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2017年12月30日 (土)

日本の地下鉄90周年

 年末です。以前ならこの時期はNHK紅白歌合戦の回顧番組があって、河合奈保子さんの映像が出るかも?なんて楽しみがありましたが、今年はテレビジョンではその類いの放送が見当たらず。。。わずかにNHKラジオ第一で今夜(12月30日)19:20から「第10回夢の紅白歌合戦」が放送されますが、これ放送実況音源ではなくレコードを流すのですよねえ。

 そんなことを思う12月30日は、日本の地下鉄90周年の日。朝からNHKラジオ第一がそれに絡めて鉄道を話題にした特集番組を放送しています。地下鉄開業に関しては10年前に、東京の地下鉄に先駆けて1925年に仙台駅付近を地下で開業させた宮城電気鉄道のことに触れましたが、やはり日本の地下鉄のスタンダードを作ったのは1927年の東京地下鉄道(浅草・上野間)であることは間違いありません。
 日本で初めて地下鉄を開業させるにあたって、全区間がトンネル内を走行する特殊な環境から、特に安全対策に力を入れています。火災事故防止のため木造車両が主流で半鋼製車すら珍しかった時代に全鋼製車を導入、追突事故防止のため自動列車停止装置も導入しており、当時最先端の設備でした。連結部からホーム下に転落しないよう安全柵も備えていましたが、これはいつしか(戦争中?)失われました。近年になってゴム製で復活しましたが、当時の安全に対する意識の高さが伺えます。
 東京地下鉄道は最先端や新機軸をいくつも取り入れましたが、定着しなかったものもあります。例えば自動改札。90年前の開業当初はニューヨークやパリの地下鉄でみられるようなターンスタイル式(回転柵式)の自動改札を導入していました。開業時は1回乗車10銭、それを路線延伸に従って値上げしていく目論見だったようですが、地上では東京市電が市内均一乗り換え可で7銭、民営バスは初乗り5銭で走っており、不況の時代に割高な地下鉄は敬遠されたそうです。結局、1931年の神田延伸時に、均一運賃のまま値上げすることを断念し区間制に変えたことでターンスタイル式は対応できなくなり、撤去しています。自動改札が復活したのは20世紀も終わりになってからでした。
 それにしても驚くのは90年前のトンネルがほぼそのまま使われていることで、日々の補修のたまものだとは思いますが当時の技術の確かさに感心します。駅は改修・改装が行われていますが、やはり当時の骨格がほぼそのまま残ってますね。天井の低さが当時を感じさせます(^^; そして、開業時の車両は今年、国の重要文化財に指定されました。その実物は東京・葛西の地下鉄博物館で見ることが出来ます。でも、開業90周年の記念日に博物館は休業ですって(^^;

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コメント

本題じゃなく前振りにに乗っかって(笑)
ほぼ毎年のように紅白の関連番組情報投稿させてもらってたんで今年もずっとチェックはしてたんですけどね…。

MARUさん 
今年一年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

投稿: TAMA | 2017年12月30日 (土) 17:43

■TAMAさん
いらっしゃいませ。
鉄道の話題だけでは載りにくいと思い、導入部を付けてみました(笑)
ちょっと残念な年末でしたね。もっとも回顧番組があっても奈保子さんの映像はなかなか出ないのですが。。。

遅れましたがが今年もよろしくお願いします。

投稿: MARU | 2018年1月 4日 (木) 23:39

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