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2018年11月27日 (火)

21年ぶりの声

 11月25日は歴史的といってもいい日になりました。
 同日放送のNHK-FM「今日は一日竹内まりや三昧」の番組内で、竹内まりやさんの40周年をお祝いする河合奈保子さんの肉声メッセージが流れました。事前収録で音声のみとはいえ、奈保子さんがメディアに露出するのは21年ぶりとされます。

 この予告情報に接したのが11月23日の日付が変わるころ。とある方とのメッセージのやりとりで知り、スマホからPCメールをチェックすると本館お便り広場へも同様の情報の投稿が確認されました。実はこの時点で、週末の上洛のため夜行バスで移動中であり、PC操作が必要な本館の更新ができない状態でした。翌24日の朝、スマホから唯一更新できるこの雑記帳にて告知を行いましたが、本館に表示している更新日付が変えられなかったので、見逃した方もいらしたことだろうと思います。これだけの大ニュースを私設とはいえ河合奈保子ファンサイトとしてきちんとフォローできず、せっかく頂いた情報提供のお便りも放送前に掲載できなかったのは痛恨の極みでした。ここにお詫び致します。

 そんなわけで私は、放送を京都で紅葉狩りをしている最中にFM放送波で聞きました。防災も兼ねて鞄には常に名刺サイズ携帯ラジオを入れてあるのです。12時15分の番組開始からイヤホンでモニターしながら紅葉狩りをしていたのですが、番組の時間割は全く発表されないし、メッセージの予告は何度かあるもののなかなか出なかったので、気が気じゃなかったです。なんだか民放のじらし戦術みたいでしたね。NHKとしても目玉コンテンツと考えていたということでしょうか(微笑)。

 そして15時少し前に、遂に奈保子さんの音声メッセージが。

 「Invitation」をBGMに流れてきた奈保子さんの声の第一印象は「うわー、声変わってないわ!」

 冷静になってからスマホに録音したものを聞き返してみたら少しトーンは低くなってるのですが、一言ずつ、ゆっくりと、想いを込めるような語り口は、私の印象にある奈保子さんそのものでした。メッセージはあくまでもまりやさんへのものであって、私たちファンへのものではなかったですが、それでも今の声が聞けたこと、その声からお元気そうなことがわかって、声を聞いているだけで感涙でした。この感覚、ファン以外の方には分からないだろうなあ。

 メッセージの後に流れたのが「けんかをやめて」でしたが、シングルバージョンではなく、82年のコンサート「BRILLIANT」のライブ盤から。これも嬉しかったですね。弦の入った服部克久さんの豪華アレンジに、奈保子さんのピアノ弾き語り。奈保子さんのライブの素晴らしさが分かる音源を選択されたのはMCのクリス松村さんだったのでしょうか?もしかしたら音源も持ち込みだったかもしれませんね。(NHKのレコード室にあるとは思えないので)

 このような放送を実現して下さった関係者のみなさんに御礼申し上げます。そして何より、オファーを受けて頂いた奈保子さん、本当に本当に、ありがとうございました。

 なお、番組で流れたメッセージはテキストに起こして本館の談話室に収録しました。お聞きになれなかった方は、少しでも雰囲気を感じて頂けたらと思います。

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2018年11月24日 (土)

【緊急】奈保子さん肉声メッセージラジオ放送の予告(11/25)

ネットニュースや本館へのお便り等の情報によりますと 、明日11月25日放送のNHK-FM「今日は一日竹内まりや三昧」の放送内で、河合奈保子さんからの肉声メッセージが放送されるとのことです。本日、明日ともに入洛中のため、本館の更新が出来ません。お便りも多数頂いておりますが、このような形でしか告知できないことをお詫びします。

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2018年11月18日 (日)

扉座「無謀漫遊記」ラクイブナイト

 先週、劇団扉座の「無謀漫遊記-助さん角さんの俺たちに明日はない-」の観劇記を綴りましたが、その続きを。11月10日の夜公演には終演後「ラクイブナイト」というイベントがついてました。結構前から定番になってるのですが、千秋楽の前夜に盛り上がろうというイベント。千秋楽すなわち楽日の前夜なのでラクイブというわけです。あえてこのイベントについて綴ろうと思ったのは、今回新機軸として撮影OKだったのです。SNS等で発信して欲しいという意なので、これに協力しないわけにはいかないだろうと(微笑)。もっともウチはSNSではないし千秋楽から1週間も後に綴ってどれだけの効果があるのかは微妙ですが(^^;
 今回のラクイブは、横内謙介さんの劇作家生活40年のお祝いイベントでした。

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 司会はテレビジョンでもおなじみの山中崇史さん。ラクイブの司会は山中さんと決まっているそうで、公演に出演していなくても毎回駆けつけて下さいます。右の派手な衣装は今回の中心人物を演じた創立メンバーの岡森諦さん。私が初めて観た「音楽劇・オリビアを聴きながら」での鬼上司役があまりにも迫力があって強烈な印象を残したのですが、コミカルだったり人情もろかったり豪快だったりと自由自在な役者です。

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 今回、角さん役を演じた犬飼淳治さん。口上を述べていたのかな?1週間経つと記憶が不確か(^^;

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 横内さんが客席から登場し「みちのくひとり旅」を熱唱!けっこう上手いです。

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 お練りの様は演歌歌手のようです。

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 山中さんが司会となって、横内さん、岡森さん、そしてテレビジョンでもおなじみで今回助さん役の六角精児さんという創立メンバー3人で横内さんの劇作家生活40周年と扉座の歴史を振り返るコーナー。2011年から見始めた私にとっては知らないことばかり。横内さんはすでに100作ちかい作品を書いているそうです。劇団扉座は創立時「善人会議」という名前でしたが、名前の由来について横内さんは、当時の小劇場での悪さをするのがかっこいいというような風潮が嫌だったので、その逆を行こうとしたと語ってました。で、今の名前への改名は、劇団の人気が下降気味になってきたので、パチンコ屋の新装開店に着想を得て、名前を変えてみたと(笑)。あんまり効果が無かったそうですが、逆に大きなブームにならなかったことで長く続いたのかもしれない、とのこと。なんとなく分かる気がします。劇団名について岡森さんと六角さんはあまり関心がなかったようで、「ああ、そう」という感じだったとのこと。六角さんに至っては「長くやるつもりはなかったから」ですって。

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 ここからは劇団員による余興タイム。若手の野田翔太さん(右)と白金翔太さんの“W翔太”によるショートコントというか、稽古場での横内さんのモノマネ。なんとなく雰囲気が伝わってきます(笑)

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 続いて中堅の高木トモユキさん。現在、2.5次元として話題のミュージカル「剣刀乱舞」で活躍中で、稽古場から駆けつけたとのこと。なんとネタが横内さんのモノマネで、W翔太と丸かぶり(^^;

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 ベテラン女優陣の中原美千代さん(右)と伴美奈子さん(なんとこの方が黄門様役でした)のショートコント。「次の扉座の脚本にこんなのはどうでしょう」と伴さんが話しをすると、中原さんがことごとく「それ実話ですよ」と、要するに横内さんの暴露話なのでした。客席大受け。(内容は自粛)

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 六角さんがこの日のために劇団をネタに曲を作って披露しました。パーカッションとハモニカは有馬自由さん。良いライブでした。


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 劇団を代表して岡森さんから記念品の贈呈。

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 中身はフラワーなんとか(^^;
 横内さんからは、100作目ざしてがんばるので、ぜひ劇場に来て下さいという挨拶で締め。

 本編公演も楽しかったですが、ラクイブも楽しかったです。それと、扉座初心者にとってはその歴史を知ることができて良かったです。これからも応援していきたいと思います。

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2018年11月15日 (木)

気がついたら

 なんとまあ、本館TEAROOM☆NAOKO開店から15年。最近はファンサイトとしての影響力を過大評価されたり公式視するようなコメントも受け、戸惑いを感じることもあります。まあ、それもこれも15年前と違って「ファンサイト」という古くさいスタイルで、かつ休眠状態ではなく残っているのがウチぐらいという事情もあるんだろうなあと思いますが。もっともウチも実質的に動いているのはこの雑記帳(ブログ)ぐらいなのですけどね(^^;
 正直なところ、世の中はSNSや動画・画像投稿サイト全盛で、誰もが手軽にネットで情報発信できるこの時代にウチのスタイルはとっくの昔に「オワコン」になっているのではないかなと思うところがあります。とはいえ、もともと強い目的意識を持って開店したわけではなく、個人的な趣味で勢いにまかせて立ち上げただけなので、役割が終わったから畳もう、という気になるわけでもなく(微笑)。今後ものんびりマイペースでだらだらとやっていくんだろうなと思います。

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2018年11月13日 (火)

扉座公演「無謀漫遊記」を観る

 先週末の11月10日は、劇団扉座の公演「無謀漫遊記-助さん角さんの俺たちに明日はない-」の東京公演を観てきました。扉座の東京公演は座・高円寺であることが多いのですが、今回ははつか芝居の聖地とされる新宿の紀伊國屋ホール。劇場で配られたリーフレットに書かれた主宰・横内謙介さんの口上によれば「つか魂、つか様式を継承しつつも私にしか書けない今のドラマを真剣勝負で書き切りたい」と思って書き下ろした作品なのだそうです。そして、横内さんの劇作家40周年記念作品とも銘打たれています。つか芝居を直接観ていない私にはその辺の思い入れはないのですが、扉座版のつか芝居はいくつか観ていてとても面白かったので、期待は高まります。

 タイトルからわかるとおり、所謂テレビドラマ「水戸黄門」を題材にとった作品ですが、もちろんテレビのようなお行儀の良い水戸黄門であるはずもなく(爆)、ハチャメチャ、やりたい放題(褒め言葉です)の設定と筋書きに前半笑い通し。時代設定は江戸のようでいて現代でもあるというハイブリッドな芝居はいかにもつか芝居な感じです(あくまで扉座を通してしか知りませんが) 私が過去に観た扉座の芝居のなかでは「つか版忠臣蔵」のテイストに近いように感じました。
 で、抱腹絶倒で終わるかというと扉座(横内さん)はそんなことはなく、後半に泣ける筋書きが入ってきます。身分や居住地での差別や、それ故の苦労・苦悩などが段々明かされています。最後は水戸黄門ご一行が出てきて締めるのですが、ちょっと意外な締め方で、ハッピーとえばハッピーなのかもしれないけど・・・という。

 つまり、テレビの水戸黄門ば「勧善懲悪」ですが、この芝居では善と悪が単純に分かれていないのです。
主な登場グループは、地元で長年治水工事を手がけてきた業者、余所を拠点として全国展開する大手の土地開発業者、そして代官。大手の開発業者が治水工事参入を狙って代官に接近・・となればテレビ的には開発業者と代官が悪で、地元業者が善になりますね。しかし開発業者はパーティを開いて代官と接近はするものの、賄賂を渡すでもなく「入札」を提案するだけ。一般論では随意契約より入札のほうが良いシステムですから、真っ黒とも言えない。一方、地元業者は差別故のハンデを背負っているので情として肩入れしたくなりますが、親方のパワハラ・セクハラがひどいと(笑)。さてどうするか、というところがハラハラしたり面白かったり。

 今回はテレビジョンでもおなじみの六角精児さんが2年ぶりに扉座公演に出演し、助さん役で大暴れ。良いこと言いつつもちょい悪な感じが最高、その存在感は流石としか言いようがありません。普段は殺陣指導のスタッフの西村陽一さんが代官付きの堅物の侍を演じてましたが好演でした。今回は中堅が少なくベテランと若手メインの座組でしたが、若手も伸びてきていて良い芝居でした。おすすめしたいのですがすでに11日で千秋楽。。。

 終演後は「ラクイブナイト」というイベントがあったのですが、すでに文章の分量が多いのでまた改めて。

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2018年11月 7日 (水)

深刻化?京都の市バス事情

 ここ1週間ぐらいの間、ツイッターを見ているとタイムラインに京都の「地下鉄・バス一日券」のプロモーションが頻繁に現れていました。誘導された先はこちら。専用サイトですが京都市交通局の公式ですね。

 これを見ていて「ああ、なるほどね」と思いました。京都が一番賑わう紅葉シーズンを前にして、観光客を少しでも市バスから地下鉄にシフトさせたいということなんだなと。プッシュしているのは「地下鉄・バス一日乗車券」。観光客に大人気の「バス一日券」ではないのです。

 近年、京都の市バスは混雑ぶりが問題視されるようになっています。その大きな要因は外国人観光客の増加だとされています。マイカーという選択肢がない外国人観光客の移動手段は必然的に公共交通となるるわけで、安くて便利なバス一日券で観光スポットを回るのが定番化しているようです。加えて大きなスーツケースを抱えて乗り込む人も多く、車内混雑に拍車をかけているとか。そして、バス一日券を買ってしまうと、当然地下鉄で行けるところも「もったいないからバスで行こう」という心理になりますよね。市バスの全ての系統が混雑しているわけではないですが、「観光公害」などと言われるようにもなってきているようです。
(参考:京都新聞 訪日客増で「観光公害」初の調査 交通混雑、民泊トラブルも

 そういう状況から、バスの混雑緩和のため地下鉄へ乗客を振り向けたいという流れになっています。2018年3月に、バス一日券を500円から600円に値上げする一方で、地下鉄にも乗れる京都観光一日乗車券は地下鉄・バス一日券にリニューアルされ1200円から900円に値下げされました。価格差が700円から300円に縮まったので、確かに手を伸ばしやすくなりました。

 ただ、これで地下鉄へのシフトが進むかというと、個人的には「うーん・・・」という感じです。そもそも地下鉄で行けるメジャーな観光スポットが少ないからです。平安神宮、南禅寺、知恩院、二条城、京都御所ぐらいでしょうか。それ以外の観光スポットは結局バスでないとアプローチしにくい。。。。交通局の思惑としては、地下鉄で行けるところまで行って、バスに乗り換えて下さいということだと思いますが、地理不案内な観光客にはちょいとハードルが高いなあと。バスなら大抵のところに乗り換え無しで行けて、値上げされたとはいえ3回乗れば元が取れるバス一日券もあるので、魅力はそうそう下がらないかと。

 ただし!紅葉シーズンの主要なバス系統は、満員で乗れない、ダイヤが乱れまくっていつ来るか分からない、という事態が頻発するので、できるだけ鉄道を利用して移動することを強く勧めたいです。運賃は高く付きますが、移動に時間を取られて見所が回りきれなかったりじっくり見られないようではかえってもったいないですから。

 京都は観光都市である一方で150万人が暮らす大都市です。観光と市民生活がうまく折り合いをつけて共存できるといいのですが。。ちょうど40年前に全廃してしまった市電が、少しでも残っていたらまた違ったんでしょうけどねえ。。

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