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2012年10月21日 (日)

端敵★天下茶屋

 きのう10月20日の夜は東京「座・高円寺」で芝居を観てきました。

 端敵★天下茶屋(はがたき・てんがちゃや)
 
 音楽劇「オリビアを聴きながら」を上演した劇団扉座の公演です。
 それまで演劇などついぞ縁がなかった私ですが、「オリビア~」を初演・再演と見て、扉座の芝居って面白いなと。それに千秋楽の後、ロビーでお会いした主宰の横内謙介さんからも、劇団員の方からも観劇をすすめられましたし(そりゃ当たり前だ・笑)、扉座からもフライヤーが送られてきたりで。

 座・高円寺は基本座席数238という小さなハコ。「オリビア~」の青山円形劇場も小さいと思ったものですが、座席が舞台をぐるっと囲んでいる構造で400席程度ありました。ここはステージが広い分座席が少ない感じで、何かこう、濃密な空間です。

 芝居は肩の凝らない、理屈抜きで楽しめる(笑える)内容でした!「オリビア~」の社会派エンターテインメント(笑いもあるけど噛み応えあり)と対照的です。モチーフは歌舞伎の「敵討天下茶屋聚」ということですが、予備知識はまったく不要。登場人物が多いのですが、渡される(正確には席に置いてある)パンフレットに人物相関図が載っているので、上演が始まるまでに目を通しておけばよろしいかと。

 この芝居、主役格はテレビジョンでもおなじみの六角精児さん。先月の「谷山浩子・猫森集会Aプログラム」ではギターと歌を披露してました。この芝居ではワルを演じてます。見かけは良さそうで裏がワルみたいな。その六角さんと大きく絡むもう一人の主役格が岡森諦さん。「オリビア~」の初演では主役と対立する鬼上司役でしたが、今回は趣が大きく違います。芝居の中身は、俳優集団が自主公演を成し遂げるストーリーを軸として、そこに六角さんが絡んできて色々ワルさをしてかき回していく、といった感じかな。勧善懲悪みたいなものではありません。笑いどころ満載の娯楽劇ですが、セリフには時事性もあって、これがまた笑えるのですね。そして人情味あふれる部分もあります。その辺はぜひ芝居をごらん頂いて確認いただければと。
 客演の趣里さんもがんばっておられます。初々しい感じ。小柄ながら声も良く出ています。ただ、20日の夜公演に限った話で言えば、セリフが怪しくなると急に調子が変わります。(それとも、あれはアドリブ部分だったのだろうか・・・) この辺は少々怪しくなっても顔色変えずに乗り切る劇団員とは違うかな。。

 カーテンコールの岡森さんの挨拶で「今日はこんなでしたが、また違ったものが見られると思いますので・・・28日までやってますので」みたいなことをおっしゃってたので、岡森さんとしてもこのステージはパーフェクトではなかったという思いがあったのかなと私は受け止めました。それを確認するために、また観る予定です。

 というわけで端敵☆天下茶屋は東京では10月28日(日)までやっています。11月には北九州でも公演があります。詳しくは扉座公式サイトをどうぞ!

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