熱狂の日2014備忘録(1)
私が推している東京国際フォーラムのクラシックフェス「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」、今年は何やかやと過去最多の13公演を聴きました。すでに閉幕して2週間経ってますが、特に「これは」と思うものを記しておきたいと思います。
■熱狂のプレナイト(5月2日)
いきなり番外編になってしまいますが、まずは前夜祭のイベント。この日は前夜祭コンサートもホールAで行われていたのですが、私は地上広場で。19時からのフラッシュモブ企画「みんなで第九・歓喜の歌」は地上広場に楽器や合唱譜を持った人が大挙集結、大変な盛り上がりでした。昨年のボレロよりも明らかに演奏のハードルは高いはずですが、これだけ集まるとは!5月2日のNHK-FM「きょうは一日ラ・フォル・ジュルネ三昧」によると1300人が集まったそうです。もちろん私のように聴いてただけの人も含めてでしょうが、とにかく盛り上がったのは事実です。
続く21時からの地上キオスクステージではハンガリーの民族音楽バンド「ムジカーシュ」の演奏。これがまた盛り上がって、最後にはステージ前で踊り出す人続出!彼らの演奏は踊りたくなるようなものなんですよねえ。
■公演141(5月3日)
横浜シンフォニエッタによるヴィヴァルディ「四季」。なんというか、とても鮮やかな音に感じました。学生オーケストラが母体だそうで、見た目も若々しかったです。指揮の鈴木優人さんはチェンバロを弾きながらの弾き振りで。チェンバロというとどうしても音が小さくて、ホールの演奏ではどうなのかなあと思っていたのですが、意外や意外3F席まで割としっかり聞こえてました。
■公演113(5月3日)
タタルスタン国立交響楽団と小山実稚恵の競演でラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」、そして「ハンガリー舞曲第1番、4番、5番」。タタルスタン響はラ・フォル・ジュルネ初登場で今年の目玉アーティストの一つとされていましたが、とても力強い迫力のある演奏だったと思います。
■公演117(5月3日)
マルタ・アルゲリッチ(pf)とギドン・クレーメル (vl)の共演が大きな話題となった追加公演。奇跡のコラボという触れ込みだったのでよく分からぬまま切符を取ったのでした。
演奏はストラヴィンスキーの「春の祭典(2台ピアノ版)」とサン=サーンスの「動物の謝肉祭」。良かったのですが、どのぐらい演奏がすごかったかというのは、残念ながら私には表現できず「猫に小判」だったみたいです。でもラ・フォル・ジュルネに10年通っていても耳が肥えていない私だとこうなってしまうのですよね。聴きたくても切符が取れなくて聴けなかった方ごめんなさい。
会場内の盛り上がりは大変なものでスタンディングオベーションも多数でした。時間が遅い公演のうえ時間が押していたのでアンコール聴かずに帰った方も多かったのですけどね(^^;
まだ1日目ですが(^^)、すでに長くなってしまったので2日目以降のことはまた改めて。
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