかっていたのですが、当店では取り上げておりませんでした(^^; 公演日が近くなったので告知です。

 11月30日に杉田あきひろさんとソワレさんのジョイントライブが行われますが、そこに特別ゲストとしてMILKのお二人が加わります。ライブのサブタイトルは「シャンソン&HIDEKI ちょっとナオナオ」。そうです、MILKは85年から87年にかけて河合奈保子さんのバックコーラスを務めた姉妹ユニット。まさにその本物さんがソワレさんと共演するとなれば、奈保子さんをやらないわけがありませんよね。先日、MILKの姉・宮島律子さんのエックス(旧ツイッター)を見ていたらリハのことが綴られていて、ソワレさんと奈保子ナンバーをやったことに大感動だったそうです。秀樹ナンバーとシャンソンがメインではあるのでしょうけど、これってすごいことではないかと。だって本物ですよ。またとない機会ではないかと。

 厳密にいうと、過去にはソワレさんのバースデーライブを観に来ていたMILKのお二人がステージに引っ張り上げられてちょっと歌ったということはあったのですが、ちゃんとした共演は初めてではないかと。ちなみにMILKはその後、秀樹さんのバックコーラスを務めていましたから、今回のライブのゲストにはぴったりというわけです。

 まだお席あるようです。公演の詳細と予約方法はソワレさんの公式サイトでどうぞ。予約はネットでポチっというわけにはいかなくて、メールで申し込んで、折り返しの案内に従い代金を振り込むと正式予約完了という流れです。行ける方はぜひどうぞ。

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2024年11月11日 (月)

イルカさんと亜美さんのホームメイドコンサート

 9日は神奈川県民ホールで「イルカ&尾崎亜美ホームメイドコンサート」を観てきました。イルカさん企画(だと思う・・)のジョイントコンサートです。タイトルにホームメイドというワードを入れたのは、料理を作ったりする亜美さんのイメージからだとか。考えてみれば曲も自家製ですし(微笑)。大きなハコでしたが2階席までお客さん入ってました。

 では曲目から。

1.白い色は恋人の色(※)
<亜美さんコーナー>
2.My Song For You
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.冥想
6.伝説の少女
7.オリビアを聴きながら
8.天使のウィンク(※)
<転換しつつのMCを挟んで>
<イルカさんコーナー>
9.サラダの国から来た娘(※)
10.人生フルコース
11.愛の種まこう
12.時の枝折り
13.うたのこども
14.なごり雪
15.いつか冷たい雨が

ec.まあるいいのち(※)

※はイルカさん亜美さんのコラボ

 オープニングの1は持ち歌でないところから2人のコラボ。亜美さんのコーナーは10月の石浜神社の曲目に近かったのですが、デビュー曲の5が入ったところがアクセントになりました。この日の亜美さんのサポートは小原礼さん(Bs)とAisaさん(Gt,Chor)のお二人で9月の陸前高田と同じメンバーですが、この3ピースでの5は初めてでしたね。8はイルカさんとのコラボ。夏に大阪城ホールで開催されるイベントライブ「君の歩いた青春」ではイルカさん、太田裕美さんと天使の羽を付けて歌ってるようなのですが私は行ったことがなく、ちょっと雰囲気を味わえたかなという感じです。羽はつけてなかったけど(微笑)

 イルカさんのコーナーでは逆に亜美さんがコラボで入って9を。10はレコーディング前の出来立ての曲だそうです。11、12も最近のアルバムからとのことで、亜美さんが往年の定番曲で揃えてきたのとは対照的でした。アンコールはコラボで。

 イルカさんと亜美さんは声が似ていて「声の美人姉妹」を自称していたりするのですが、声は似ていても歌い方がかなり違うのでコラボ曲でも違いがはっきりわかりますね。話し出すと止まらなそうな勢いなのはお二人とも似ています(微笑)

 客席はイルカさんのファンがかなり優勢でイルカさんには声も結構飛んでいたりすたのですが、亜美さんに対しても温かい感じで雰囲気は良かったです。イルカさんと亜美さんの掛け合いも面白くて、楽しいライブになりました。イルカさんはだいぶ前にやはりジョイントで見たことがあるのですが、声も見た目も変わらないし、衣装に至ってはフリフリのミニスカートだったのでびっくり。公演時間は休憩なしの1時間50分。曲数が少なめなこともあってあっという間に終わった感覚でした。また同じような企画があるなら、また行きたいと思います。

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2024年11月 5日 (火)

原点は文化の日

 この週末の連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。今年は11月3日の文化の日が日曜に当たり翌4日が振替休日になりました。多くの祝日がハッピーマンデー制で第●週月曜という形に移行してしまい、その年の暦によって連休になったり飛び石になったりというケースが少なくなりました。年によって休日の並びが変わるというのも、これはこれでいいんじゃないかと思ったりしますが、如何でしょうか。

 さて文化の日の3日は日本国憲法の公布日でもあります。というか文化の日の制定の由来のひとつとされています。この日、東京新聞は次の社説を載せました。

 憲法公布の日に考える 「帰るべき日」はありや

 日本が道に迷ったときに帰るべき日は1946年11月3日であると説いています。社説といっても通常のスタイルと異なり、戦後の昭和天皇のいわゆる人間宣言や明治維新での明治天皇の五箇条の御誓文などのエピソードを散りばめて親しみやすい文体で書かれていますので、ぜひお読みいただきたいと思います。好きな音楽が自由に楽しめる世が続くよう、私は社説に賛同します。

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