年末の大型音楽番組は
新しい年を迎えました。いささか遅くなりましたが、みなさん如何お過ごしでしょうか。穏やかな年であると良いですね。といいつつ出鼻で熊本では強い地震に見舞われましたが、大きな被害にはなってないようなのは救いです。
さて、年末恒例の大型音楽番組というとNHK紅白歌合戦と日本レコード大賞。注目度が高い分、毎年あれこれと感想・批評が出ます。紅白で良くあるのが出演者の人選や演出(選曲とか、今どき男女別もないでしょ?とか)。レコ大はずばり表彰結果について。どちらもモヤモヤしている方が多いようで。
私も紅白を見ているとあれこれ思うところはあります。細かいところですが、ステージにバンドを乗せて生演奏して欲しいとかね。ただ、紅白は日本放送協会が自主制作するいち番組に過ぎません。ですから全ては放送協会の裁量の範囲であって、なぜこの人選なのか、なぜこの演出なのかをいちいち説明するようなものではないと私は思います。とはいえ放送協会は受信契約者の受信料で成り立っているので、契約者の期待から離れすぎると結局はしっぺ返しを受けることになるでしょう。そこである程度の牽制が効くと考えます(性善説ですが・・・)。
一方、レコ大は紅白とは違います。音楽番組として放送されていますが、肝である日本レコード大賞は、制定委員会にTBS系列の放送局のほか新聞社や音楽評論家らも入ってはいるものの、主催は公益社団法人日本作曲家協会です。一般社団法人と違って公益性が認められている団体であり、税制面でも優遇があるのですから、事業内容すなわちレコード大賞については「説明責任」が伴うものと考えます。番組を見ていると結果発表だけで講評も何もありませんが、受賞理由は説明すべきだと思うのです。まさか説明できないような選考をしている、とは思いたくないのですが。。。
思うところをつらつら綴りましたが、地上波テレビジョンでのレギュラーの音楽番組が少ないなか、年末の大型番組が貴重な存在であることは確かです。音楽でみんなが笑顔になれれば良いですね。
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