3年ぶりの祇園祭 後祭山鉾巡行
というわけで週末は上洛、3年ぶりとなる祇園祭の後祭宵山と山鉾巡行を観てきました。祇園祭の各行事は暦の日付で決まっているので、山鉾巡行が日曜に当たるのは貴重です。山鉾巡行は17日の先祭と24日の後祭があり、人気が高いのは先祭ですが、今回後祭を選んだのは、落ち着いてゆっくり楽しめそうだということと、休み山だった鷹山が再興され196年ぶりに巡行に復帰するというトピックがあったことが大きいです。
ますは23日に前乗りして宵山を散策。後祭の山鉾は11基と先祭の半分以下で、山鉾の建つ範囲もおおむね烏丸通、新町通、姉小路通、四条通に囲まれた狭い範囲なのでコンパクトに回れますし、そぞろ歩きできる程度の人出でゆっくり観られました。そんな中でも、やはり人が多かったのは再興した鷹山。
華麗な懸装品をまとっていますが曳山自体は塗装もなく、いかにも真新しい感じ。ここから新たな歴史が始まるんだなと思うと感慨深かったです。夕食に思った以上に時間を要してしまい山鉾町に着いたのは20時過ぎだったのですが、鷹山はちまきも授与品も売り切れで、売場は撤収モードでした。
明けて24日の巡行は、まずは河原町三条で観覧。10時過ぎから橋弁慶山を先頭に山鉾が次々に通過していきましたが、3年ぶりの巡行に携わる人々がみなさん誇らしげな感じがしました。天気がよく各山鉾ともビニールシートを外しての巡行でしたので、美しい懸装品もしっかり堪能できてよかったです。まさに動く美術館。そして、やはり注目は鷹山で、この山だけ報道陣がぞろぞろついてきました(苦笑)
お囃子もとてもしっかりしていて、真新しい山を見なければ今年復興したとはわからないぐらい。山の運行もスムーズでした。
しんがりの大船鉾を見送ってから、新町通に移動。四条烏丸で巡行を公式には終えた山が、この通りを帰っていく光景が好きなんです。まずは鷹山を見送り。
続いて北観音山の帰りを見送り、最後は南観音山の会所前で到着を見守りました。到着後の手締めにもしっかり参加して、観覧終了。ちなみに、巡行順でいうと北観音山、南観音山、鷹山になるのですが、新町通では山の位置の関係で鷹山を先に通すため、北観音山と南観音山は四条室町あたりで待機していたようです。ということはその場に居れば大型の曳山3基の揃い踏みが見られたわけで、これはいつか見てみたいです。
今年は鷹山が大人気でしたが、これを機に後祭もメジャーになっていくといいなと思いました。鷹山の復帰で大型の曳山と鉾は合わせて4基となり、華やかさが増しました。(小型の舁き山も懸装品は立派ですし載せているご神体も個性的で魅力的ですが)
疫病退散が本来の趣旨である祇園祭が2年にわたり疫病によって縮小を余儀なくされたというのは皮肉と言う他ないですが、3年ぶりに行われた巡行はブランクを感じさせないもので、事故なく終わって何よりでした。本当に疫病退散して欲しい!そう願います。
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