新春シャンソンショウ2013
河合奈保子さんの新しいベスト盤(A面コレクション・B面コレクション)発売の報を優先させて綴るのを後回しにしてしまいましたが(^^; 1月22日夜はシャンソンのライブイベント「新春シャンソンショウ2013」を観てきました。場所は毎年おなじみの東京・渋谷O-EAST。今年で6回目になるそうです。でも販売しているパンフレットでは5回目と書いてあって、司会の山田広野さん(活弁映画監督)が冒頭に訂正とお詫びをするという珍事が(笑)。
出演は、プログラム記載順でROLLY、山田晃士、michi.、Ricky、チャラン・ポ・ランタン、ソワレ、かや、の7組(敬称略)。MCで、シャンソンショウなのにシャンソン歌手はソワレさん一人しかいないなんて話があってウケてましたが、ROLLYさんはNHKホールで毎年恒例の「パリ祭」に出演経験アリですから、やっぱり豪華ラインナップです。
今年のショウは初見の人が多かったのですが、いわゆるイロモノ系がなくて、しっかりした歌唱を堪能できるライブでした。ROLLYさんはいろいろサービス精神旺盛の方ですし、シャンソンなのにエレキギターをギンギン鳴らしていたり、歌唱も必ずしも正統派ではないので一見イロモノ系に見えなくもないですが、「しっかり伝わる」歌です。びっくりしたのがチャラン・ポ・ランタンで、最年少とは思えない昭和歌謡チックな堂々とした歌いっぷりがナイス。
曲もシャンソンとしては有名どころが多くて一見さんや初心者にも聴きやすかったのではないでしょうか。そんななかにも「メケ・メケ」を越路吹雪バージョンではなく美輪明宏バージョンで歌ったり、「地下鉄の切符切り」が「切符切り」のタイトルで国鉄に置き換えられてたりと、おっ!と思うようなものもありました。そういえば国鉄って聞くのも久しぶり(笑)。まあフランスには今でも国鉄も営団もありますからね。
最後に「誰にでもあなただけの歌がある」を客席と歌うのは毎回恒例。今年はパンフレットにちゃんと歌詞が書いてありました(微笑)。
このライブイベントは何回か見ていますが、今年は客席のほとんどが女性(しかも割りと若いめ)で、会場に入ったときに最初ちょっとたじろいでしまいました。オーガナイズをソワレさんとかやさんが担当したそうですが、かやさんがオーガナイズしたビジュアル系の出演者が呼び寄せたみたいですね。もともと楽しいライブですが、シャンソンの幅を広げるという点でも意義あるライブイベントだと思います。MCでは来年もありそうな感じなので、また楽しみです。
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