ソワレライブ2011
3月18日の夜は東京・渋谷のライブハウス・サラヴァ東京へ。ソワレさんのソロライブを観てきました。ソワレさんのソロライブは結構久しぶりのような気がします。
ソワレさんは「シャンソン歌手」という括りですが、この夜は「ソワレの好きな唄2012」という副題が付いていて、1部ではソワレさんが聴いてきた思い入れのある歌手の曲が並びました。というわけで1曲目は一番入れ込んでいる越路吹雪さんの「愛の賛歌」でしたが2曲目に出ました!河合奈保子さんの「ラブレター」。奈保子さんのCD復刻モノでライナーを手がけるなど奈保子さんシンパで知られるソワレさんですが、自身のライブで取り上げるときは「けんかをやめて」が定番だったので(=シャンソンライブの雰囲気から)、曲名を聞いたときはちょっと意外でした。で、アレンジはあっと驚くジャズテイスト。やってくれますねえソワレさん。そのほか渡辺真知子さんや大貫妙子さんの曲などを。幼少のころ渡辺さんが家に遊びに来ていたという話は初めて聞きました。
そうそうこの1部、50年代のコンサートの感じを出したくて司会を立てたということなのですが、その司会が店長のボボさんで、そのいい加減さに大爆笑。およそ50年代の雰囲気(例えば玉置宏さん)とは違ってました。
2部はオリジナルとシャンソンを中心に。後半はかなり飛ばして盛り上がりました!「隣の人に置いていかれないでね」というMCがまたソワレさんらしいです(奈保子ファンにはこのフレーズが何か分かる人も多いはず)。
私としては久しぶりにオリジナルの「恋のあと」が聴けたのが良かったな。以前「血管が切れる曲」なんて言われてたこともありましたが、その絶唱は相変わらず素晴らしいです。勿論、絶唱だけでなく抑えた歌唱も良いのですが。
アンコールには意外にもスパイダースの(今となってはムッシュかまやつさんのと言うべきか)「あの時君は若かった」。さらに新春シャンソンショウ(今年は行けなかった・・・)で定番の「誰にでも、あなただけの歌がある」は客席も一緒に歌って盛り上がりました。私、ソワレさんにマイクを向けられたのですが思いっきり歌詞間違えてしまった・・・すいません。
久々にソワレさんのライブを聴いて、やっぱり楽しいし歌唱は素晴らしいし、良いなあと思った次第です。最近はサラヴァ東京のプロデューサーとしての仕事が忙しいようですが、どんどん歌っていただきたいです。
そして、ソワレさんの奈保子さんへの思い入れも改めて感じたのでした。オリジナルとか訳詞の歌詞に、奈保子さんの作品へのオマージュも結構ありますし(^^)
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