今年もあります「熱狂の日」
もはや5月の大型連休における東京・丸の内の風物詩となった世界最大級のクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、もちろん今年も東京国際フォーラムを主会場に開催されます!(以下LFJと略)
本祭はあす5月2日(土)から5月4日(月)までの3日間。この日取りは初めてでは。会期が3日間の場合、第1回を除き3日~5日というパターンだったんですけどね。暦の並びの関係かしら。
LFJは昨年10回目の節目を迎え、今年は大幅にリニューアル。テーマがこれまでの作曲家や地域(都市)などではなく「PASSIONS」という抽象的なものになりました。PASSIONSは英語でいうパッションですが、このフェスは万事フランス流なのでパシオンと読むそうで。パッションというと情熱と訳してしまうことが多いですが、心を揺さぶるものをパシオンと捉えてプログラムを組んだそう。それを「いのち」「祈り」「恋」の3つに分類して、各プログラムに表示しています。「祈り」からわかるように宗教曲の比率がかつて無く大きいのが今年の特徴。正直、キリスト教のバックボーンを持たない方にはちょっと敷居が高いんじゃないかなあ。。。と思うのですが、LFJの公式サイトでは「そんなことないよ」と力説しております(微笑)。とはいえ、キリストのたどった道を知らないと「この場面を描いた曲ですよ」と言われても??な訳で(苦笑)
まあ、でも切符の売れ行きは上々で、バッハ「マタイ受難曲」(公演番号144)なんて3時間の大作かつ1500人収容のホールC公演なのにすでに完売。そのほか小さなホールの公演を中心に完売が続出してますが、収容力のあるホールA、C及びよみうりホールの公演を中心にまだまだ買える公演があります!
例年通り無料で楽しめるプログラムも充実していますし、周辺エリアでも無料コンサートがあちこちで開催されていますから、切符を持たずにふらっと立ち寄っても楽しめます。地上広場でビールやワインを飲みながら演奏を聴くのは気分良いですよ。
そして、きょう1日(金)は早速前夜祭。2年前から始まった大好評の参加型プログラム(フラッシュモブ風企画)の今年のお題は「みんなでハレルヤ」。東京国際フォーラム地上広場にハレルヤの大合唱が響き渡ることでしょう。
LFJのすべての情報は公式サイトに集約されています。楽しみ方、公演の選び方などナビゲーションも充実しています
→http://www.lfj.jp/lfj_2015/
行きたいけど行けない・・・という方はこちらで雰囲気を感じていただければと
・公式レポートブログ
・NHK-FM「きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧」 会場から生中継(5月3日)
さて、当店は4月中減力営業とさせていただきましたが、概ね通常状態に戻ります。しかし当面はLFJモードになりますのでご了承ください(笑)
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