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2014年5月28日 (水)

熱狂の日2014備忘録(2)

 私が推している東京国際フォーラムのクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、2014年の備忘録の続きです。

■公演214(5月4日)
 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団によるドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」。夕方になると防災無線から流れてくるような(笑)あの有名な曲です。タタルスタン響のように濃い演奏だったような感じがしましたが、力強い演奏はロシア系のオケの特徴なんでしょうかね?(根拠なし)

■公演344(5月5日)
 トーマス・エンコ・トリオによるジャズコンサート。今年の裏テーマがアメリカで、ガーシュウィンつながりでジャズも取り上げているのですが、敢えてアメリカではなくフランスの演奏家を呼んでくるところがラ・フォル・ジュルネらしさ(笑)。内容は正真正銘ジャズコンサート。ピアノ、コントラバス、パーカッションのトリオによるモダンジャズで場内大いに盛り上がりました。カーテンコールでトーマス・エンコがスマホを取り出して客席を写真撮影していましたが、なんともお茶目(微笑)

■公演345(5月5日)
 小曽根真feat.No Name Horsesによる「ラプソディ・イン・ブルー」ほかガーシュウィンの楽曲の演奏。ビッグバンドのジャズライブで、小曽根さんやりたい放題(褒め言葉です)。ラプソディ・イン・ブルーはカデンツァ入れまくりのソロ回しありので、そのうちなんの曲だったか忘れてしまいそうになるほど。でも所々元に戻ってきて、最後もしっかり締めてましたが。かなりぶっ飛んだアレンジでしたが小曽根さんいわく「ガーシュウィンがもしビックバンドを持っていたらこう書きたかったんじゃないか」と。
 実はこのあとの346も小曽根真feat.No Name Horsesの公演で、1部・2部というか前半・後半みたいな位置づけだったのですが、ツイッター情報によると演目は345と全く同じだったそうで・・・アレンジや演奏順は違ったそうですが。それなら345をもっとクラシック寄りにして、346で思いっきりジャズにしたほうが振り幅が楽しめたのではと思ったりします。

■公演316(5月5日)
 ラ・フォル・ジュルネのファイナルコンサート。オケはシンフォニア・ヴァルソヴィア。
 まずは萩原麻未(pf)をソリストに迎えてラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」。いかにもラヴェルっぽいきらびやかな音が心地よい曲でした。萩原さんの熱演に拍手。
 続いてオケのみでラヴェルの「ボレロ」。この曲、同じ旋律をひたすら繰り返すわけですが何故か気持ちが高揚して盛り上がります。
 そして最後に登場したソリストは、昨年旋風を巻き起こしたあの方、カスタネットのルセロ・テナ。まずは予定プログラムどおりビベスの「ドニャ・フランシスキータよりファンタンゴ」、ヒメネス「ルイス・アロンソの結婚式より間奏曲」。テナさんのカスタネットは本当にすごい。超絶技巧のその音はオケの演奏と対等以上の存在感!当然のことながら客席大拍手でアンコールにファリャの「はかない人生より舞曲」。さらに大拍手は続きカスタネットソロでアンコール。鳴り止まぬ拍手とスタオベにオケが袖に引き上げる中ふたたび登場してアンコールに応え、最後には芸術監督のルネ・マルタンとKAJIMOTOの梶本社長をステージに引っ張り出し、カスタネットでコントを披露と、テナさん大サービス。終演予定時刻を30分以上過ぎてお開きとなりました。
 昨年のファイナルコンサートの熱狂ぶりと比べると今年はそこまでではなかったように感じるのですが、それでも場内総立ちですから十分過ぎるほどの盛り上がりでした。

 というわけでだいぶ時間が過ぎましたがこれはと思う公演を振り返ってみました。記念すべき第10回のラ・フォル・ジュルネも大いに楽しむことができました。予告では来月になると来年のテーマが発表されるらしいのですが、さてどうなるか。今までにない新機軸が出てくるかもしれないので楽しみです。

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2014年5月24日 (土)

ゴールデン☆アイドル発売へ

 すでに本館で既報、また本館お便り広場に情報が寄せられているとおり、企画盤「ゴールデン☆アイドル 河合奈保子」が2014年7月30日発売予定です。

 最初にHMVのサイトで情報が出て、そのときは3枚組という以外に情報がなく「はて3枚組とはどんな内容なのか」と首をひねったものでした。シングルA面なら全曲でも2枚で済みますし、B面全曲も含めたとしたら4枚・・・。「もしや入手しにくくなったアルバム選CD-BOXのJEWEL BOX2の後継代替か?」とも思ったりしたのですが、それだと商品タイトルと合わないなあと。
 結局は芽瑠璃堂などの情報によると、シングルレコードジャケットをレプリカで封入するという仕様のためドーナッツ盤で発売されたシングルA・B面が収録対象となり(「Harbour Light Memories/GT天国」まで)3枚組で発売されるというわけでした。CDは高音質とされるBlu-spec CD2規格で、ドーナッツ盤のサイズの紙ジャケットに収納されるそう。

 うーん、正直なところ私は中途半端な商品だなあと思いました。せっかくBlu-spec CD2規格で製作するなら全シングルを収録して欲しかったですねえ。そうならなかったのは、シングルレコードのジャケット復刻を最大の売りとしていて高音質はおまけ扱いだからなんでしょう。限定生産ということもあり、これはコレクター向きの商品ですね。
 まあ、シングル全曲を聴きたい人は発売中の「ゴールデン☆ベスト A面コレクション」「ゴールデン☆ベスト B面コレクション」を買えばいいわけで、目的に合わせて商品を選択いただければということだと思います。

 今回発表されたゴールデン☆アイドルはレーベル横断の企画で、曲の収録基準など仕様も各社共通のようです。よって今回の商品は奈保子ファンだけをターゲットにした企画というわけではありません。コロムビアでは先輩の榊原郁恵さんと同時発売予定となっているのもその表れかと思います。奈保子さんだけの企画であればあれこれ言いたことはあるでしょうが、あるていど善良に理解することも必要ですね。

 そうそう、商品の性格から欲しい方は予約するのが無難でしょうね。一般的に予約注文数を見て生産数を決めますし、店頭にはあまり出回らないかと。。。

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2014年5月18日 (日)

熱狂の日2014備忘録(1)

 私が推している東京国際フォーラムのクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、今年は何やかやと過去最多の13公演を聴きました。すでに閉幕して2週間経ってますが、特に「これは」と思うものを記しておきたいと思います。

■熱狂のプレナイト(5月2日)
 いきなり番外編になってしまいますが、まずは前夜祭のイベント。この日は前夜祭コンサートもホールAで行われていたのですが、私は地上広場で。19時からのフラッシュモブ企画「みんなで第九・歓喜の歌」は地上広場に楽器や合唱譜を持った人が大挙集結、大変な盛り上がりでした。昨年のボレロよりも明らかに演奏のハードルは高いはずですが、これだけ集まるとは!5月2日のNHK-FM「きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧」によると1300人が集まったそうです。もちろん私のように聴いてただけの人も含めてでしょうが、とにかく盛り上がったのは事実です。
 続く21時からの地上キオスクステージではハンガリーの民族音楽バンド「ムジカーシュ」の演奏。これがまた盛り上がって、最後にはステージ前で踊り出す人続出!彼らの演奏は踊りたくなるようなものなんですよねえ。

■公演141(5月3日)
 横浜シンフォニエッタによるヴィヴァルディ「四季」。なんというか、とても鮮やかな音に感じました。学生オーケストラが母体だそうで、見た目も若々しかったです。指揮の鈴木優人さんはチェンバロを弾きながらの弾き振りで。チェンバロというとどうしても音が小さくて、ホールの演奏ではどうなのかなあと思っていたのですが、意外や意外3F席まで割としっかり聞こえてました。

■公演113(5月3日)
 タタルスタン国立交響楽団と小山実稚恵の競演でラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」、そして「ハンガリー舞曲第1番、4番、5番」。タタルスタン響はラ・フォル・ジュルネ初登場で今年の目玉アーティストの一つとされていましたが、とても力強い迫力のある演奏だったと思います。


■公演117(5月3日)
 マルタ・アルゲリッチ(pf)とギドン・クレーメル (vl)の共演が大きな話題となった追加公演。奇跡のコラボという触れ込みだったのでよく分からぬまま切符を取ったのでした。
 演奏はストラヴィンスキーの「春の祭典(2台ピアノ版)」とサン=サーンスの「動物の謝肉祭」。良かったのですが、どのぐらい演奏がすごかったかというのは、残念ながら私には表現できず「猫に小判」だったみたいです。でもラ・フォル・ジュルネに10年通っていても耳が肥えていない私だとこうなってしまうのですよね。聴きたくても切符が取れなくて聴けなかった方ごめんなさい。
 会場内の盛り上がりは大変なものでスタンディングオベーションも多数でした。時間が遅い公演のうえ時間が押していたのでアンコール聴かずに帰った方も多かったのですけどね(^^;


まだ1日目ですが(^^)、すでに長くなってしまったので2日目以降のことはまた改めて。

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2014年5月13日 (火)

高崎でリベンジライブ

 おととい5月11日は高崎へ。ライブハウス・クラブジャマーズで尾崎亜美さんのライブを観てきました。このライブ"大雪のち晴れ"という副題が付いていたのですが、もともとは2月16日に予定されていたバレンタインライブだったのでした。しかし2月14日~15日の大雪の影響で延期となり、振り替え公演として行われたのが5月11日という経緯がありまして。亜美さん他関係者は苦渋の決断だったそうですが、甲信某所で雪に閉じ込められ身動きできなかった私にとってはありがたいことでした。

 そんなリベンジライブだったわけですが、1曲目が「曇りのち晴れ」の替え歌バージョン。「大雪のち晴れ」と歌ってました(笑)。
 これで一気に会場が和み、また亜美さんもサポートメンバーの小原礼さん(ba)も是永巧一さん(gt)も妙にテンション高くトークが絶好調で、なんとも楽しいライブになりました。最前列のお客さん(所謂常連系)が結構いじられたりしてましたねえ。やっぱり小さなハコで客席と一体感が感じられるところだと独特の雰囲気になります。ユルいといえばそうですが、でも歌と演奏はきっちり決めているから、いいのです!
 とても盛り上がったライブで、アンコールの後も手拍子が鳴り止まず、スタッフが機材の撤収に掛かってようやく手拍子が止んだというぐらいのものでした。その一方で、バラードの曲では音が消えてからおもむろに拍手が起き、音楽を聴くぞという感じもまた強いものでした。この点は亜美さんもMCで触れてましたね。
 公演時間はきっちり2時間。ソロでたっぷり楽しめましたが、楽しい時間はあっという間に感じますねえ。

 そうそう、MCで新たな発見が。アルバム「soup」のなかにヒメジョオンという曲があって今回演奏されたのですが、曲に出てくる線路際にヒメジョオンが咲いている光景というのは、亜美さんが山城高校時代、友達の家に行く途中に目にしたものをイメージしているのだとか。ということは、地理的にいうと嵐電(京福電車)の北野線沿線がその光景の元になっているのかなと推定できます。なるほどねーと思いながら聞いてました。

<曲目>
1.曇りのち晴れ(大雪のち晴れ:替え歌バージョン)
2.マイ・ピュア・レディ
3.シーソー
4.VOICE
5.春の予感
6.My Song For You
7.BENGAL BABOO BABE
8.オリビアを聴きながら
9.1グラムの歌
10.ヒメジョオン
11.愛のはじまり
12.伝説の少女
13.グルメ天国
14.天使のウィンク
15.Prism Train
16.スープ

en.待っていてね

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2014年5月11日 (日)

ラジオ深夜便でふたたび!

 当店本館でも告知していましたが、5月9日(金)放送のNHKラジオ深夜便、日付変わって10日3時台の「にっぽんの歌こころの歌」では「真夜中の夢の競演・河合奈保子&柏原芳恵」が放送されました。

 で、告知していたにもかかわらず私はというと・・・タイマー録音を仕掛けて安心していたら、メモリがいっぱいで録音失敗・・・聞きそびれてしまいました(泣)。まあ確認が甘かった私が悪いのでどうしようもないのですが、なんとも残念。

 加えて、通常ならラジオ深夜便のホームページに曲目リストが掲載されるところが、何故か現時点でも未だ掲載されていないのですが、世の中良くしたもので放送を聞いていた方がブログに書いておりました。それによると奈保子さんの曲目は次の5曲。

・大きな森の小さなお家
・スマイル・フォー・ミー
・エスカレーション
・やさしさの贈りもの
・夏のヒロイン

 いやあ参った、やさしさの贈りものですよ。マニアックな選曲!(褒め言葉です)。シングルB面(88年の「悲しい人」C/W)のこの曲は、京都放送(KBS京都)の「かたつむり大作戦」のイメージソングとして京都の人にはおなじみでしょうが、そうでなければまず知らない曲ですよねえ。ラジオ深夜便は侮れませんねえ。

 そういえば、2011年にもラジオ深夜便は「歌謡スター・思い出のヒット」と題して柏原芳恵&河合奈保子集を放送していますが、そのときにも「夢の跡から」という、マニアックな選曲があったのでした。どんな風に選曲しているのか知りたいわ。

 ということも含めて放送を聞き逃したのは残念でした。ラジオ深夜便の冒頭は生で聞いていたのですけどね。そのときは「お二人とも大阪出身のアイドル歌手」といった紹介をされていました。この日は関西発ラジオ深夜便だったのでした。

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2014年5月 6日 (火)

祝祭終わる

 大型連休のクラシックフェス、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭2014は5月5日、フィナーレを迎えました。最終日の5月5日は午前中ときおり雨がぱらつきましたが、そのほかはお天気にも恵まれ、概ねラ・フォル・ジュルネ日和でした。地上広場でビールを飲みたい私はそこが重要だったり(^^;
 今年は10回記念ということで、東京国際フォーラムのガラス棟には10をあしらったお花が。
Lfj2014

 会期中、会場の東京国際フォーラムは終日賑わっていましたし、私が聴いた公演も盛り上がったものが多かったのですが、去年の盛り上がり方がそれまで経験したことのないほどのハイテンションだったのに比べると、そこまでは・・・という感じがしないでもなく。とはいえハンガリーのフォークバンド・ムジカーシュの地上広場での演奏はいつも踊り出す人がいるほどだったし、小曽根真さんはビッグバンド引き連れてやりたい放題(ほめ言葉です・笑)だったし、昨年聴衆を熱狂させたカスタネットの女王テナさんは今年も5000人をスタオベに導いたし、やっぱりラ・フォル・ジュルネならではの高揚感、祝祭感は本当に楽しいものでした。

 そして前年はそんな企画があるというチェックが遅れて観ることができなかった前夜祭のフラッシュモブ企画、今年はしっかり観ることができました。「みんなで第九」という、昨年よりハードル高い演目でしたがたくさんのプレイヤーが集まって大いに盛り上がってました。譜面が読めない私は何にも参加してないんですけどね、その場にいられるのが楽しかったです。

<一般参加者による映像はこちら

 というわけで5月2日の前夜祭から始まり足かけ4日間、今年も楽しく素敵な時間を過ごすことができました。結局有料公演だけで過去最多の13も聴いてしまった。。。毎年そうですが、終わってしまうと軽い虚脱感に襲われます。今日はクールダウン。。個別の公演の感想はまた気が向いたら(^^;

 そうそう、今年も少ないですが個人協賛しました。昨年と同じように会場に掲示された協賛者名に名を連ねていますが、今年は応援メッセージも採用された(^^)
Lfj2014_2

Lfj2014_3

 メッセージのうち、下のほうが主催者に対して私が伝えたかったことであります。例年、会期最終日に来年のスケジュールとテーマが発表されるのですが、今回はその発表がなく6月を待てとは芸術監督ルネ・マルタン氏。もちろん、来年も期待していいんですよね、マルタンさん。

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2014年5月 2日 (金)

熱狂の日は今夜から

 と、いうわけで大型連休の風物詩であるクラシックフェス ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭はきょう5月2日の前夜祭から実質スタート。5月5日まで東京国際フォーラム周辺がクラシック音楽に包まれます。あ、今年はジャズも聴けますね。

 会期中、当店は現地出張中につき一切のレスポンスが止まりますのでご了承くださいませ。

 ラ・フォル・ジュルネはクラシックに興味はあるけど敷居が・・・という方のためのクラシックフェスですので、ぜひ気軽に足を運んでいただけたらと思います。浅田真央さんがプログラムで使ったラフマニノフのピアノコンチェルト2番もオーケストラで聴けちゃいます・・・と思ったらもう切符が売り切れ。すごいなあ、5000人収容のホールAでも売り切れとは。。でも、まだまだ買える公演はありますし、切符がなくても無料のイベントでかなり楽しめます!

◆無料で楽しめるイベントはこちら


現地には行けないけどラ・フォル・ジュルネの雰囲気を感じたい方はこちらでどうぞ。

◆公式レポートブログ
http://www.lfj.jp/lfj_report/

◆NHK-FM 生中継(5月4日)
きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧

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