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2015年11月24日 (火)

「みんなのうた」ベストCD発売へ

 SNSで流れてきたニュースで知ったのですが、NHK「みんなのうた」放送開始55年を記念してレコード会社5社共同企画で記念ベスト盤を2015年4月に発売するということです。
 同種企画のベスト盤はすでに2011年の放送開始50周年で出ているので、これだけなら「ふーん」で終わってしまうのですが、今回は選曲にリクエストを反映するということで、すでに特設サイトにてリクエストの受付が開始されております。

 みんなのうた55アニバーサリーベスト ホームページ

 さあ、そうなると当店としてはもちろん河合奈保子さんの歌った「雨のてん・てん」(1985年)を推すことになるわけで(^^) まあ、「みんなのうた」といえば長い歴史の中で人気曲がたくさんあるので上位入りはなかなか難しいのは百も承知ですが、今回「今まで CDになっていない大好きな曲や50年記念盤に収録されていなくて気になっている曲を思い出のコメントと共に、こちらにお寄せください」という呼びかけがあるので、50周年記念盤に入っている定番曲、有力曲が対象外になるならコロムビア版でチャンスが出てくるかも、なんて淡い期待を持ったりしています。CD化という観点だけなら2009年に発売されたBOXセット「NAOKO LIVE PREMIUM」で初商品化されてはいますが、すでに入手困難になっていますし、なんといっても奈保子さんの優しいボーカルをいろんな人に知ってもらいたいですもの。
 まあ、まずはリクエストしなきゃ始まらないですね。

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2015年11月14日 (土)

なんとも残念な週刊現代

 本館お便り広場にも頂いているとおり、11月9日発売の週刊現代の巻頭グラビアに、河合奈保子さんの写真が掲載されました。週刊現代は7月13日発売分でも奈保子さんのグラビアを掲載しており、短期間で2回も企画されるというのは異例でしょう。
 で、本来ならメディアに奈保子さんのことが取り上げられることは喜ばしいことですが、今回のグラビア掲載については、なんとも残念な気持ちを禁じ得ません。なぜなら、音楽面の魅力に全く触れていないからです。これは7月のときもそうでした。リード文は当時のスタッフだったという方の証言を引用して綴られていましたが語り口や笑顔に関するもの。今回はリード文すらなく、まるで奈保子さんの魅力はビジュアルのみと言わんばかりの編集に悲しくなりました。ちなみに最後のページに簡単なプロフィールが書かれていますが、何曲発売したかという数字のみを追い代表的な曲名すら書かれていません(ちなみにプロフィール欄は7月も今回もほぼ同じ文章)。

 誤解のないように申し添えると、私は奈保子さんのビジュアルの魅力を否定したいわけではなく、グラビアの仕事をタブー視するつもりもありません。奈保子さんのビジュアルの魅力は当時のアイドル出身アーティストの中では群を抜いているのは間違いありません。でもそれは魅力のひとつに過ぎず、そこ「だけ」を取り出して殊更に強調されるのは嫌なのです。奈保子さんの魅力の本質はその高い歌唱力と表現力、素晴らしいライブパフォーマンス、そして作曲センスなど音楽面にあります。同時代これほどまで音楽に真摯に向き合い自らを高めていったアイドル出身アーティストはそういないでしょう。そこをスルーされるのはとても残念だし悔しいのです。

 同じようなグラビア企画は、今年になってFLASHや週刊ポストも打ちました。水着主体の写真掲載は週刊現代と大差ありません。しかし、FLASHでは元ディレクターの古池鋭也氏、ポストでは社会学者の太田省一氏の寄稿により、高い歌唱力やシンガーソングライターへ昇華したことも触れています。そこが現代と決定的に違うところです。

 今回の件であらためて「河合奈保子はアーティスト」を広く啓発していく必要性を感じました。いやほんと、実際に聴いてもらえればすぐにわかると思うのですけどね。ファンリクエストにより初期曲から自作曲まで幅広く収録された35周年記念ベスト盤「私が好きな河合奈保子」を聴いてもらえさえすれば。

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2015年11月 8日 (日)

旅立たれて10年

 都合により2日過ぎてしまいましたが。。。
 先月20日、コンピ盤「名曲発掘!ジュエル・バラッズ」の発売から10年経ったことを綴りました。そのジュエバラが発売されて2週間あまりの11月6日、収録曲「つばさ」を唄った本田美奈子さんが急逝してしまいました。私の中では、ジュエバラと切り離せない、悲しい出来事です。ジュエバラと同じように、あれから10年経ちました。
 訃報を知ったときの衝撃は今でもよく覚えています。ネットの速報で知ったとき、思わず「うそだっ」と声を上げましたが、複数のソースが報じてることを確認して観念し、呆然となって何も手に付かなかった。。。あの感覚は、それまで経験したことのないものでした。そして、今でもそれを上回る衝撃を受けたことはありません。
 ジュエバラの「つばさ」で本田さんの素晴らしさを再認識して、復帰した暁にはぜひライブへ行こうと思っていた矢先のことだっただけに残念で仕方なかったし、結果として素晴らしさに気付くのが遅かった自分に対しても悔しさがありました。

 とはいえさすがに10年経ちましたので、曲を聴いただけでウルっとくるようなことはなくなりました。昨日11月7日は、いまのまいさんが出演したライブイベント「懐かしアイドルライブ~二十世紀ソングLOVE!vol.21~」を観てきましたが、本田さんの曲も楽しんで聴けました。主に中森明菜さんをカバーしているという瑞城あすなさんが『1986年のマリリン』を、そしてまいさんが『TEMPTATION』。お二人とも良い歌唱でした。歌い継がれていくっていうのは素敵なことですね。

 * *

 ちなみに、そのライブでは我らが河合奈保子さんの曲も。白雪ありあさんが『ムーンライト・キッス』を、そしてまいさんが『UNバランス』を。この手のライブで奈保子さんの曲を2曲も聴けるなんて滅多にないことですので軽く舞い上がりました(^^)

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2015年11月 2日 (月)

劇団扉座「いとしの儚」観劇!

 きのう11月1日は、私が推している劇団扉座の今年の定期公演「いとしの儚 -100 Days Love-」を観てきました。
 この演目は2000年初演で、扉座としては15年ぶりの再演だそうです。ほかに外部で何度か上演されたそうですが、演劇歴=扉座歴5年の私は初演も外部の上演も知る由もなく。。調べれば調べられるのでしょうが、あえて予備知識無しで、新作として観ました。

 会場の座・高円寺1に入ると・・・目に飛び込んできた舞台は、昨年の定期公演「おんな武将NAOTORA」とそっくり。能舞台のようなシンプルなセットと、袖に置かれた効果音用のパーカッションの数々。。これで時代物だというのはすぐにわかりました。

 さて芝居はというと。。。私が5年間観てきた中で、こんなに泣きのポイントの多い芝居は初めてでした。私は涙腺が硬いのでそうそう泣きませんが、きっとハンカチ必須の方も多かったことでしょう。私も最後にはちょっとうるうる来てしまいました。とても簡単な言葉で書いてしまうと「悲しい物語」なのですが、なんというのかな、とても深かった。人を想う心とか、人間の性とか、強さとか、物事の優先順位とか、いろいろとね。

 ストーリーは、ちょっと書けません。そもそもが奇想天外な設定の物語で、そこにいろいろ仕掛けがあるので、それを書いてしまうのは。。。それと、この公演「R12」指定になっています。物語の展開の中で男女の性愛がキーになっていて、それをぼかせないので、そういうことになってるそうで。ということも書くのを憚られる理由です。

 少々重めの芝居ですが、そこは扉座、ちょっとした小ネタがあったり、時代物なのに突然時事ネタが入ってきたりして笑わせるところもあります。お約束のアドリブもありますしね。

 今回の主役はテレビ朝日系「相棒」でもおなじみの山中崇史さん。無頼の博打打ちの鬼気迫るような芝居が印象的でした。そして、その相手役=儚=には客演のMEGUMIさん。良い意味でグラビアアイドルの面影が全く残っていませんでした。いい役者さんになりましたね。今回は芝居をやりたいと主宰の横内謙介さんに志願したそうです。

 というわけで、悲しい内容だけど心に残る良い芝居でした。ぜひご覧になって、感じて頂ければと思います。東京公演は11月8日まで。そのあと厚木市文化会館でも11月21・22の両日に公演があります。詳しくは扉座ホームページでどうぞ。

 

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