湘南ラブソングス
昨8月28日は東京・上野公園の東京文化会館へ。ブレッド&バターのお二人と日野美歌さんのジョイントコンサートを観てきました。タイトルが「湘南ラブソングス~男と女 あの頃のまま~」。日野さんがブレバタさんと共演、しかも湘南ラブソングスということで、おやっ?という印象ですが、日野さんは鎌倉市出身で「湘南ガール」なのだそう。もっとも最寄駅は大船だそうですが(^^; ブレバタさんは茅ヶ崎出身で、小中学校の先輩が加山雄三さん、後輩が桑田佳祐さんだそうですから、もうど真ん中ですね。
そもそもこのコンサートを観ようと思ったのは、私が最近日曜夜によく聞いているコミュニティラジオ「FMおだわら」に日野さんが出演されたのがきっかけ。6月に「愛してモナラジオ」のゲストで登場したのですが、番組内で流れた「氷雨」のジャズバージョンや「海を見ていた午後」のカバーが実に素敵で、これは!と思ったのです。で、コンサートの告知があったので、これは観たいなと。
果たして、夏や海にまつわる曲を揃えたコンサートはとっても素敵でした。日野さんはカバー曲を中心とした構成でしたが、さすがに上手い!小編成のシンプルな演奏、そして重心の低い響く声ということもあってジャズクラブで聴いているような感覚でした。そして番組でも流れた最新シングル「知覧の桜」は心に沁みます。二度と繰り返してはならないですね。びっくりしたのは、トークが達者なこと!ラジオでも快活にお話ししておりましたが、コンサートではさらにハイテンションな感じで笑いも取りつつ客席を沸かせていました。楽しい方です!
ブレバタさんはオリジナル曲を中心に。私は尾崎亜美さんとのジョイントなどで何度かライブを聴いてますが、少年のような声とハーモニーは相変わらずで素敵でした。お兄さん(幸矢さん)は先の戦争を知ってるっていうのが信じられないぐらい。(疎開していて空襲には会わなかったそうですが) ブレバタさんと日野さんのコラボもたくさんあったのですが、ハーモニーが素晴らしかったです。
そうそう、私の座った位置からは人影で後ろ姿がちょこっとしか見えなくて分からなかったのですが、終盤のメンバー紹介でピアノが矢嶋マキさんと紹介されてびっくり。私にとっては尾崎亜美さんのライブでキーボードのサポートを時々して頂いている姿で馴染みがありますが、それ以前に河合奈保子さんの名盤「さよなら物語」に編曲で参加して頂いてますよね。グランドピアノを弾く姿は初めて見たかも。
終演後はロビーで「知覧の桜」を買って日野さんのサイン会に参加。「FMおだわらを聴いて来ました」と話したら喜んでくださいました♪
それにしても、いい歌をいいボーカルで聴くと嬉しくなりますし、演歌だジャズだフォークだというようなジャンル分けは軽々と越えますね。素敵な夜でした。
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