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2019年1月17日 (木)

阪神淡路大震災から24年

 1月17日は阪神淡路大震災から24年の日でした。
 震災20年を過ぎたころから「記憶の継承が課題」と言われながら、実際には年を経る毎にメディアで取り上げられる量が減っているように感じます。関東では今日の新聞のラテ欄を見ても、民放テレビジョンのニュースやワイドショーは大相撲と大手アイドルグループ新潟支店の話題が幅をきかせ、阪神の文字を見かけません。そんななか唯一、放送協会だけはNHKスペシャルで災害時の救助におけるトリアージを取り上げていました。大災害が発生すると、救助要請に対して圧倒的に救助の人員が足りず、選別せざるを得ない。阪神淡路のときの東灘消防署の救助活動記録をひもとき、部隊によってどんな判断をしてたのか、救助隊員の葛藤などを紹介していました。当時トリアージという言葉は一般的でなかったと思いますが、現場の判断で同じようなことが行われていたといいます。救助を後まわしにされた遺族の心情や、トリアージの対応訓練の様子も紹介されていました。

 この救助トリアージについて、震災直後に取り上げていたのが神戸新聞でした。95年1月20日朝刊の社説「被災者になって分かったこと」で次のような記載があります。

『東灘消防署にある救助本部へいく。生きている可能性の高い人からやっている、お宅は何時になるか分からない、分かってほしいといわれる。十分理解できる。理解できるが、やりきれない。』

 奇しくも今回、番組で取り上げた東灘で被災した論説委員長の体験と心情が率直に綴られた社説は、大きな反響を呼んだといいます。24年たって、このときの経験をどう生かしていくか、どう社会に理解してもらうか、当事者になったときどう受け止めるのか、番組を見ながら考えさせられました。


地元紙の神戸新聞は今年もウェブサイトで特集ページを出しています。ご覧下さい。
【特集】阪神・淡路大震災

引用した社説の全文はこちらで読めます。
社説 被災者になって分かったこと/阪神・淡路大震災

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コメント

どうも、毎年取り上げていただき、感謝いたします。

ラジオ深夜便の大阪からお送りした、1/11-12の分で、震災特集がありましたので、
お時間ある時にでも、お聞き逃し放送でどうぞ。

www.nhk.or.jp/shinyabin/program/2a5.html

投稿: ギムリン | 2019年1月18日 (金) 00:06

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