22年
1月17日。阪神淡路大震災から22年です。
20年の、いわゆる“区切り”を過ぎてからメディアの露出が減っていますね。しかし、区切りなんていうのは被災地では関係ないことなのだと思います。神戸新聞のウェブサイトでは今年も震災関連記事が満載です。ラジオ関西は発災時刻に「阪神淡路大震災1.17のつどい」が行われる東遊園地から中継し、夜には近畿AMラジオ局共同の特別番組「いのちのラジオ」があります。
でも、本当は被災地以外の場所でこそ、露出が必要なのではと思います。東日本大震災も極めて甚大な災害でしたが、阪神淡路大震災は都市型災害として未曾有の災害でした。語り継ぐべき教訓、課題はたくさんあるでしょう。それを思い起こす日にしたいですね。
そういえば、昨年はNHKテレビで「通電火災」の問題を取り上げていました。(→通電火災については神戸市ホームページを参照) 私も昨年、対策として市販されている「揺れでスイッチを切る仕掛け」をブレーカーに取り付けました。
仕掛けは単純(原始的)で、大きな揺れがあると赤いおもりが落下し、おもりに付いている紐がスイッチにかぶせたキャップを下に引っ張り、電気を切ります。
購入品では、おもりの台座を変えることで落下する震度を調整できるようになっていました。私は震度6弱相当にセットしましたが、震度3~4では確かに落下しなかったです。6弱は経験していないので動作実績はありませんが。。。
ブレーカーが切れると家の照明もつかなくなるので、夜間に強い地震が襲われたときのために停電灯も併用するようにしています。両方合わせても比較的安価に対策できますよ。
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コメント
毎年忘れずに記憶していただいて、ありがとうございます。
阪神淡路大震災を経験した市町村でも、1995年当時の職員の半数以上が退職し、いざ地震が起こった時に何をしたらよいのかの伝承が課題になってきているそうです。
避難所運営の苦い経験から、タイムラインを想定して、必要になる事項を想定し、シミュレーションするワークショップを実施したりしているのは、市町村職員だけでなく、すべての住民にあてはまることだと思います。
投稿: ギムリン | 2017年1月17日 (火) 05:46
■ギムリンさん
いらっしゃいませ。
常日頃考えるのは難しくても、こうしたときには思い起こしたいという思いで毎年何かしら書くようにしています。
災害時のシミュレーションは個人レベルではなかなか難しいと思いますが、東京都が作った対策本「東京防災」は良い教材になりそうです。
投稿: MARU | 2017年1月27日 (金) 23:12