奈保子さんのアルバム8作品がSACDに
すでに本館トップページでご案内しているように、河合奈保子さんのアルバムから8作品がタワーレコード限定でSACDハイブリッド盤として発売されることが8月31日に発表されました。9月29日と11月24日に分けて4作品ずつ発売されます。
タワレコのリリース文はこちら
奈保子さんのリイシューのうち音楽ソフトに関してはほぼ出尽くした感があったのですが(微笑)「その手があったか」と唸ってしまいました。SACD(スーパーオーディオCD)はマニアックというかニッチというか、まあそんな世界なのですが、それを企画して実現してしまうというのは、奈保子さんのこれまでのリイシューでの「実績」がものを言ったのかなと思うと嬉しいですね。しかもタワレコ限定とはいえ店舗での取り扱いがあるというのも嬉しいところ。2018年に尾崎亜美さんのアルバム4作品がSACDハイブリッド盤が出たのですが、ライブ会場での販売以外は企画したステレオサウンドの通販のみの取り扱いです。タワレコさんにはことあるごとに推していただいてありがたいです。
とはいえやはりマニアックというかニッチというか、まあそんな世界なので(繰り返し)、各商品ページを見ると「完全限定生産盤:600枚」との記載があります。これまでの奈保子リイシューの実績からすれば控えめに見えますし、そもそも今回の対象はオリジナルアルバム18作品のうちの8作品のみ。今回のリイシューの実績次第で再プレスがあったり対象作品が拡大することがあればいいですね。
さて、そもそもSACDとは何ぞや、ということになりますが、要はCDを上回る100kHzあたりまでの再生が原理的に可能な高音質の音源です。ただし対応する再生機が必要ですしアンプやスピーカーも相応のものが必要。。。「高音質で聴く」なら配信サイトで購入できるハイレゾ音源ならすでに全作品が出ていて再生環境も比較的手ごろに揃えられるので、あえてSACDで聴く意義は?と問われるとどうなんでしょう(^^; SACD化にあたりワーナーのエンジニアにより最新のマスタリングが施されているというので、これまでのコロムビアのマスタリングと味付けが違う可能性がありますね。それはハイブリッドで記録されるCDでも聴けるので、比較として聴いてみるのも面白そうです。
SACDのことについては改めて触れたいと思いますが、実は私も再生機は持ってないんですよね(^^;
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コメント
SKYPARKやスターダストガーデン外すなんてセンス悪すぎですよねっ!
投稿: ナナオ | 2021年9月 9日 (木) 01:06
岩崎宏美さんのSACDについては、一昨年の11月から、昨年の7月まで、5回に分けて14種類がリリースされましたが、残念ながらそれ以降が止まっています。やはり専用再生機を持っていないとか、CDに比べて高価(宏美さんは4400円)ということがネックで、紙ジャケシリーズほどの堅調な売れ行きとはいかなかったのかなあと、思っています。
ただ、紙ジャケ盤のリマスタリングは、今風の音圧強化の方向だったのに対して、SACD盤のリマスタリングはアナログ盤の音質に近いという感想の方もいますので、お試しもかねて少しずつでも購入されるのが良いのではないでしょうか。
特に、LOVEとか、紙ジャケになかったシングル盤バージョンがボーナストラックで追加されていますし、ハッキリとは明記されていませんが、解説があるという事は、ライナーノーツが追加されている気もします。
なお、宏美さんの方は、湯浅学さんとアナログ盤レコーディング担当の梅津さんが解説されていて、今回の奈保子さんのSACD化スーパーバイザーの内沼映二さんが、宏美さんのレコーディングにもシークレット参加してたアルバムがあったことが分かりました。
投稿: ギムリン | 2021年9月10日 (金) 07:26
■ナナオさん
いらっしゃいませ。
どういう基準で8作品を選んだのか知りたいところですよね。順次出ますよというならいいんですが。。。
投稿: MARU | 2021年9月10日 (金) 23:05
■ギムリンさん
いらっしゃいませ。
先行事例を示していただきありがとうございます。制作側も様子を見ながら・・・という感じなのですかね。
今回のSACDハイブリッドは紙ジャケでもないし、仮にSACDの再生環境を整えても耳が追いつくかわからないし(^^; やはりマスタリングの違いを楽しむというところがポイントかなと思えてきました。限定数と脅されているので(微笑)定価で買えるうちに買っておくのが良いですね(^^)
投稿: MARU | 2021年9月10日 (金) 23:11
追加されるのをじっと待つつもりでしたが、どうにも我慢できなくてタワレコに凸しましたっ!(サマデリも一緒に)宏美さんは後から少し追加されました。が、アルバムの出来より売れたシングルが入っているかが選考基準のような気がしました。ナンセンスですよね~。
投稿: ナナオ | 2021年9月10日 (金) 23:15
■ナナオさん
いらっしゃいませ。
なるほど、確かに名刺代わりになるようなシングル曲が本編またはボートラに入っているアルバムはしっかり対象ですね。もしそうならノンシングルの「デイドリームコースト」「さよなら物語」の実績が今後の行方を決めるのかもしれません(微笑)
投稿: MARU | 2021年9月11日 (土) 01:20