防災の日のラジオ特番
あす9月1日は防災の日です。1923年の関東大震災に由来しますが、今年は3・11の東日本大震災の発災からおよそ半年とも重なります。毎年ラジオでは特別放送が組まれることが多い日ですが、今年は震災のフォローや教訓などを織り込んだものが放送されるようです。
全国放送の特別番組を2つ紹介しておきます。
■NHKラジオ第1
特集・防災の日2011 東日本大震災から学ぶべきものは
午前8時33分~午後0時55分
午前9時台~10時台は「関西発・いのちのラジオ」として関西民放6局のアナウンサーや濱田マリさんも出演。
■文化放送など全国38局同時放送
あの日から半年 3・11に学んだこと
午前11時~正午
岩手放送からの、被災地の現状リポートもあります。
平日昼間ですが、聞ける環境の方はぜひ。
さらに、民放ラジオは地域によりインターネットサイマル放送がradikoにより提供されていますが、NHKラジオも9月1日午前11時かららじる★らじるとして提供開始されます!平時の聴取手段の多様化として、特に難聴地域の方には朗報ですね。
さて、防災の日などに絡めたキャンペーンでは「いざという時はラジオ」「災害時はラジオ」というキャッチコピーが良く使われます。確かに、災害時に聴取者に寄り添い、安全と安心そしてやすらぎを届けてくれるのはラジオだと思います。しかし私は「いざという時もラジオ」「災害時もラジオ」であるべきだと思います。ふだんからラジオに親しんだ生活をしていないと、いざというときにラジオは聞けないものです。手元にラジオはありますか?通勤途中はどうですか?持ってるだけで使ってないラジオは故障してませんか?電池は消耗していませんか?
なおパソコンで聴くインターネットサイマル放送は停電したらアウト。スマートフォンの電池はどれだけ持ちますか?いずれにしろ通信系サービスはアクセスが集中したら繋がりません。放送電波を直接キャッチし乾電池で長時間動作する携帯ラジオが何としても必要です。震災後長く続いたラジオの店頭在庫払底は、世間の皆さんがラジオの重要性に気づかれた結果だと思いたいです。そして、下降の一途だったラジオの聴取率が震災以降、上向きに転じたということですが、誠に結構なことだと思います。
そうそう、東日本大震災ではツイッターやフェイスブックが役に立ったという話もよく聞かれましたが、デマもまた多く出回りました。関東大震災でデマが広まったことが日本でのラジオ放送開始を後押ししたことを踏まえれば、通信の進化がデマを広めるなんてなんとも皮肉な話です。「ラジオで正しい情報を」はきっとこれからも変わりません。
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