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2018年9月14日 (金)

「受信機」を日常の生活に

 先週は台風と地震が日本列島を襲い、大きな被害になってしまいました。
 それとともに、どちらも大規模な停電が発生し、直接の被害がなかったところでも停電で不自由な生活を余儀なくされるという事態になりました。
 そして、停電によりテレビジョンが見られなくなり何が起きているのか情報が得られなかったとか、スマートフォンでIPサイマルラジオを聞いて情報収集したがバッテリーの減りが気が気でなかった、なんていう話をネットでよく見かけました。

 そういう話を聞くにつけ、「なぜ電池で動くラジオ受信機を持ってなかったの」と思ってしまいます。

 もちろん、今回の停電で不便を強いられた方にはお見舞い申し上げますが、停電が起きたらテレビは役に立たないということは、過去の災害で何度も何度も繰り返されてきたことです。同じことが繰り返されるのは残念でなりません。

 私の想像ですが、結局のところ多くの人にとってラジオが「防災グッズ」になってしまっているのではないかと思います。「いつあるかもわからない災害の時にしか使わないグッズ」だから備えようとしない・・・そんな意識でいる方が多いのではと。

 ラジオ局にも問題があるように思います。
 ラジオ受信機を持っていない「イマドキ」の人でも聞くことができるIPサイマルラジオが沈滞するラジオの活性化に繋がるツールであることは間違いありませんが、IPサイマルラジオの便利さばかり訴求していないでしょうか?私もradikoやらじる★.らじるは便利に使わせてもらってますが、ラジオの主はあくまで受信機による.聴取であり、もっと受信機による聴取を訴求すべきだと思うのです。radikoが始まるとき.だって建前は「都市部での難聴対策」であり、放送波を補完するものという位置づけでした。

 ぜひラジオ受信機を防災グッズとして捉えるのではなく、日常の生活で使う「日用品」として備えて頂きたいものです。AM/FM2バンドの電池式ラジオが、量販店へ行けばたかだか2000円程度で手に入ります。こんなに安い日用品でふだんは芸能人の飾らないトークや音楽やニュースが楽しめて、災害のときにも威力を発揮するのです。備えない手はないでしょう。

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