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2019年12月15日 (日)

25回目の光

 神戸ルミナリエが今年も本日15日まで開催されています。私は先週、開始2日目の12月7日に訪れました。

 例によって元町駅東口からスタート。19時頃に歩き始めましたが、いったん西の花隈方面へ振られて元町駅前まで戻ってくるのに30分。ただそこからはさくさくで、大丸前から京町筋経由で大丸前とS字に誘導されましたが15分ほどで会場入口の仲町通、光のプロムナードへ。

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 入口にたたずむと、光に溺れそうです。

 今年は25回目の節目ということで、原点回帰の取り組みが見られました。近年のルミナリエはLED化されていますが、光の回廊の終点付近は第1回と同じ白熱電球による作品が。

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 LED化された作品と比べると一目で色味の違いが分かり、白熱電球ならではの温かみが感じられます。鮮やかさではLEDが上ではありますが。。。音楽でいえば、レコードとCDの違いみたいなものでしょうか。

 メイン会場の東遊園地には、聖堂のような巨大なドームが。

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 外から見ても、中に入っても圧倒されます。

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 普通のイベントなら「綺麗だね」で終わりですが、ここでは、私ははしゃぐ気になれません。厳粛な気持ちで光を見ていました。24年前、神戸の人はどんな気持ちでこの光を見上げていたのだろうと思うと。それはつまり、こういうことです。

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 あの悲しい出来事が、風化していく危機感が込められてるのでしょう。近くでは、震災を知らない世代の学生が被災者の体験を聞き取った活動が紹介されていました。これも原点回帰の取り組みです。1.17を忘れたら、ルミナリエがルミナリエでなくなってしまう、と私は思います。いま街を歩いていても見た目は震災があったことなどわかりません。記憶を伝えていくため、ルミナリエの役割はさらに高まっていくのではないでしょうか。惜しむらくは、せっかくの取り組みなのに、動線から外れたところで展示していたこと。私はそれこそ、光のドームのすぐ隣、いやドーム内でやっても良かったと思いますが。。。

 東遊園地内の「慰霊と復興のモニュメント」も例年通り夜間公開されていました。私が入室したとき、犠牲者の名前が一面に刻まれている壁の一角で、壁に手をついて頭を下げている方がいらっしゃいました。年が明ければまもなく、あの日から25年がやってきます。

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