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2011年3月27日 (日)

イシマルソフト本店の閉店

 大人向けのCDの品揃えの充実ぶりに定評のあった東京・秋葉原のイシマルソフト本店がついに今日、閉店してしまいました。石丸電気レコード館の流れを汲む音楽ソフト専門店の終焉は、ただただ残念でなりません。きのう、お店を覗いてきましたが、閉店セール(6割引)ということもあって予想以上にお客さんが多かったのが印象的でした。しかし残り在庫は少なく、節電のため間引きされた照明も相まって淋しさが募る最後でした。

 私にとって石丸電気とは、初めてレコードを買った店であり、河合奈保子さんの各種復刻音源のBOXセットを買ってきた店であり、「NAOKO PREMIUM」発売イベントのビデオコンサートを観た店であり。。。奈保子さんのBOXが出る度に強力にプッシュしてくれたのも本当にありがたかった。そもそも、私が奈保子さんのファンになったのも、レコード館で見かけたDVD-BOX「PURE MOMENTS」を衝動買いしたことがきっかけだったし。
 そのほかにも、いま持っている新品CDの殆どは石丸で買ってました。浮気をしたのは10枚あるかないか。。。ライブ会場で買った尾崎亜美さんや谷山浩子さんの新譜とかですが。。

 いまCDはネットショップで簡単に買える時代。リアルなショップで買う意味はあるの?なんて意見も耳に届きます。しかし、リアルショップがなくて良いとは私は思わない。
 確かに毎月多くの新譜が発売される中、品揃えが「店舗の大きさ」に縛られるリアルショップはネットショップにかなわない面はあります。お店に足を運んで、棚を探して、無ければ店員に聞いて、在庫が無ければ他店を回り・・・なんてことに比べたら、ネットショップは欲しいCDのタイトルやアーティスト名で検索してポチっとやって一丁上り。遙かに効率的です。でもね、ネットショップって結局それだけ。欲しいCDを決め打ちで買うには便利だけど「それ以外の商品が目に入るチャンスが無い」のです。リアルショップで棚を眺めていて、おっ!と思ったものを手にとって、気になったものを買ってみる。こうしたことが音楽文化には必要だと私は思っています。実際、もしネットショップだけの世の中だったら、私が奈保子さんのファンになることもなかったでしょうし。

 ソフト本店の閉店後もイシマル本店7FのCD売場は残るので、これからもCDは愛着のあるイシマルで買っていきたい気はあるのですが。。。1フロアにクラシックもジャズもDVDもブルーレイも全部詰め込まれており、邦楽CDコーナーはフロアの6分の1もない状態で、品揃えはイシマルソフト本店と比べるべくもなく。奈保子さんの在庫はベスト盤2枚、亜美さんもベスト盤3枚という状態でした。これでも他の家電量販店のCD売場に比べれば良いほうかもしれませんが。エディオンに吸収されてから、かつての石丸電気らしさがどんどん消えていくのは残念なことです。

 これで東京における大人向けの品揃えが期待できる大型専門店は、銀座の山野楽器本店、池袋の五番街といったところにゆだねられることになります。ぜひとも長く続いて欲しいところです。

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