がんばらんば
あす11日で東日本大震災から1ヶ月。もどかしい状況が続くなか、もう1ヶ月も経ったのかという気がします。衝撃の報道の洪水がなんだかついこの前のことのようで。
直接の被災地ではない東京近辺でも沈滞ムード、自粛ムードに覆われてしまってますが、そんな中、8日の深夜(9日未明)にNHK総合テレビジョンで「今夜も生でさだまさし-がんばらんば!日本」が放送されてました。簡素なセットの中で視聴者からの葉書を読みまくるという、往年の人気深夜ラジオ番組「さだまさしのセイ!ヤング」のテレビ版とも言うべき番組。もともと概ね月1回の不定期番組ですが、8日夜は元々の予定になく、「元気にしたい」と特に放送されたようで。
被災地からの葉書も多く、その内容からさださんのテンションもいつもとは違って、結果としては「元気出していこう」一色というわけではなかったけれど、それがまた「視聴者の葉書が作る番組」らしいところだった気がします。
そして、被災地からの声の中に「東京のみなさん元気になってください」「東京が元気だと安心できます」といったものもありました。いやはや、なんとも情けないなあと思う次第です。なんで被災してないところが被災地に励まさてしまうのでしょうね。。。
やっぱりね、被災地でもないのに落ち込んでちゃいけないですよ。支援する側が落ち込んでてどうする、ということです。被災地外ではできるだけいつもの生活を続け、経済を回していく。復興は長期戦です。大規模な財政出動も必要になっていく中、自粛ムードで経済を停滞させては税収面でマイナスになってしまうでしょう。
もちろん、東電、東北電の配電地区では電力不足問題がありますから、節電には最大限協力していく必要はあります。節電は経済の活性化と相反するような部分もあるのでしょうが、単に節電→即自粛ではなく、節電を工夫しながら経済を回していく知恵を出していくべきではと思います、、、精神論ではなく。そして前向きに行きたいですね。
※4月16日(土)16時5分より、50分の編集版がNHKラジオ第一で放送されるそうです。
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