夢であいましょう
6月8日は東京国際フォーラム・ホールCで「音楽バラエティ 夢であいましょう」と題したコンサートを観てきました。
「夢であいましょう」は、ある年代以上の方には説明不要の、かつてNHKテレビで放送された日本のテレビ史を代表する人気バラエティ番組。私が生まれる前の番組ですが、特集番組での再放送やNHKアーカイブスで見たことはあり、今見ても面白く素晴らしい番組です。その当時の出演者が集まってのコンサートということで、これは今見ておかないといずれ(・・・以下自粛)と思い、行ってきたのでした。当然客席の年齢層はかなり高く、私でも十分若手だったのではと。
番組の作者(今風にいうと放送作家)だった永六輔さんは車椅子で登場。ラジオでは毎週声を聴いてますが、姿を見るのは初めて。パーキンソン病と闘いリハビリ中ですが「パーキンソン病のキーパーソン」なんてだじゃれを飛ばしたり、松島トモ子さんを「ライオンのえさです」と紹介するぐらいの元気はあります(微笑)。
その永さんがコンサートの進行役。永さんは「今日は台本どおりやります。僕は台本はいくつも書いたけど他人の台本を使うのは初めて」と言ってました。なるほどね(笑)。途中からは黒柳徹子さんも進行役に参加。
さてコンサートの出演者と曲目はというと。。
坂本スミ子・石井聖子/夢であいましょう
九重祐三子/ウェディングドレス
田辺靖夫/黄昏のビギン
大島花子・大島舞子(舞坂ゆき子)/そして想い出
梓みちよ/こんにちわ赤ちゃん
ジェリー藤尾/遠くへ行きたい
全員/上を向いて歩こう
坂本スミ子/(エンディング)夢であいましょう
他に、演奏を担当した前田憲男カルテットによる黒い花びらや幼なじみ、笑点のテーマなど中村八大さんの作品のインストメドレーがありましたが、約2時間の公演の割りには思いの外、曲数が少ない(^^;
そうなったのは、永さん、黒柳さんと出演者との当時の思い出話や、故人となった出演者や番組スタッフの回想などトークが長かったからなのですが、それはそれで興味深い話しが聞けて良かったです。
番組の終了からすでに48年を経過しているわけですから、当時の出演者はみな相応に年を重ねた方々ですが、みなさん声が衰えてなくて歌が素晴らしかったです。坂本スミ子さん、石井聖子さんの親子共演も良かったし、坂本九さんの娘さん二人も手話を交えた歌が素敵でした。番組の世代ではありませんが行って良かったコンサートでした。
そういえば・・・永六輔さんと中村八大さんのコンビを六八コンビと称したそうですが、開催日の6月8日は六八に掛けたのかもしれませんね。
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