【速報】ミュージカル「バイトショウ」プレオープン会見
劇団扉座次回公演のミュージカル「バイトショウ」のプレオープン会見が昨9月28日に開かれましたので、昨年の「オリビアを聴きながら」再演時のブログライター会見に引き続き参加してきました。
「あれー、kahoさんのデビューの話は書かないの?」と言われそうですが、会見参加者は公演を広く宣伝する責務を負っていますので、まずこちらを優先して、っていうことで(^^; 母の河合奈保子さんもミュージカルに出演してましたから、ミュージカルつながりということで読んでいただければと。
会見が行われたのは東京・錦糸町のすみだパークスタジオの稽古場。今回は会見だけでなく、稽古中のシーンを一部プレビューでお披露目しちゃおうというものです。小劇場の扉座がミュージカル?本気なの?と世間で思われているだろうことを払拭し、私たちは本気ですということを広めたもらうためにこの会見をセットしたとのこと。当初先着20人で募集があったのですが、その後「せっかくやるのだから入れるだけ入ってもらう」方針に変わったようで、さして広くない第7スタジオに80人近い人がぎゅうぎゅうに入りました。
まずはさっそく数シーンをプレビュー。「いかにもミュージカルっぽい写真」になってないかもしれませんが、こんな感じ。
演劇を見始めたのが音楽劇「オリビアを聴きながら」で、昨年の再演以降、扉座の公演はずっと見ているのですがミュージカルはほぼ縁がなく・・・そんな私ですが「おおっ、本格ミュージカルだ」って感じたプレビューでした。歌も踊りも良かったです。
そのあと、座長の横内謙介さん、音楽監督の深沢桂子さん、客演の柳瀬大輔さん、五十嵐可絵さん、扉座のフロントメンバー(っていうのかな?)らのあいさつに続いて質問タイム。
挨拶や質疑の詳細は割愛しますが、特にお伝えしたいポイントをまとめると、扉座は本気でオリジナルのミュージカルを作っているということ。ミュージカル劇団ではない扉座がミュージカルをやるのだから、扉座がやる意味のあるものにしようとしていること。そしてミュージカルの技巧だけに走るのではなく、音楽や踊りの力を借りて伝えたいこと・言いたいことをきちんと届けたいということ。そういえば音楽劇「オリビアを聴きながら」(これは扉座ミュージカル計画の第2弾だったそうです)も社会派のメッセージの強い劇でしたよね。
そうそう、そもそもどんな内容かという点ですが・・・このミュージカルではヒロインの半生を通じてバイトで生計を立てながら夢を追う若者の希望と挫折の闘いの日々を描くそうです。登場人物は架空ながら実話をかなり盛り込んでいるとのこと。「話がリアルなのでミュージカルの王道ではないかもしれない」とは横内さんの談ですが、同じような境遇で夢を追っている若者への応援になっているので、ぜひ若い人にたくさん見てもらいたいそうです。
また、このミュージカルは全曲が深沢さんの書き下ろしで、深沢さん自らピアノを弾きます。稽古していてもどんどん吸収できるぐらい曲がキャッチーとのこと。
そんなことも含めてオススメ度ですが、「初日までに“オリビアを聴きながら”に並び、超えるようなものにしようとがんばっているので是非ご期待ください」という柳瀬さんの力強いコメントもありましたので、素晴らしいミュージカルになることは間違いないと思います!ぜひ劇場でお確かめいただければと思います。
最後に出演者の集合写真を。会見っぽいでしょ。
そうそう、会見の最後になって重大発表が。座長の横内さん自ら、全公演で舞台に立つそうです。どんな役なのかしら・・・こちらも注目ですね。
【扉座第54回公演 ミュージカル バイトショウ】
◎厚木公演(神奈川県)
厚木市文化会館小ホール
10月12日(土)・13日(日)
前売4200円、当日券4500円
◎東京公演
座・高円寺1
10月16日(水)~27日(日)
(21日・休演)
前売・当日券共4500円
詳細は扉座のページでどうぞ!
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