尾崎亜美コンサート2023
きのう16日は尾崎亜美コンサート2023を観てきました。会場は東京・EXシアター六本木。亜美さんが最初のMCで「いろいろあったけど、ここに帰ってこれました」とおっしゃっていたようにここ数年の定番のハコです。客席は2階席も含めほぼ満席。亜美さんの秋の大規模会場でのソロライブは東京・大阪の2公演であることが多いのですが、今年は大人の事情なのか亜美さんの体調見合いなのか、東京の1公演のみ。ということで、すぐにレポが出せます。。。
では曲目から。
(Act1)
1.Recipe for Smile
2.フード ウォーリアー
3.マイ・ピュア・レディ
4.VOICE
5.冥想
6.純情
7.愛の構造
8.Let's Imagine
9.そばかすうさぎ
10.曇りのち晴れ
(Act2)
11.The world is all changing
12.メッセージ ~It's always in me
13.オリビアを聴きながら
14.あなたの空を翔びたい
15.月の魔法
16.伝説の少女
17.Barrier
18.Smile
en1.天使のウィンク
en2.待っていてね
冒頭の1はハンドマイクで立って歌唱。こういう展開は珍しいですね。1,2と料理の歌が続きましたが、それでコックさんをイメージした衣装でした。今回は自分の曲を振り返って発掘系の曲を入れてみたということで、それが7~9。「そばかすうさぎ」は私はライブでは初めて聴きましたが、亜美さんもミュージシャンもうさ耳をつけてのパフォーマンスでかわいらしかったです。9と10は手術で声帯が若返ったのでかわいらしい曲を選んだとのこと。
2部冒頭の11は、かつて亜美さんがプロデュースしていたmyu:さんへの提供曲。いまの自分にぴったりだということでした。今回のライブは亜美さんは基本的にキーボードを弾いていましたが、ここから13まではグランドピアノでの演奏。14は高橋真梨子さんが大規模コンサートを卒業するということで、もう歌われなくなるのかなと思って選んだとのこと。17は「ロックになります」といってハンドマイクで立って歌唱。この曲を立って歌ったのを聴いたのは初めて。本編最後の18は、コロナの行動制限がなくなって客席も歌っていいということになったので、客席も歌える人はサビの部分を一緒に。大規模会場では4年ぶりですね。
アンコールは定番で客席はスカっとスタンディング。でもチラ見したら後ろのほうは立ってなかったかな。。。アンコールをしみじみ系の曲で締めずに、元気な曲で揃えて終わるのは久しぶりでした。高揚感があっていいですね。
3月に声帯の手術をして、ずっとリハビリをしてきて初めての本格的なソロライブ。(※5月に富山でこじんまりしたソロライブはありましたが。。) MCではいまもリハビリ中ということをおっしゃってました。主治医に「歌ってください」と背中を押されて開催を決めたコンサート。直前に体調を崩されたそうで、万全ではない状態でのライブでしたが、いまライブが出来る喜びと、客席に思いを届けたいということがよく伝わってくるライブでした。途中なんども涙ぐんでましたね。声は以前よりも高音がクリアになっているのは間違いなく、いま出来る限りの最高のパフォーマンスだったと思います。
公演時間は15分の休憩を入れて2時間半ほど。2部はリハビリのことなどトークが多めで時間がたっぷりでした。亜美さんにとってもでしょうが、聴き手としても印象に残るライブになりました。当面はリハビリを続けつつ体調を探りながらの活動になるのでしょうが、これからも素敵な歌を聴かせてくれたらと思います。
<ミュージシャン>
尾崎亜美(Vo,pf,Key)
・
鈴木茂(Gt)
是永巧一(Gt)
小原礼(Ba,Chor)
林立夫(Dr)
住友紀人(Sax,Key,Chor)
Aisa(Chor,Gt,Mand,Perc)
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