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2023年11月25日 (土)

OBCラジオまつり

 11月23日は大阪城公園で開催された「第35回 OBCラジオまつり ふれあい広場2023」に行ってきました。お目当ては13時からのスペシャルステージに出演する尾崎亜美さん。ステージの模様はラジオで生中継されるとはいえ、ライブを聴けるのは今年最後になるかも?と思って現地参戦しました。

 会場の様子がわからないので少し早めの12時20分ごろに着いてみたら、亜美さんがステージで歌ってる!公開リハでした。それならもっと早く行っておけばよかった(^^; そのあと共演のEPOさんのリハもあり、13時の放送開始を待ちます。ステージ前のお客さんはぎっしり。椅子席の用意はなく全員立ち見でしたので、ステージの高さがあるとはいえ後ろのほうは見づらかったのではと思います。

 ラジオ大阪の原田年晴アナの軽快な進行で、まずはEPOさん登場。最近の曲も織り込みつつ懐かしいヒットソングを連発してライブを盛り上げます。一緒に歌って・・・な巻き込み型といいましょうか。持ち時間の29分をきっちり使って、そのあと亜美さんが登場。

 亜美さんはソロで演奏。近年は配偶者でベーシストの小原礼さんが一緒のことが多かったのでかなり久しぶりのソロ演奏でした。亜美さんはEPOさんとは対照的にしみじみ系。曲数抑え目、トーク多めでゆるい進行でしたが、放送時間に収まるのかハラハラしながら観てました(微笑)

1.My Song For You
2.VOICE
3.マイ・ピュア・レディ
4.オリビアを聴きながら
5.For You (with EPO)

 EPOさんとコラボした5はEPOさんのリクエストだそうで。このとき登場したEPOさんは曲前トークのとき涙声でした。亜美さんの喉の手術のことを袖で聞いて、いまこうして歌っているのを聞いていて涙が出てきたと。泣いてると歌えないよと亜美さんに促されて曲に移りましたが、しっかりコラボできました。

 亜美さんとラジオ大阪のつながりは実はデビュー前からだそうで、番組に初めて出演したのがラジオ大阪だと話していました。亜美さんというと近畿放送(KBS京都)のオーディション番組のイメージが強かったので、ちょっと意外でした。

 当日は天気にも恵まれ、気持ちのいいライブでした。時間は短かったけれど良かったです。放送はradikoタイムフリー(関西圏以外の方はradikoプレミアム)で11月30日まで聴けますので、どうぞお聴きください。

https://radiko.jp/share/?t=20231123130000&sid=OBC

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2023年11月13日 (月)

フィギュアスケートで奈保子さんの自作曲が!

 さる11日に中国・重慶で開催されたフィギュアグランプリシリーズ2023第4戦中国大会の男女フリーの模様が昨12日にテレビ朝日系で放送されましたが、なんと中国の陳虹伊さんの演技で河合奈保子さんが作曲した「ハーフムーン・セレナーデ」(1986年発売)が使われていました。この情報はT2U音楽研究所の臼井孝さんのツイッター(現X)で知ったのですが、たまたま留守録をしていたので(夜ならリアルタイムで視聴しますが昼間に放送があったです)見てみたら、はい、まぎれもなく「ハーフムーン・セレナーデ」のピアノインストでした。正確にいうと、プログラムの前半が「ハーフムーン・セレナーデ」のピアノインストで尺はワンハーフ、後半の演技の盛り上がり部分はピアノ+弦楽の演奏でしたが、これが「ハーフムーン・セレナーデ」とは判別がつかないもの。変奏曲だったのでしょうか。。。それはともかく、国際大会で奈保子さんの曲が使われたのは初めてと思われ「ハーフムーン・セレナーデ」が中国で「月半小夜曲」としてカバーされて歌い継がれ親しまれていることが実感できる出来事でした。名曲と言っていいと思いますし、それを作曲した奈保子さんの素晴らしさを改めて思います。

 ところが、放送では使用楽曲が奈保子さんの曲であることについて一切言及がありませんでした。各選手の演技開始時には使用楽曲名が字幕で出るのですが「Half Moon Serenade」と英語表記。選手側から大会事務局にそのように届けられていたのかもしれませんが、奈保子さんの曲だと分かっていればカタカナ表記にしたはず。実況の山崎弘喜アナは「しっとりとした曲調で演じていきます」、解説の荒川静香さんは「せつなさとしっとりした曲調で・・・」といった言及のみで、どうやら奈保子さんの曲であることはご存じでない模様。中国では親しまれているのに、肝心の日本での認知度が及ばないのはなんとも残念に思います。どうにかして国内でも普及させたいところですが、さてどうしたらよいものか。。。やっぱりカラオケで歌うことでしょうか。

 今回の出来事は嬉しさ半分、くやしさ半分といったところですが、とりあえず今回の放送録画は保存版にします。この手の国際大会は見逃し配信に対応していないのがまた残念なところです。

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2023年11月 6日 (月)

林哲司50周年プロジェクトのコンサートにて

 きのう5日は東京国際フォーラム・ホールAで「林哲司作曲活動50周年オフィシャルプロジェクト ザ・シティ・ポップ・クロニクル 林哲司の世界 in コンサート」という正式名が長いタイトルのコンサートを観てきました。あ、既視感ありますかね。。。そうです、7月に観た売野雅勇さんの作詞活動40周年のコンサートの林哲司版といったところです。会場も同じですし。

 ということで、切符を取った目的も全く同じで、河合奈保子さんの「デビュー~Fly Me To Love」が演奏予定曲目に入っていたから。本公演では序盤で演奏されました。歌ったのは2人目に登場した武藤彩未さん。白のミニスカート姿で、小柄な体で元気に歌い切りましたが、オリジナルの印象を損なわない、良い歌唱でした。奈保子さんと比べるようなことは控えますが、7月の売野さんのコンサートで歌った中島愛さんと甲乙つけがたい感じです。ちなみに振りはほぼ独自でオリジナルの振りは風味程度に(^^; バンドの演奏はオリジナルをよく再現してました。個人的に嬉しかったのは「河合奈保子さんのデビューを歌います」とオリジナル歌手を紹介してくれたこと。本公演でも7月と同様、歌手の登場時にステージ左右の大型モニターに曲名、作詞・作曲者、歌唱者が映し出されていたのですが、代理歌唱の場合にオリジナルの歌手は紹介されないのです。ところが、武藤さんは1曲目で自身がカバーしている「Dang Dang 気になる」(オリジナルは中村由真さん)を歌っており、その後のMCからの流れで2曲目として「デビュー」を歌う前に曲紹介を入れてくれたのです。客席の反応が7月より心なしか良かったように感じたのは曲紹介もあったからではないかしらと思ったりします。まだ若いのに80年代のアイドルソング・昭和歌謡にも愛着がある方のようですので、これからもどんどん歌って頂きたいですね。

 そのほかは私にとってはオマケですので割愛(微笑)。公演時間は休憩を除いてもアンコール含め約4時間の大ボリュームでした。 私が初めて生で観た歌手もたくさんいて見応え・聴きごたえもありましたが、1階席の最後方からだとごく小さくしか見えませんので、ついつい大型モニターのほうを見てしまって、テレビを見ているような感覚に(爆)。音は生の迫力なんですけど。

 それにしても、大ホールで奈保子さんの曲を今年2回も聴くことができたというのは私にとっては大きな出来事でした。奈保子さん本人の出演が望めないなかで売野さんも林さんも演奏曲目に入れていただいたというのは、代表曲の扱いをしていただいたということであり、ありがたいことだなと思います。代理歌唱も実力ある方を選んでいただけましたし。もちろん、奈保子さん本人の歌唱を聴きたいという思いは、こうしたコンサートを観ることでまた強くもなるのですが、、、いつかそんな日が来るといいなあ。

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