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2022年3月27日 (日)

桜の闇に振り向けば

 各地で桜の開花のニュースが出始めましたね。すでに満開のところもあるようです。疫病や戦争など暗い話題が多い世の中ですが、それでも桜は咲くというのが日常の継続を表しているように思えて、心の救いに感じてしまいます。

 この時期になると聴きたくなるのが、河合奈保子さんの「桜の闇に振り向けば」。87年発売のアルバム「JAPAN」収録曲ですが、この曲、好きなんですよねえ。一般的な桜ソングのイメージとは違う作風が、逆にくせになります。闇夜にかがり火でほの暗く照らされた桜が見えてくるようです。

 この曲、T2U音楽研究所の臼井孝さんがサブスクのプレイリストで紹介し、かつコミュニティFM・渋谷のラジオで放送されている「渋谷のザ・ベストテン」3月2日(水)放送回で曲のオンエアとムダ解説(ご本人曰く)を行ったあと、再生回数が伸びているのだそうです。やっぱり聴くと良さがわかるということじゃないかと思います。(放送のトーク部分はnoteで聴取可

 さらに、CS放送の歌謡ポップスチャンネル「ツメ折り!カセットソング」でも、3月29日(火)深夜24:00~放送予定の「お花見SONGS」の回でも流れる予定になってます(歌手の映像は出ない番組ですが)。お花見かというとちょっと違う感じもしますが(^^; いい曲を紹介していただけるのはありがたいことです。こういった放送をきっかけに、認知度が少しでも広がってくれたらと思います。

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2022年3月19日 (土)

ハッピーバースデーそして46周年

 きょう19日はミュージックの日にして尾崎亜美さんのバースデー。そしてあす20日は亜美さんのデビュー46周年。亜美さん諸々おめでとうございます。

 昨年はバースデーにあわせてFMおだわら「まいのアイドルメモリーズ」で尾崎亜美提供曲特集、同局「ファムラジオ」で尾崎亜美特集が放送されましたが、今年はNHK「ラジオ深夜便」3月18日2時台のロマンチックコンサートで尾崎亜美作品集が放送されました。

・マイ・ピュア・レディ
・冥想
・ストップ・モーション
・あなたはショッキングシャイン
・身体に残るワイン
・Deep
・My Song For You
・Southern Cross
・ボーイの季節
・オリビアを聴きながら
・春の予感~I've been mellow

 プロフィール資料の読み上げと曲の簡単な紹介のみのシンプルな進行とベスト盤的な構成ですが、これはこれでいいですね。深夜ですし(^^)  「春の予感」では南沙織さんへの提供に際して弦楽器の編曲も頼まれ、あわてて編曲の本を買ってきて勉強して挑んだという逸話も紹介されてました。コンサートではド定番の「天使のウィンク」ではなく「ボーイの季節」が選曲されているのは珍しいかも。ラジオ深夜便は2時台、3時台の音楽コーナーがらじる★らじるの聞き逃し対象になってないのは残念なところです。

 さて明日から47周年目に突入ですが、今年のコンサートはどうなるやら。音楽界の新型コロナの影響は依然として大きく、亜美さんによるとキャンセルの連絡がまだ続いているよう。45周年記念のアルバム「Bon appetit」の演奏機会が少ないことを残念がっていますが、それはリスナーも一緒です。現時点でオフィシャルサイトに今後の予定として発表されているのは6月の新潟県見附市のみですが、年の後半はコンサート予定が多めらしいので、その発表を楽しみに待ちたいと思います。あー、早く落ち着いて欲しい!

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2022年3月17日 (木)

夜の地震

 昨夜の地震、みなさん大丈夫だったでしょうか。被害に逢われた方にはお見舞い申し上げます。

 私の居住地(関東南部)での震度は4程度でしたが、揺れが大きくなる過程が11年前の東日本大震災に似ていて、冷や汗が出ました。新聞を読んでいた時に、かすかな揺れを少し長めに感じたので、地震情報があるかもとラジオのスイッチを入れてNHKラジオ第一を聞くと、すでに地震速報を放送中でした。宮城・福島で強い揺れと伝えていたので、もしやこれから揺れが激しくなるのかと思ったら、やがて横揺れが大きくなり、みしみしと音を立てるほどに。揺れが長く、どこまで大きくなるのかとおののいてたら、やがて収まってきました。幸いに物が倒れたり崩れたりというほどではなく、停電もなくほっとしました。

 11年前は平日の日中で職場に居ましたから、激しい揺れに動揺したものの、大勢の仲間がいることで安心感もありました。在宅中だと頼れるのは自分だけ。しかも夜。ちょっと怖さの感じ方が違うなと感じました。防災訓練はだいたい昼の実施です。様々な状況での災害時の対応について考えておくことの大切さを改めて思います。

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2022年3月10日 (木)

東京大空襲77年

 きょう3月10日は一晩で10万人が殺されたとされる東京大空襲から77年の日でした。この惨禍を繰り返さないという思いが込められた東京大空襲資料展を訪れました。会場は浅草公会堂の1Fギャラリー。広くはないスペースですが、柳条湖事件から始まる日中15年戦争の歴史、東京の空襲の履歴、防空体制と国民統制、学童疎開、焼夷弾とB29の解説、空襲の実態などがパネル展示や実物資料、写真などでコンパクトにまとめられていました。目をそむけたくなるような凄惨な写真も含まれていますが、これが戦争。戦争指導者は絶対安全なところにいて指示するだけで、犠牲になるのは庶民や最前線の兵隊です。

 多くの犠牲が出たのは米軍による焼夷弾攻撃のすさまじさもありますが、パネル展示によれば国民が防空法に縛られていたことも大きいです。防空法により都市からの退避が禁止され、空襲時には消火義務が課せられていました。「逃げるな火を消せ」です。当時の警視総監が後になって「防空演習がかえって犠牲を増やしたのではないか。逃げてくれればこんなに犠牲は増えなかった」と悔やんだといいますが、後の祭りです。

 会場で配布されていたパンフレットを参考に、浅草寺境内に残る空襲の痕跡も見ました。

Asakusa

 本堂の東側にあるご神木です。拡大していただくとよくわかりますが、黒く焼けた跡がはっきり残っています。東京大空襲で浅草寺は本堂も五重塔も雷門も仲見世も焼け落ちました。今日はそんなことがなかったかのように大勢の参拝客でにぎわっていましたが、こうして静かに惨禍を伝えているものもあります。

 資料展に出ていた日中15年戦争の歴史を見ていると、いま進行中のロシアによるウクライナ侵攻と重なります。ウクライナを中華民国に、ウクライナ東部2州を満州に置き換えてみれば。。。即時停戦を求めます。

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2022年3月 7日 (月)

ミロ展を観る

 週末は東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「ミロ展~日本を夢みて」を観てきました。正直なところ、ミロのような作風はあまり心惹かれないのですが、副題にある「日本を夢みて」に興味が湧きました。

 浮世絵(錦絵)をコラージュで貼り付けた人物画、扇をモチーフに取り入れた絵、平面的な風景画のような20世紀初頭のジャポニズムのブームの影響を受けたようなものから、巻物形式の絵や、戦後に初来日して以降に制作された、まるで書を思わせるような作品のほか、ミロが所蔵していた浮世絵や民芸品、刷毛やたわし(笑)のようなものまで、確かに日本とつながりを感じられるものが多数展示されていて興味深かったです。やきものまで作っていたとは驚きでした。

 展示されていた初期の作品はゴッホに近いポスト印象派といった感じでしたが、パリに移ったあとの作品はシュルレアリスムのほうに行って「なんだこれ」という感じになるわけです。絵の横の解説に「女」だと書いてあっても、どこがだよ、みたいな(微笑)。それがいままで心惹かれない理由だったのですが、本展を観ていて、個人的には縄文の土偶や土器に通じるものがあるなあと思ったりしました。土偶はたいてい女性を表しているそうですが、デフォルメがものすごくて「そんな人いないだろ」みたいなところ、ありますよね。遮光器土偶だって、どうしてああいう造形になったのか。あるいは火焔型土器。あの必要以上に凝りまくったデコレーションは何を表しているのかよくわかりませんが、そういうところとも通じているような。もっともミロは土偶も土器も見ていないと思いますが。。。そう考えると「何が描かれているのか」理解しようとする必要はなくて、パターン・イメージとして受け止めて見ればいいなと。

 本展の出品作品はかなりの数が国内の美術館などに所蔵されているものでした。またミロに関する単行本は世界に先駆けて日本で、それも戦前に出版されていたというのも驚きでした。日本にはミロの作風を受け入れる土壌があったということでしょうか。これも面白いですね。

 私が観たのは3月6日でしたが「ミロの日」とかで、出口でミロ(麦芽飲料)を貰いました(笑)。改めてパンフレットを見たらネスレ日本が協賛してるんですね。こういうダジャレ、嫌いじゃないです。

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