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2018年3月10日 (土)

防空法

 明日は東日本大震災から7年。
 その前に、きょう3月10日は東京大空襲から73年です。
 東京東部に米軍機から雨のように焼夷弾が落とされ、猛火により10万人が犠牲になったとされます。この日は忘れるわけにはいかないでしょう。
 都市の非戦闘員を対象とした無差別爆撃は戦時国際法に違反していると言わざるを得ませんが、犠牲者がここまで増えたのは「防空法」の影響も大きかったと考えられます。何しろ防空法によって、都市住民は郊外等への退避(いわゆる疎開)が禁じられ、空襲時は避難せずに消火活動をするよう義務づけられていたというのです。それも懲役刑の罰則付きで。また、防空法を補うように、政府広報や防空演習などを通じて爆弾・焼夷弾は怖くないと刷り込まされてもいたようです。

 防空法の実態がよくまとまっている記事を見つけましたので、ぜひご覧いただきたいです。

 「空襲から絶対逃げるな」トンデモ防空法が絶望的惨状をもたらした
 (現代ビジネス)

 そして、国民に犠牲を強いた防空法は「帝国議会」の審議を経て成立した法律であったこともまた記憶しておくべきことと思います。

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コメント

東日本大震災や、森友学園の公文書書換え疑惑でニュースが小さくなっていますが、TBSのゆうゆうワイドとかで放送していたんですね。

www.tbsradio.jp/232528

ちなみに、朝日新聞の3/10の天声人語は米国のディズニー映画で爆撃を推奨する宣伝をしていたということを紹介していました。

www.asahi.com/articles/DA3S13395773.html

時の政府の宣伝の裏には、何か隠したいことがあるのではないかという疑問を、いつも抱きながら読み解いていきたいものです。

そういえば、7年前の12日のニュースでは「直ちに影響はない」なんて頻繁に使われてましたね。

投稿: ギムリン | 2018年3月12日 (月) 01:10

■ギムリンさん
いらっしゃいませ。
空襲を語れる人が、当たり前のことですがどんどん少なくなっていきます。紹介いただいたような録音が、記憶の継承として生かしていくことがこれからますます大切になってくると思います。

何事も疑ってかからなければならないとすれば残念なことですが、「だまされた」とならないよう受け手がリテラシーを上げていかねばなりませんね。

投稿: MARU | 2018年3月17日 (土) 00:22

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