« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2023年9月17日 (日)

尾崎亜美コンサート2023

 きのう16日は尾崎亜美コンサート2023を観てきました。会場は東京・EXシアター六本木。亜美さんが最初のMCで「いろいろあったけど、ここに帰ってこれました」とおっしゃっていたようにここ数年の定番のハコです。客席は2階席も含めほぼ満席。亜美さんの秋の大規模会場でのソロライブは東京・大阪の2公演であることが多いのですが、今年は大人の事情なのか亜美さんの体調見合いなのか、東京の1公演のみ。ということで、すぐにレポが出せます。。。

 では曲目から。

(Act1)
1.Recipe for Smile
2.フード ウォーリアー
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.冥想
6.純情
7.愛の構造
8.Let's Imagine
9.そばかすうさぎ
10.曇りのち晴れ

(Act2)
11.The world is all changing

12.メッセージ ~It's always in me
13.オリビアを聴きながら
14.あなたの空を翔びたい
15.月の魔法
16.伝説の少女
17.Barrier
18.Smile

en1.天使のウィンク
en2.待っていてね

 冒頭の1はハンドマイクで立って歌唱。こういう展開は珍しいですね。1,2と料理の歌が続きましたが、それでコックさんをイメージした衣装でした。今回は自分の曲を振り返って発掘系の曲を入れてみたということで、それが7~9。「そばかすうさぎ」は私はライブでは初めて聴きましたが、亜美さんもミュージシャンもうさ耳をつけてのパフォーマンスでかわいらしかったです。9と10は手術で声帯が若返ったのでかわいらしい曲を選んだとのこと。

 2部冒頭の11は、かつて亜美さんがプロデュースしていたmyu:さんへの提供曲。いまの自分にぴったりだということでした。今回のライブは亜美さんは基本的にキーボードを弾いていましたが、ここから13まではグランドピアノでの演奏。14は高橋真梨子さんが大規模コンサートを卒業するということで、もう歌われなくなるのかなと思って選んだとのこと。17は「ロックになります」といってハンドマイクで立って歌唱。この曲を立って歌ったのを聴いたのは初めて。本編最後の18は、コロナの行動制限がなくなって客席も歌っていいということになったので、客席も歌える人はサビの部分を一緒に。大規模会場では4年ぶりですね。

 アンコールは定番で客席はスカっとスタンディング。でもチラ見したら後ろのほうは立ってなかったかな。。。アンコールをしみじみ系の曲で締めずに、元気な曲で揃えて終わるのは久しぶりでした。高揚感があっていいですね。

 3月に声帯の手術をして、ずっとリハビリをしてきて初めての本格的なソロライブ。(※5月に富山でこじんまりしたソロライブはありましたが。。) MCではいまもリハビリ中ということをおっしゃってました。主治医に「歌ってください」と背中を押されて開催を決めたコンサート。直前に体調を崩されたそうで、万全ではない状態でのライブでしたが、いまライブが出来る喜びと、客席に思いを届けたいということがよく伝わってくるライブでした。途中なんども涙ぐんでましたね。声は以前よりも高音がクリアになっているのは間違いなく、いま出来る限りの最高のパフォーマンスだったと思います。

 公演時間は15分の休憩を入れて2時間半ほど。2部はリハビリのことなどトークが多めで時間がたっぷりでした。亜美さんにとってもでしょうが、聴き手としても印象に残るライブになりました。当面はリハビリを続けつつ体調を探りながらの活動になるのでしょうが、これからも素敵な歌を聴かせてくれたらと思います。

<ミュージシャン>
 尾崎亜美(Vo,pf,Key)
   ・
 鈴木茂(Gt)
 是永巧一(Gt)
 小原礼(Ba,Chor)
 林立夫(Dr)
 住友紀人(Sax,Key,Chor)
 Aisa(Chor,Gt,Mand,Perc)

| | コメント (0)

2023年9月14日 (木)

桑山哲也さんのバンドライブ

 9月10日は桑山哲也さんのバンドライブを観てきました。場所は東京・南青山MANDALAで、配偶者である藤田朋子さんのライブの会場としてもおなじみ。このライブの切符も、藤田さんのライブのときに売っていたものを買ったのでした。

 桑山さんはアコーディオン奏者として藤田さんのライブや朗読劇に出演しているほか、シャンソン歌手ソワレさん企画の「新春シャンソンショウ」にも出演していますし、以前に神野美伽さんとのジョイントライブを観に行ったこともあるので私にとって演奏はおなじみなのですが、バンドライブは初めて。桑山さんもコロナ禍でバンドライブは3年半ぶりとのことで、事前の販促に力が入ったのかMANDALAはぎゅうぎゅうの満員♪

 2部構成の演奏はオリジナル曲が中心。アコーディオンだけでなく珍しいアコーディナも使っての演奏は素敵でした。アップテンポな曲はより楽しく、スローな曲はより物悲しく聞こえるような。。。そして素敵な演奏とは対照的にトークは笑いを取りにいって、もやはネタのレベル(笑)。配信がなかったこともあったのか、舌好調でした。1部が終わったあとにマネジャー氏からトークが長いと言われたそうですが、桑山さんはやっぱりトークが無いと・・・ですよね!そういえば初めてグッズを作ったということでタオルを売っていましたが、トークのネタがあしらわれておりました(微笑)

 休憩除きで約2時間の楽しいライブでした。今後のライブの案内もありましたが、都合が付けばまた観たいです。

| | コメント (0)

2023年9月 9日 (土)

夏の思い出はチャンスチャンス

 もう2週間も前、すなわち先月のことを綴るというのもどうかと思いましたが、夏の思い出ということで書き留めておこうかと。8月26日は東京・板橋区のゆりの木団地夏まつりに行ってきました。毎年恒例のイベントで、初日のステージのトリをシャンソン歌手ソワレさんがずっと務めてまして。。団地の手作りイベントになぜソワレさんが出ているかというと、ソワレさんの友達のベーシスト西村直樹さん(上々颱風)が団地の住人という縁だそうです。もちろん西村さんはバンドで入ります。

 で、ソワレさんが歌うのですから当然シャンソンのステージなのですが、年によってはしれっと河合奈保子さんの曲を混ぜたりするんですね。今年は出演時間前に会場でソワレさんに遭遇したときに「チャンスチャンス!」を声を掛けらたので、ああそうかと。「夏のヒロイン」が混ざってました。ソワレさんのステージのときは、ステージ前で団地の人(子どもが多め)が踊ってたりするのですが、夏のヒロインのときもしっかり踊ってくれてたのは観ていてちょっと嬉しかったですね。ここの団地の方は曲を知っているかどうか、あるいは曲のジャンルがどうかは関係なく派手にバンドの音が鳴っていればノリノリで踊るので、盛り上がって雰囲気がいいのです。私もチャンスチャンスのときは声出しして手も挙げましたが、たぶんこんなことするのは初めて。よみうりランドイーストのライブは未経験ですが、ほんのちょっと追体験をしたような気分です。

 実はまつり前日の8月25日、PetitMOAのtoa-toa第2回公演のときスタッフとしてお店にいたソワレさんから「明日ゆりの木に来るの?合いの手よろしくね」と声を掛けられまして、その時はなんのことやらだったのですが、匂わせだったんだなと後でわかった次第。うーん、我ながら感度が鈍いですね(^^; 

 そんなこんなでソワレさんのステージは盛り上がって、予定にないアンコールもやって盛況のうちに終了。楽しかったです。これを読んで来年の夏まつりに行ってみたいという方はソワレさんのツイッター(Xと改称)をチェックしていただければと。ただし来年も奈保子ナンバーが混ざるかはわかりませんので念のため。それでもシャンソンで盛り上がるという、他ではないシーンが観られますので楽しいですよ。

| | コメント (0)

2023年9月 1日 (金)

関東大震災100年

 きょう9月1日は関東大震災から100年の日でした。大きな節目の年ということもあり例年になく報道量が多かったように感じます。関東ブロック紙の東京新聞は最終面に、当時の社員が焼失地域を実地調査した東京の罹災図、関東大震災の震度分布と津波の高さに加え阪神大震災、東日本大震災とを比較したビジュアル図が掲載されています。(ウェブではこちら

 これを見ると、当時の東京の中心部や下町がいかに広範囲に被災したかがよくわかりますし、大震災といってもそれぞれ様相が違うことが分かります。きょうは関東大震災に注目が当たっていますが、それぞれに教訓があると認識したいです。

 それと、あったことをなかったことにするような言説については抗わなければならないと感じます。その刃は、いつ自分に向けられるとも限らないのですから。

| | コメント (0)

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »