« 16年 | トップページ | 新しいハコで聴く歌謡曲 »

2011年1月22日 (土)

新春シャンソンショウ2011

 1月20日の夜は東京・渋谷のライブハウスO-EASTへ。「新春シャンソンショウ2011」を観てきました。このライブイベントは昨年初めて観たのですが、2年続けて観ることができました。

 いやー、いろんな意味でパワーに圧倒されました。もう、一般の人が抱いているシャンソンのイメージなんかどっかへ吹っ飛んでしまうような。シャンソンが自由で楽しい音楽であるということを実証してみせたステージ、といってよいでしょう。
 昨年と比べると出演者が増えて内容もてんこ盛り。オープニングでまず梅垣義明さんが一発かまして会場大うけ。後半で登場したときもお客さんを散々いじり倒してやりたい放題だったのですが、一番会場が沸いたかも。でもね、歌はとてもしっかりしているんですよ。ヘンなことしないでまじめに歌えばいいのにとも思ったりしますが、そこは芸人、エンターテインメント性を重視しているということでしょうか。逆にいうとヘンなことしながら歌が崩れないのがすごい。
 続いてのNEROさんは戸川昌子さんの息子さん。私は昨年の「渋谷巴里祭」でいちど聴いてます。エロい歌をねっとりと歌ってましたが、本人いわくそういう方向を目指しているとのこと。
 昨年も出演した佐々木秀実さんは本公演のなかでは一番の正統派シャンソンを聴かせてくれましたが、実は出演者中最年少とのこと。梅垣さんが「初めて本物の『愛の賛歌』を聴いた」と言っていたのには笑いましたが、佐々木さんは仏語で歌ってたのですよね。
 一緒に登場したソワレさんは本公演のオーガナイザー。越路吹雪さんのステージ衣装を再現して登場してました。どちらかというと型破り系のソワレさんがこの公演では正統派に見えるから不思議です。いや実際しっかり聴かせていたのですが。佐々木さんとデュエットで歌った「ミロール」のハモりが素晴らしかったです。
 そして、ビッグママこと戸川昌子さんがスペシャルゲストで登場。この方が出てくると一瞬で戸川ワールドになります(笑)。梅垣さんほどではありませんが、戸川さんもお客さんをいじりながら歌うクチ。さすがの貫禄でした。
 櫻田宗久さんは初見ですが、きれいな高い声が印象的。緊張をほぐそうとしているのか盛んに手をぶらぶらさせてたのがかわいらしかったです。
 そしてトリは昨年に引き続きROLLYさん。エレキギターを鳴らしてシャンソンを歌う人もそういないでしょう。と、言いつつ必ずしもシャンソンではなく、シャンソン風の自分の歌も織り交ぜてましたが、そういう自由さがシャンソンらしいところです。シャンソン=歌ですから。そう、今年は小話無しでしたが、ふつうのMCでも充分面白いです(^^)

 なんかハチャメチャな演出も多くて大笑いした今年のステージでしたが、あくまで歌がしっかりしているからこそ。歌がグダグタでは笑いではなく失笑になってしまいますものね。こういうイベントが増えると、シャンソンだけじゃなく日本の音楽シーンはもっと豊かになるんじゃないかなあ。ということでシャンソンは敷居が高いと思っている方は、まずはこういうイベントから入っていくのは如何でしょうか。私だってシャンソニエはさすがに敷居が高いです(^^;

|

« 16年 | トップページ | 新しいハコで聴く歌謡曲 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7234/50655922

この記事へのトラックバック一覧です: 新春シャンソンショウ2011:

« 16年 | トップページ | 新しいハコで聴く歌謡曲 »