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2018年7月21日 (土)

サラヴァ東京のパリ祭2018

Saravah0720

 7月14日はフランス革命記念日でした。日本ではパリ祭と称してこの日を挟む時期にシャンソンのコンサートが多数行われますが、東京・渋谷のライブハウス サラヴァ東京でも「サラヴァ東京のパリ祭2018」と称したイベントライブがきのう7月20日にありました。毎年恒例ですが、1週遅れになったのは初めてかなあ。そして、サラヴァ東京は2019年2月末の閉店が決まっているので、最後のパリ祭になりました。

 とはいっても企画がソワレさんですのでジメジメしたところは全くなく、例年どおり他とはひと味違う賑やかなパリ祭となりました。シャンソンでイメージされる暗かったりジメっとした曲ももちろんありますが、ノー天気な歌やのりの良い歌も交えてバラエティに富んだ構成。加えて出演者も気鋭の若手歌手から役者さんまで多彩で、これも例年通りシャンソン歌手を自称するのはソワレさんだけ(笑)。満員のサラヴァは大いに盛り上がりました。いやー、楽しかったです。

 今回、観ていて特にぐっときたのは役者さん。三浦浩一さんの歌と佇まいのかっこいいこと。そして岡本あつこさんは妖艶な姿に目を奪われがちになるところ、歌がしっかりしていてちょっとびっくり(失礼)。お二人ともいわゆる「説得力のある歌唱」なんですよね。シャンソンってドラマチックな内容が多いし、語るように歌う曲も多いので役者さんと相性が良いように思います。そしてソワレさんの選曲やアレンジの絶妙さもあるのだと思います。

 巷で話題の星屑スキャットの一員でもあるメイリー・ムーさんはエンターテイナーで盛り上がりました。本来は歌謡曲の方ですがシャンソンも聴かせますね。渋谷の小さなライブハウスのパリ祭に大物がこれだけ集ったのはちょっとびっくり。これも「ご縁」だそうで、ソワレさんの友人である坂本ちゃんの友人が岡本あつこさんなんだそうで。そこから舞台つながりで三浦浩一さんだと言ってました。メイリー・ムーさんはソワレさんの古くからの友人だそうです。そういえばソワレさんは星屑スキャットのギャランティーク和恵さんとも友人ですね。

 いやー、こんな楽しいパリ祭が今年で最後とは残念。来年はハコを変えてやってくれないかなあと期待しています。

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 岡本あつこさんがブログで報告しています。
 サラヴァ東京のパリ祭2018
 そうそう、客席に三善英史さん、いらしてましたねー。

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 せっかくサラヴァに行ったので、来週7月24日の『ソワレとゴクミの音楽居酒屋[ふれあい] 勝手に河合奈保子生誕祭!』の予定についてソワレさんに取材しました。
 やはり基本はバー営業だそうですが、カラオケ機材は持ち込む予定とのこと。あと、ソワレさんがピアノをちょっと弾くかも、ということです♪

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2018年7月17日 (火)

あと1週間でバースデーですが

 巡り来る7月24日は河合奈保子さんのバースデーです。ここ数年はこの時期にファンにとって嬉しいニュースとか発表とかが続いていたのですが、今年はどうなんでしょうねえ。。
 奈保子さんのこれまでの作品でリイシューの対象になっていない映像作品もまだまだ残ってますが、残ったものはいずれもハードルが高いものと思われ。。。

 イベントのほうはどうでしょう。既にネット上では情報が出回っているようでが、東京・渋谷のライブハウス サラヴァ東京のスケジュールには7月24日に『ソワレとゴクミの音楽居酒屋[ふれあい] 勝手に河合奈保子生誕祭!』というものが載っています。ただこれ、イベント的な要素は殆ど無いのではと予想しています。この音楽居酒屋というのはこれまでも何度か行われており、私自身は行ったことはないのですが、基本的にその名の通り“通常のバー営業”でソワレさんとそのマネージャさんがお相手しますよ、という内容だったようです。今回もなにせチャージが1000円ですからミニライブみたいなものは無かろうと。たぶん店内BGMは奈保子さんの曲なんだろなとは思いますけど(^^)。企画があるとすればカラオケ大会ぐらいかなあ。(私の個人的想像です)

 そんなこんなで、ここ数年のなかではちょっとおとなしい7月24日になりそうな予感ですが、恒例の特設メッセージボードは開きたいと思います。これとてワンパターンですけどね(^^:

 そうそう、個人的な話で恐縮ですが、贔屓にしているいまのまいさん主宰のユニット・昭和とらいあんぐるのライブがきのう7月16日にありまして、「ストロータッチの恋」を歌ってくれたのは嬉しかったですね。この曲をカバーで歌う人はそうそういないですよ。選曲理由は「海の日」にちなんで、ということで。それにしてもまいさんが歌うと、奈保子さんの曲に限らずみんな良い曲に聞こえるのですよね!選曲が良いのかまいさんの歌唱が良いのか。たぶんどっちもだと思いますが。

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2018年7月10日 (火)

TPPと著作権

 この週末は大きなニュースが続いたためあまり注目されていませんが、地味にこんなニュースが出ています。

 TPP国内手続き完了 メキシコに次ぎ2カ国目(東京新聞2018.7.6夕刊)

 TPP(環太平洋連携協定)で求められる国内法令の改正を全て終えて手続き完了を通知したというこです。
 TPPは私たちが楽しんでいる音楽文化においても著作権法の改正という形で影響を及ぼします。簡単に言えば、欧米のスタンダードに合わせる、ということになるのでしょうか。。。米国がTPPから抜けたので米国が強硬に主張していた知的財産分野の合意は棚上げになったにもかかわらず、なぜか国内法は米国が抜ける前の合意内容で改正されました。

 身の回りで影響が大きいのはなんと言っても「著作権等侵害罪の一部非親告罪化」でしょう。従来の著作権法では、権利者からの告発がなければ罪を問われることはなかったわけです。非親告罪となると、外形的に著作権侵害が認められれば捜査立件されうるということになります。
 この動きにいち早く反応したのが同人誌界隈の方々で、つまりその界隈の方が日常的に行っている「二次創作」が捜査立件対象になる恐れがあるということで、非親告罪の適用除外の運動などを行ってきました。その成果か、非親告罪化は以下の3項目を全て満たすものを対象とする条件が付けられました。
 1.対価を得る目的または権利者の利益を害する目的があること
 2.有償著作物等について原作のまま譲渡・公衆送信(=ネットへのアップロードのことを指します)又は複製を行うものであること
 3.有償著作物等の提供・提示により得ることが見込まれる権利者の利益が不当に害されること

 なーんだ、この条件があるなら気にする必要はないじゃん、と思う方が大半でしょうね。素直に読めば海賊版のCDやDVDを販売したり、ネットで広告付きで視聴できたりするようにしたものが対象ということになります。
 ただ、条件に合致しているかどうかを決めるのは行為を行った当事者でも権利者でもなく、捜査当局です。親告罪であれば、権利者が黙認してくれるかどうかが分かれ道でしたが、3条件が付いたとはいえ非親告罪となれば権利者の意向は関係ありません。捜査当局の解釈次第と言ってもいいでしょう。だからこそ、条件が付いたとはいえ創作活動や日常の企業活動にも萎縮効果をもたらすのではないかと懸念されているわけです。

 実際には改正法の施行はTPPの発効と同時とされているので、現時点では親告罪のままです。しかし政府は手続き完了を通知したわけですから、日本としてはもう後戻りできず、他国の手続きの進捗次第ということになります。

 こうしたことは政治の場で決まります。政治に無関心でいることはできても、政治と無関係ではいられないという一例です。

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