トリコロールのソワレ 完結
きのう12月8日は太平洋戦争開戦から71年の日でした。この日放送された東京・TBSラジオの「永六輔の土曜ワイド」では『実は太平洋戦争は真珠湾攻撃で始まったのではく、真珠湾よりも早い時間に当時イギリス領のコタバルへの敵前上陸を行っている。しかし敗戦後、教科書にいち早く墨を塗られて、忘れ去られた』と解説をしていて、びっくりしました。全く知らなかった・・・。確かに、大本営発表の第一報は「西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」で、真珠湾にイギリス軍はいないはずなのになんでだろうとはちょっとだけ思ったことはありますが。
さてそんな12月8日、東京・渋谷のライブハウス「サラヴァ東京」で、ソワレさんのシリーズライブ3部作「トリコロールのソワレ」の最後となる3回目を観てきました。今回のテーマは日本の叙情歌で、テーマカラーは赤。
1部は真っ赤なスーツで登場し、テーマに沿って“ソワレさんの考える”叙情歌で構成。「椰子の実」といったいかにも叙情歌といったものから、「港が見える丘」や「遠くへ行きたい」といった歌謡曲や「リボンの騎士「北風小僧の寒太郎」といった子供向けの曲まで結構バラエティがありました。今回の選曲にあたり“ソワレさんの考える”叙情歌とは、景色が見えるような曲や、子供のころ慣れ親しんだ曲、ということだそうです。この1部はとても大人しいソワレさんで、こういった曲を歌う企画は初めてだったということですが、なかなか良かったです。ソワレさんの新しい一面を見た、といったら大袈裟かなあ。
2部は、2012年の締めくくりとしていまソワレさんが歌いたい曲を集めたようで、オリジナルやシャンソンが並びました。「ラストダンスは私に」では、客席にいた知り合いのダンサーをステージに引っ張り上げて無茶振りで踊らせたり、プライベートの出来事をネタにピアニストをいじり倒したりと、いつものソワレさん(笑)。でもはちゃめちゃなところはあっても歌はしっかりしてるのも、またソワレさんなんですよね。本編最後はオリジナルの「星になるまで」で、しっとりと締め。アンコールでは「誰にでもあなただけの歌がある」を客席参加で歌って賑々しく終了でした。
ソワレさんの2013年の予定としては、1月22日に恒例の「新春シャンソンショウ」(渋谷O-EAST)があるほか、新しいCDを出す予定だそうで。良い曲が出来つつあるということですのでこちらも期待です。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 1週遅れでセ・ノエル(2021.01.01)
- 4日連続で(2020.12.27)
- タワレコ新宿の特設コーナー(2020.12.25)
- 「NAOKO ETERNAL SONGS」ついに発売(2020.12.23)
- 午前0時の歌謡祭「河合奈保子meets筒美京平」前篇を聴く(2020.12.21)
コメント