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2024年10月30日 (水)

TEXLYNXの銀座ライブ

 きのう29日は東京・ケネディハウス銀座でTEXLYNXのライブを観てきました。Aisaさん、徳武孝音さん、尾崎博志さん、小原礼さんの4人によるユニットのライブはこれまでも何度か観ていますが、2年ぶりのライブだそうでかなり久しぶり。そして私にとっては初めてのハコでのライブでした。高架道路の下とは思えない素敵な空間で、ステージの近さが感じられる程よい大きさ。ライブレストランなので飲食の値はそれなりにかかりますが(^^; いいハコですね。

 ライブは2部構成。メンバー共通の音楽ルーツであるアメリカーナの音楽を目指したオリジナルを中心にカバーなどもありましたが、とにかく音が心地よくかっこよかったです。派手ではないけど華があってしっかり耳に残る感じ。2部にはゲストの岩沢幸矢さんも入って、ブレッド&バターのカバー(本人がいるからカバーではないのか??)もやったりして、客席は盛り上がりました。岩沢さんは御年81歳だそうですが、トークは年相応ながら(微笑)歌になると綺麗なハイトーンボイスが健在なのはすごいとしかいいようがありません。

 終演後はメンバーのみなさんが客席に降りてきたりして、この近さがライブハウスのいいところですね。ちなみに客席には礼さんの配偶者・尾崎亜美さんもいらしてました。なのでちょこっとご挨拶(^^)  帰りしなに会計をしたところ次回を予約しますかと訊かれたので、その場で予約してしまいました。こういう展開は初めての経験でした。次回は25年2月2日です。

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2024年10月24日 (木)

ニッポン・シャンソンフェスティバル

 きのう23日は東京国際フォーラム・ホールCで「ニッポン・シャンソンフェスティバル2024」を観てきました。6月にBS朝日で「ニッポン・シャンソン」という特別番組の放送があったのですが、そのときの出演者が総出で番組がそのままコンサートになるという企画でした。出演者はクミコ/松田美由紀/松村雄基/安蘭けい/日野真一郎(LE VELVETS)/ア・ラ・シャンソン(きゃんひとみ&メイリー・ムー&ソワレ)/レジョン・ルイ(以上ポスター掲載順・敬称略)。クミコさん、ソワレさんはシャンソン歌手ですが、その他の出演者はシャンソンがメインフィールドではない方というのが、ソワレさんが関わるコンサートらしいところです。

 コンサートはソワレさん、クミコさんがあいさつ代わりに1曲ずつ歌ってスタート。そのあとは基本的に出演者が2曲ずつ歌ってつないでいくスタイルでした。ア・ラ・シャンソンは長大なメドレーで出演。クミコさんはシャンソンの先輩というとでトリに少し多い3曲を歌った他、中盤でもソワレさんとのコラボを披露。最後は出演者が揃って1曲歌ってお開き、となりました。

 個人的にはふだんは東京・東新宿のPetitMOAなどのような小さな箱で聴くことが多いシャンソンですが、1500人収容の大ホールで聴くシャンソンもいいものです。PAが良かったのか、ぐっと迫るものがありました。舞台上にはガス灯を模した灯りやベンチなどがしつらえられてシンプルながらおしゃれな感じ。そしてなにより歌がいい。クミコさん、ソワレさんは言わずもがなですが、シャンソンがメインフィールドでない方も自分のスタイルでしっかりシャンソンになっていて、聴かせる歌唱でした。それでいて堅苦しさもなく、選曲もふだんのソワレさんのライブのようにマニアックに寄らず(微笑)、演奏アレンジはポップス的な香りのものもあり、こういうコンサートをシャンソンにふだん親しみのない方にこそ観てもらいたいなあと思った次第です。2時間があっという間でした。好評なら第2弾も、、、的な話も交わされておりましたが、期待しています。カメラが入っていたのでBS朝日で放送されるのかしら。それも楽しみです。

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2024年10月13日 (日)

観月の調べ

 きのう12日は東京・荒川区の石浜神社の催し「観月の調べ」を観てきました。いってしまえば音楽ライブです。尾崎亜美さんがゲスト出演するというので初めて伺いました。

 出演は
 ・小田留意&片山耕一:ポップス
 ・調宮(つきのみや):雅楽とポップスのコラボ
 ・丘咲アンナ&寺屋ナオ:ポップス
 ・シークレット特別ゲスト
 というラインナップ。トリのシークレット特別ゲストが亜美さんだったのですが、亜美さんの公式サイトではゲスト出演として告知がされていて、ぜんぜんシークレットじゃないという(微笑)。

 神社は隅田川沿い、白髭橋の近くにあり、今年が御鎮座1300年だそうです。会場のセッティングは境内の石段を上がった神社の拝殿前がステージで、石段下の広場にパイプ椅子を並べて客席としていました。高低差があって見やすかったです。ライブは夕方17時半から開始。ちょうど日が暮れるころからのスタートで篝火も焚かれていい雰囲気でしたが、割と川手からの風があって客席に煙が流れてきたため、向かって右(川手)の篝火は途中で消されることに(^^; 

 トリの亜美さんは配偶者の小原礼さんとともに19:45ごろに登場。司会からアーティストが紹介されると軽くどよめいていましたので、多くの方にとっては本当にシークレットだったようです。曲目はこんな感じ。

1.My Song For You
2.マイ・ピュア・レディ
3.VOICE
4.伝説の少女
5.オリビアを聴きながら

ec1.天使のウィンク
ec2.Will You Love Me Tomorrow?

 最近のライブの定番曲から厳選して抽出した構成ですが、アンコールのラストを除きベスト盤のような感じの構成でした。こういったライブではわかりやすさ優先のほうが良いですよね。アンコール2曲目はすっかりライブの締めの曲として定着した感じです。時間が押していたからか、トークは控えめで割とサクサク進めていましたが、それでも亜美節はちょいちょい出ていて、4の曲紹介では「今日は月の歌は歌わないのですけど、その代わり観月の調べにぴったりの曲を持ってきました」とか(観月ありささんへの提供曲ということで)、ec1を歌った後に「神社なのに天使の歌を歌ってしまいました。宮司さんごめんなさい」とか。ウケてました。全般に客席の反応が良かったのは何よりでした。そういえば亜美さんと礼さんの二人だけのライブも久々かな。音源(=足りない楽器のオケ)も使いませんでした。二人で生演奏のみのライブは、やれる曲は限られますがいいものです。

 亜美さんの出番だけで見ると45分程度のミニライブですが、全体通しだと休憩込みで約3時間の大ボリューム。初見の3組も上手い方ばかりで、普段聴かないような雅楽の楽器の音も聴けたりして良かったです。野外ながら音も良かったし。これだけのライブを自由席は無料で開催してくださった石浜神社に感謝です。お賽銭は少し多めにしておきました(^^)

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2024年10月 7日 (月)

ちょっと意外な歌謡スクランブルの選曲

 もう1週間も前のことなので今更感満載ですが、備忘録として記しておこうかと。NHK-FMの長寿番組「歌謡スクランブル」の9月30日~10月2日の放送は「昭和アイドル・コレクション」でした。3日に渡る放送のうち私たちのストライクゾーンである80年代は2日だったのですが、その選曲が興味深いものでした。

松田聖子/風は秋色
中森明菜/北ウイング
小泉今日子/なんてったってアイドル
近藤真彦/ヨコハマ・チーク
野村義男/待たせてSorry
田原俊彦/抱きしめてTONIGHT
高田みづえ/硝子坂
堀ちえみ/さよならの物語
河合奈保子/十六夜物語
チェッカーズ/涙のリクエスト
吉川晃司/モニカ
南野陽子/秋からも、そばにいて
中山美穂/WAKU WAKUさせて
長山洋子/ヴィーナス
荻野目洋子/ダンシング・ヒーロー
光GENJI/STAR LIGHT
おニャン子クラブ/お先に失礼
工藤静香/抱いてくれたらいいのに
斉藤由貴/卒業
原田知世/時をかける少女
薬師丸ひろ子/時代

 奈保子さんがスルーされなくて良かった!というのが曲紹介を聴いていたときの第1の思いですが、曲名を聴いてびっくり。はい、もちろん十六夜物語は名曲ですが、36曲あるシングルA面からあえてこれを選んだのか!というのが。。。歌謡スクランブルの進行は基本的に歌手と曲名を淡々と紹介するだけなので、選曲の意図までは読み取れないんですよね。他のラインナップを見るとその歌手の代表曲だったり季節を考慮した秋歌だったりという傾向が感じられるところはありますが、秋っぽい曲とみなされたのでしょうか。秋はお月見もありますしね。まあ、ありきたりの選曲ではないものを混ぜてくるのが歌謡スクランブルの特長でもあったりしますので、こんな形で名曲発掘的に聴いてもらえるのは良いことだと思います。ちなみに使用音源はCOCA11057となっていたので確認してみたら「ベスト・セレクションII」でした。リマスタ音源の「JELEW BOX」も所蔵しているはずなのに、ねぇ。

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