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2024年10月24日 (木)

ニッポン・シャンソンフェスティバル

 きのう23日は東京国際フォーラム・ホールCで「ニッポン・シャンソンフェスティバル2024」を観てきました。6月にBS朝日で「ニッポン・シャンソン」という特別番組の放送があったのですが、そのときの出演者が総出で番組がそのままコンサートになるという企画でした。出演者はクミコ/松田美由紀/松村雄基/安蘭けい/日野真一郎(LE VELVETS)/ア・ラ・シャンソン(きゃんひとみ&メイリー・ムー&ソワレ)/レジョン・ルイ(以上ポスター掲載順・敬称略)。クミコさん、ソワレさんはシャンソン歌手ですが、その他の出演者はシャンソンがメインフィールドではない方というのが、ソワレさんが関わるコンサートらしいところです。

 コンサートはソワレさん、クミコさんがあいさつ代わりに1曲ずつ歌ってスタート。そのあとは基本的に出演者が2曲ずつ歌ってつないでいくスタイルでした。ア・ラ・シャンソンは長大なメドレーで出演。クミコさんはシャンソンの先輩というとでトリに少し多い3曲を歌った他、中盤でもソワレさんとのコラボを披露。最後は出演者が揃って1曲歌ってお開き、となりました。

 個人的にはふだんは東京・東新宿のPetitMOAなどのような小さな箱で聴くことが多いシャンソンですが、1500人収容の大ホールで聴くシャンソンもいいものです。PAが良かったのか、ぐっと迫るものがありました。舞台上にはガス灯を模した灯りやベンチなどがしつらえられてシンプルながらおしゃれな感じ。そしてなにより歌がいい。クミコさん、ソワレさんは言わずもがなですが、シャンソンがメインフィールドでない方も自分のスタイルでしっかりシャンソンになっていて、聴かせる歌唱でした。それでいて堅苦しさもなく、選曲もふだんのソワレさんのライブのようにマニアックに寄らず(微笑)、演奏アレンジはポップス的な香りのものもあり、こういうコンサートをシャンソンにふだん親しみのない方にこそ観てもらいたいなあと思った次第です。2時間があっという間でした。好評なら第2弾も、、、的な話も交わされておりましたが、期待しています。カメラが入っていたのでBS朝日で放送されるのかしら。それも楽しみです。

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