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2011年5月 5日 (木)

ラ・フォル・ジュルネ音楽祭2011閉幕

 2011年5月3日から始まったクラシックの祭典、東京のラ・フォル・ジュルネ音楽祭も、今夜閉幕となりました。
 終わってみると・・・やっぱり今年のラ・フォル・ジュルネは、おとなしめだったかなあ、なんて思います。まあ規模が縮小されましたからね、致し方ない部分はあるんですが。
 今日5月5日は、曇りで肌寒いこともあったのか、地上広場が「落ち着いた感じ」でした。賑わってないわけではないのですが、例年ならまず空きを見つけることができないテーブル席が、案外さくっと確保できたり。通路だって、例年なら人が渦を巻いているような状態が、今日は広く感じたりして。昨日は例年並みに賑わっていたと感じたのですが、それでも良く思い返してみると、例年は地上広場で椅子が確保できず、壁や柵に寄りかかって屋台村の料理をパクついているような方が鈴なりだったのに、今年はそういう光景はありませんでしたからねえ。

 ただ、音楽祭自体が盛り上がりに欠けたかというとそうは思いません。地上広場のキオスクでの演奏は黒山の人で盛り上がってましたし、今日の記者会見の速報値では有料公演のチケット販売率は97%だそうで、決して公演がガラガラだったというわけではないのです。規模(公演数)が縮小され、それに伴って人出は減ったけど、一つひとつの公演は盛り上がっていたと捉えるのが正しいと思います。近々に広報数値として周辺エリアを含めた人出とかチケット販売枚数など出ると思います。それらはたぶん過去最低の数字になるんだと思いますが、それをもって「ラ・フォル・ジュルネも落ち目になった」などと思わないでいただきたいと思います。今回は最大規模のホールAが使えませんでした。これだけで5000席×1日6回(例年)×3日間=9万席が減るわけですから。

 演奏も熱かったですよ。今回私が聴いた中では、5月4日のよみうりホール最終公演、ボリス・ベレゾフスキーさんのピアノが特にすごかった。難曲・リストの超絶技巧練習曲集とメフィスト・ワルツ第1番を1時間以上かけて大熱演。さらにアンコールでガーシュインのプレリュードをジャジーに演奏。小曽根真さんのように、とまでは言いませんがノリノリで弾くベレゾフスキーさんを初めて見てびっくり。さらにダブルアンコールでモートン・グールドの「ブギウギ・エチュード」。これがまた手拍子を打ちたくなるような(打ってませんが・・)演奏で場内大喝采。スタンディングオベーションも出ました。あのアンコールは、「みんなにもっと元気になってもらいたい」というベレゾフスキーさんの思いではなかったかと、勝手に想像しています。
 地上広場と地下展示ホールでの無料コンサートは、有料公演の出演者も登場するなど豪華でしたね。そんな中でアコーディオン3人組のモーショントリオが大暴れ(笑)。アコーディオンをパーカッションにしてしまうとは。。。あとツイッターでもかなり話題になっていた声楽アンサンブルのヴォーチェス8。ジャズっぽくスキャットしてたらいつのまに「トットロー、トットーロー」って(^^)しかもみなさんご一緒にって。。エンターテイナーだなあ。

 まあ例年とは違う部分も多々ありましたけど、とにかく開催されたことが嬉しかったです。そして、クラシックなのに気軽で楽しい!というラ・フォル・ジュルネの核心は変わりませんでした。出演者・関係者の尽力に感謝します。
 来年はロシア音楽をテーマにして開催するそうで・・・これはベレゾフスキーさん大暴れかな(笑)

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