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2013年9月 1日 (日)

防災の日

 きょう9月1日は防災の日でした。
 90年前の関東大震災に由来していますが、この震災によって”無線”が脚光を浴びることになりました。
 すなわち、地震で壊滅した陸上の通信網に代わって横浜から地震発生と救援要請を送ったのは、横浜港に停泊していた「これあ丸」「ろんどん丸」といった船舶に設置された無線電信局であり、これが国内各地の無線電信局を経由して磐城国際無線電信局に届き、ここで英訳してアメリカに向けて打電されたものが世界中にニュースとして流れていくことになります。大地震の報を受け取ったアメリカは直ちに救援活動を開始したといいます。

 また、地震後に情報が途絶し流言飛語が出回ったことが、当時日本でも実験が進められていた”放送無線電話”すなわちラジオ放送のスタートを早めたと言われます。震災の約2年後、1925年3月に東京放送局が開局して日本のラジオ放送がスタートします。
 NHKラジオでは午前と午後に特集番組がありましたが、その中でラジオを持っていない人もいるというレポートがありました。東日本大震災の後の極端な品不足はなんだったのでしょうねえ。これほど手軽で安価な防災対策もないでしょうに。。。

 ちなみに関東大震災では無線が大活躍しましたが、同時に反省面がありました。それは被災地で焼け残った無線局も、停電で使い物にならなかったということ。当初、船舶無線局が唯一の手段だったのは電力を自前で持っていたからで、自前の電源確保が今後の課題とされていました。この教訓は今も変わらず、東日本大震災のときも被災地の携帯電話基地局が停電でダウンしたのは記憶に新しいところで、各社ともその対策を進めているといいます。これを踏まえれば、乾電池で長時間使える携帯ラジオは情報取得ツールとしてきわめて有効です。ツイッターとかフェイスブックなどのSNSも有効でしょうが、回線が途絶したり電力がなくなったら終わり。ぜひラジオを備えて日ごろから聴いていただきたいと私は思います。

 もちろんラジオも万能ではなく課題もあります。NHKラジオの特集番組でもリスナーからの声として、欲しい情報がいつ流れるかわからない、被害情報ばかりで生活情報(炊き出しや給水とか)が少ない、情報の地域的な偏りがある(自分のいる場所の情報が流れてこない)などが紹介されていました。このあたりはラジオ局でぜひ工夫していただきたいですね。「災害発生時はNHKテレビの音声がラジオでそのまま流れるが、(映像があることを前提にした)テレビの音声ではよくわからないので早くラジオ単独の放送に切り替えて欲しい」という声もありましたが激しく同感!これはすぐにでも改めてもらいたいと思います。

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