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2018年6月24日 (日)

扉座公演「リボンの騎士」を観る

 きのう6月23日は劇団扉座の公演「リボンの騎士~県立鷲尾高校演劇部奮闘記2018」を観てきました。場所は扉座の根拠地の一つである座・高円寺。この日は昼夜2回公演でしたが直前に切符のとれた昼の部を。

 扉座は尾崎亜美さんが音楽監督として参加した「オリビアを聴きながら」で魅せられて以来、ずっと観ている劇団ですが、実は今回、扉座からのお知らせが届いたのを見て、なんか心が乗らないというか、どーかなーという微妙な感情だったのでした。理由は2つで、題材となった漫画「リボンの騎士」を全く知らず(接触したことがない)楽しめるのだろうかということと、高校が舞台ということで若手中心の座組となり扉座の中堅・ベテランメンバーがほぼ出演していない・・・もっと有り体に言えば個人的な推しメンが出ていない(^^; ということ。そんなこともあって公演が始まっても切符を取らずにいたのですが、フライヤーに踊る「横内謙介劇作家40周年記念公演第1弾」の文字に、やっぱり観ておくべきかなと。

 そんな微妙な感情を抱えての観劇でしたが、芝居が始まってしまったらもう、ぐいぐい引き込まれて。
 様々なハードルやアクシデントを乗り越えて、漫画「リボンの騎士」を劇化して上演にこぎつける高校演劇部の物語。ドタバタ劇のように見えて、ドタバタだけではない深みがあって、笑ったり涙腺が緩んだりと忙しい(笑)青春がいっぱい詰まった舞台。ダンスや舞踏シーンもたくさん盛り込まれていて華やか。とても面白かったです。
 たぶん演劇部の裏側の描写は、実体験に近いものが織り込まれているのだろなあ。演劇部といっても情熱を傾けている人とそうでもない人があったり、目ざす方向性も様々で決して一枚岩ではない・・・加えて部員それぞれの抱えている事情や環境が違う・・それらをまとめて舞台に仕上げていく大変さ。そういった裏側を垣間見るような演出も興味深かったですし、そこを乗り越えていく過程でいろんなことが起きて、目頭が熱くなる芝居でした。

 観劇の目が肥えているわけではないですが、こないだまで新人だと思ってた扉座のメンバーが重要な役どころで良い芝居をしてたりして、若手の伸長もめざましいのが見て取れたのも良かったです白金翔太さん良かったですねえ。劇が進むにつれて(役の上で)どんどんかっこよくなっていくところが素敵でした。客演の中には横内さんが育ててきた方(加藤萌朝さん、吉田美佳子さん)もいて、重要な役どころをやっていたのですが、これも良かったです。扉座って客演の方に良い役を譲っちゃうんですよねえ(微笑)

 公演は7月1日まで。前半戦は完売公演続出だったそうですが、後半はまだ残席があるようなので、お近くの方はぜひ。ストレートプレイではないので観劇が初めてというかたも見やすいと思います。

 そうそう、客演でダンサーのKAHOさんがダンス同好会のリーダー役で出演されてます。ネット上ではこの方を河合奈保子さんの娘さんだとしているブログやツイッターを多数見かけますが、これはフェイク情報。もちろん全く無関係です。そもそも奈保子さんの娘さんは小文字表記(kaho)ですものね。でも親しみを感じて見入ってしまいました(笑)

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