立山山麓音楽祭2010
8月21日は富山へ遠征、立山山麓音楽祭2010を観てきました。この音楽祭、「音楽の力で森づくり」という副題が付いており、音楽を通して環境意識を高めてもらおうという企画で今年が3回目だそうです。出演は、宇崎竜童With横田明紀男、尾崎亜美、白井貴子、中村あゆみ、カノンの5組(敬称略パンフレット掲載順)。
会場は富山地鉄立山駅近くの立山山麓スキー場らいちょうバレーエリア。早朝に富山に着いたので、早々に立山駅まで上がり、ついでにアルペンルート入口の立山ケーブルで美女平まで上ってみましたが、多少は涼しいかなという程度。シャトルバスで会場へ着いてみると、さっそく暑さが。。。ゴンドラ半額に誘われてゴンドラリフトで山頂へ上ってみると、ここは日陰なら涼しい(笑)。
会場から中継しているKNBラジオの「高原兄の5時間耐久ラジオ」を聞いたり、食事したりして11時半頃から客席となるゲレンデへ。すでにステージ前の前方は埋まっていたので少し端の方に陣取りました。
第1部のナイスミドル応援ライブは俗にいうおやじバンドのライブ。そういえば中国ブロック大会を観にいったことを思い出しました。
第2部の音楽祭は13時スタートですが、その前に森雅志・富山市長があいさつで登場!森市長といえば「コンパクトシティ」を提唱し、卓越した手腕で世界の都市交通の潮流になっているライトレールを日本で初めて誕生させた方で私も一目置いておりますが、直にお目にかかれるとは。
ライブは高原兄さんと白井貴子さんの2人の司会で進行。高原さんもミュージシャンなのになぜか歌わないんですよね(^^; この点、ご本人もネタにしてましたが、トークの合間にちょこちょこ歌ってました(笑)。
ライブのスタートは白井貴子さん。「CHANCE!」など4曲を披露しましたが、熱い歌唱ばかりかと思いきや最後の「森へ行こう!」は地元小学生のコーラス隊、そして会場客席と一緒に暖かな雰囲気で。第61回全国植樹祭のテーマ曲だそうです。
続いて登場はカノンさん。クラシカル・クロスオーバーというジャンルだそうですが、分かり易くいえば本田美奈子.さんのコロムビア所属期の活動ですね。ロックテイストな面々が集まるなか異色の顔で「涼しい風を吹かせたい」とトークしてました。オリジナル「明日への鼓動」など4曲を披露しましたが、高く伸びやかな声は素晴らしいですね。
続いては中村あゆみさん。おなじみ「翼の折れたエンジェル」など5曲を披露しましたが、ロックでガンガン押しまくるかと思ったら新作「VOICE3」からの選曲もあってフォークと半々といったところ。しかし、途中でタオルを振れだのジャンプしろだの煽る煽る(笑)。私はタオル持ってなかったのでうちわを振りましたが(^^; そして最後にはステージから降りて客席に入って練り歩き。大いに盛り上げていきました。
続いて、我らが尾崎亜美さん。ベースの小原礼さんも一緒です。しかし機材のトラブルが多くてちょっと大変でしたね。初っ端、シンセのプログラムがめちゃめちゃになってるということで出したい音が出ず、司会の高原さんと白井さんが急遽出てきてトークで繋ぐ間に復旧作業。これで演奏に入ると、「モニター出してください」と歌ってる最中に指示(笑)。さらには「モニターにリバーブ掛かってるので弱くしてください」ですって。ついでに言えば、PAのほうも1曲目はリバーブ掛かりすぎでした。
ま、そんなこんなはありましたが、ユルい進行はお手の物ですから(笑)、そんなことはものともせずいつもの暖かい雰囲気で進行していきます。1曲目は挨拶代わりの「マイ・ピュア・レディ」。続いての「シーソー」の前には、恒例のアンケートコーナー。「ぎっこんばったん」VS「ぎったんばっこん」の結果は「ぎったんばっこん」の圧勝でした。続いて「誰も知らない曲だけどどうしても歌いたかった」と前置きして「BENGAL BABOO BABE」。残念!私知ってますから(笑)。でもまさかここで来るとは思わず、「そうきたか!」と声に出してしまいました。やっぱりこう、共演がロックテイストですからねえ、やりたかったんだと思います。米子→歌登→名寄と回を重ねてきた成果か、ばっちり決まってました。続いてお馴染み「天使のウィンク」。私もいつものスタイルで応援させてもらいました。回りは明らかに中村あゆみさんのファンが多かったですからね、負けてられません!最後は亜美さん1人で定番「オリビアを聴きながら」。「杏里に~」と前置きしただけでどっと拍手が来るのはさすがです。
このあと、次のセッティングが出来るまで割と時間が掛かり、司会と絡んでのトークが増量に(笑)。来年の満35周年に向けてアルバム制作中ということで楽しみです。
トリは宇崎竜童さん。ギターの横田明紀男さんと共に「サクセス」など3曲と、横田さんのソロ演奏を。中高年向けに作ったという2曲目「生きているうちが花なんだぜ」は客席も歌うように呼びかけてちょこっと練習してからスタートしたのですが、声が小さいもんだから「お前らちゃんと歌え!」ですと(笑)。いやあすいません・・・初めて聴く歌をそう簡単には歌えませんって(^^; まあ知らない歌をその場で客に歌わせるというのは谷山浩子さんも得意ですが(袋井市歌とか・笑)、あれは事前の練習に充分時間を掛けますので何とかなるのです。。。
最後は出演者総出で「イマジン」を。終演は予定通り16時でした。
とまあライブの模様を綴りましたが、とにもかくにも暑かった。熱いという字の方が適切かもしれません。出演の方々も暑かったと思いますが、客席のほうは日よけになるようなものがない炎天下に場所取りまで含めると4~5時間いたわけですから、正直なところ、これは苦行かと思うほど大変でした。こんなに雲が恋しいと思った野外ライブは初めてです。亜美さんが晴れ女なのは嬉しいのですが、今度は雲も連れてきてね(微笑)
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コメント
レポートありがとう。
夏の音楽祭・・・
来年は何処かのイベントに
いきたい!
投稿: は | 2010年9月 4日 (土) 21:07
■は さん
いらっしゃいませ。
夏の音楽祭、野外は雰囲気が良いですよね。暑すぎなければ(^^;
機会があればぞうぞ。
投稿: MARU | 2010年9月 5日 (日) 09:39